欠落した少年少女

Setu

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第1話

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感情…それは人や動物が生きていく中で重要な事。主に喜び、怒り、哀しみ、楽しみの喜怒哀楽がある。
少女は感情を知らない…いや無くしてしまったのだ…全てを失った衝撃で…



「………ここが”あの子”がいる孤児院か…」
男は赤い髪に、白の髪留め紫色の鮮やかな目をしている。髪は少し結んである。しかし、片目は隠している。何かの執念のように…
「こんにちは~」
建物の中に入り声をかける。
「はいはい。どなたさんで…?」
「マスターの…」
「おお!君が」
中に入ると70代位の男がいた。足を悪くしているのだろう杖を使いこちらにゆっくりと歩いてくる。
「こっちに来なさい。」
そう言われ男の指示どうりに後ろについて行く。
「セツ。セツ!来なさい。」
そう言われて来たのは白い肌に白い髪。そして綺麗な目をしているショートの少女だ。
「この子がセツだ。セツ、以前話したコウだ。」
「初めまして。コウって言います。」
「…セツ…よろしく。」
少女は…セツは黙ったまま、下を向いた。
目には輝きが灯っていない。感情が無いのは本当の事だった。
「それじゃあおじいさん…」
「ああ…セツを頼む。」
白いワンピース姿の彼女を引き取り孤児院を後にする2人。
「なぁ…ひとつ聞いて良いか?」
「どうぞ」
「お前…服それしかねぇのか?」
「はい。」
感情がない。無機質に答える感じだ。
「一緒に服買うぞ。」
「え…」
そう言いグイッとセツの腕を引っ張るコウ。着いたのは孤児院の近くにある町の服屋だった。
「こんにちはー」
コウがそう言うと奥から可愛らしい女性が出てきた。身長が150あるか無いかで紫色の髪と目をしている。
「あっコウさんお久~」
「相変わらずか?シュウ」
「うわっめっちゃ大人っぽい子ねぇねぇ君何歳?」
そう言ってセツに詰め寄るシュウ。
「え…15…歳」
「Σ(*oωo艸;)エェ!?僕より一回り年下なの?!」
ベシッ
「イッターイ何すんのさ!!٩(๑•̀ ₃ •́ )۶プンスコ」
頭をしばくコウ。
「黙れ。変態ロリコン野郎。」
コウは続けて
「年中女装野郎がうるせぇよ!」
少し声を荒らげるコウ。
「コウ…」
突然にセツがコウに話かける。
「何だ?」
「女装とは何ですか?」
「「は?」」
突然の事に戸惑いを見せない2人。
「えーとなぁ…シュウは男なんだよ。男が女の格好してるって事さ。」
そうシュウは男であり、しかも年齢も27と大人なのだ。
「確かに…浮かれてますし…少し距離を取りたいと体が動いてしまいます。コウ…これはなんと言う感情何ですか?」
コウを見つめて言うセツ。
「えっと…引くって事だと思うぞ。あっ!あとシュウ今からコイツに服を作ってくれねぇか?」
「ええー!今から?めんどいよ~😩💨」
「ア゙ア゙ン?(💢'ω')」
「ナンデモナイデス。」
(謎だ…今謎に口角が上がりそうだった…これは…)








どういう…感情なんだろう…
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