そんなアイツが死んだ

ごーや

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7日目

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俺の弁当をつつくくせに料理は人一倍美味かった「アイツ」
特に玉子料理に絶対的な自信を持ってた「アイツ」
そんなアイツが死んだ
一度だけ俺はアイツに「弁当を作ってきてくれ」と頼んだ。
アイツは照れくさそうに「また今度ね」と言った。
その今度は永遠に来ない
俺はまだアイツが死んだことを受け止め切れていない
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