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8話♥作戦実行
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「はぁ…はぁ…すみません!!」
私は夜中の12時の約束に思いっきり寝坊して走ってきた。
「よかったわ、途中で奴らに襲われたかと思ってたの」
私は必死にごめんなさいと謝った、めいなさんとさゆりさんは笑って許してくれたが、途端に真剣な表情で魔法のステッキをポケットから取り出した。
「あいつのLINEを乗っ取って友達とこの人目につかない公園で待ち合わせしてる」
さゆりさんは再びスマホを見て奴と会話していた。
「ありがたいですわ、ところで今は何の会話をしてらっしゃるの?」
さゆりさんのスマホを覗くとどうやら日常会話をしているようだった。
「あの…さゆりさん…その人のお友達さんって誰なんですか?」
さゆりさんは笑顔でこたえた
「んー?適当だよ」
そのお友達のアイコンに何か心当たりがあるような気がした。
「あなた…本当に大丈夫ですの?」
うん、とさゆりさんは笑顔でうなづいた。
「もうすぐ、か。」
屋根の上に二人の少女がいる。一人は落ち着いた顔で、片方は屋根の上から何かを確認していた。
「まさかあたしらがあいつらの作戦を全て知り尽くしてるとは思いもしないだろうな。」
少女は笑った。
「うふふふふ、そうだね楽しみだなぁ!」
なのかはポケットからカラコンを出して装着した。ロング髪の少女も四葉のクローバーの指輪をはめた。
「いくぞッ!!」
なのかは勢いよく屋根の上を走り出してターゲットの元へ行った。
「待ってろよ…片桐花見っ!!私が…私がこの手で殺してみせる!!」
「あの…ここで待ち合わせって事はここに直接彼女が来るんですか…?」
ドキドキしていた、緊張と不安と焦りが一気に私を襲った。
「大丈夫、はなみちゃんは私が守るわ」
そう言ってさゆりさんはネックレスを付けた。
「えぇ。私もできる限り援護していきますわ」
めいなさんも腕輪をはめた。
「はいっ!」
私もステッキを握り締めた。
「あれ?いないなぁ。」
めいなさんは目を見開いた。
「あいつよ…あいつが私の母親を植物状態にした…あいつがッ!!」
さゆりさんはめいなさんの口を抑えた。
「おいっ!あんまり感情的になるな。人は我を忘れた時が1番弱くなる、戦う所ではなくなる。」
めいなさんは静まり返った。
「そうね…。ごめんなさい、、」
さゆりさんは気を取り直して前を見た。
「みーつけたあ♥」
目の前にはロング髪の少女がいた。
「みんな逃げてっ!!」
さゆりさんの声で皆逃げる、私も逃げた。
「びゅーんっ!」
ロング髪の女は隠し持っていた果物ナイフを3つ3方向、私とめいなさんとさゆりさんに投げてきた。
さゆりさんはすぐにしゃがんで避けた、めいなさんは横に走った、目の下に軽いかすり傷ができてしまっている。
運動神経の悪い私は手で庇ってしまった。
「いっ!あああああぁぁ!!」
ロング髪の女はニヤリと笑い、私に近付いてきた。
「ブロックッ!!」
さゆりさんの攻撃はさらっと回避されてしまった。
「フラワーフィニッシュ!!」
めいなさんはかたい花びらを女に向けて打った。
「よっと…」
華麗なバク転で花びらすべてをかわした。私は何もできないまま、ただ床にくるまっている。私は何もできないまま…
「笠部 弥生(かさべ やよい)…ぶっ殺してやるッ!!」
めいなさんに名前を言われた途端にロング髪の少女はビックリしたが、めいなさんを睨みつけた。
「なぜ…私の名前を…その名前二度と口にするな…。死ねっ!デスクローバー!!」
女は指輪をめいなさんに向けた。
「めいな避けて!!」
さゆりさんの声に急いで避ける。めいなさんは助かった。
「抜け…ない…!!いたっ!!」
うずくまってる私に女は目をつけた。
「うふふっ子猫ちゃんみっけえ~」
私はナイフが刺さっている方の手を捕まれ、四葉のクローバーの指輪で抑えられてしまった。
「はなみちゃんっ!!」
さゆりさんは急いで私の方へ向かってきたが、女はニヤリと微笑んだ。
「動かないでね?そこから1歩でも動いたらこの子、永遠の悪夢にうなされるかも…♥」
さゆりさんは悔しながらも1歩でた右足を戻した。
(「マジカルハートッ!!」)
ふと私は思い出した。そうだ…私はあの魔法少女を目指すために魔法少女になったんだ…。私のせいでめいなさんもさゆりさんも足止めをくらっている。
大事な大事な友達が今自分のせいで、命の危機にさらわれている…。こうなるはずじゃ…私は…私は…
「皆を救うためにっ!ここにいるんだッ!」
私は女につかまれてるナイフが刺さった手を思いっきり振り払った。
(痛いけど…いたいけど…耐えるんだ…!)
私は歯を食いしばって自分に刺さってるナイフを抜いた。
「なにをっ!?」
女が油断したその時にそのナイフを刺そうと…
「うぅっ!!」
女に刺さったところをつかまれて、動けそうにない。
「油断してると思った?残念ね。…それにしても遅いわ…何してるんだろ…え」
気が付くと女の足は固められていた。
「足が…?動かない…嘘でしょ…?」
女が前を見るとそこには腕を構えためいなさんがいた。
「フラワーフィニッシュっ!!」
無限の花びらカッターがいっせいに女を襲った。
「ああぁ!!がはぁッ!!」
女はありとあらゆる場所を刺されて、倒れた。
「そっ…んな…あぁ…」
めいなさんは血だらけになった女の場所へ行った。
「もう一度言うわ、あなたの名前は笠部弥生ね?」
やよいというらしい女は睨みつけながらもうなづいた。
「なぜ…なぜわたくしのお母様を植物状態にッ!!」
めいなさんは声を荒らげる中、私とさゆりさんは黙って見ていた。
「羨ましかったんだ…。お前らみたいに…家族全員で幸せな奴が…」
やよいさんはゆっくり口を開いた。
私は夜中の12時の約束に思いっきり寝坊して走ってきた。
「よかったわ、途中で奴らに襲われたかと思ってたの」
私は必死にごめんなさいと謝った、めいなさんとさゆりさんは笑って許してくれたが、途端に真剣な表情で魔法のステッキをポケットから取り出した。
「あいつのLINEを乗っ取って友達とこの人目につかない公園で待ち合わせしてる」
さゆりさんは再びスマホを見て奴と会話していた。
「ありがたいですわ、ところで今は何の会話をしてらっしゃるの?」
さゆりさんのスマホを覗くとどうやら日常会話をしているようだった。
「あの…さゆりさん…その人のお友達さんって誰なんですか?」
さゆりさんは笑顔でこたえた
「んー?適当だよ」
そのお友達のアイコンに何か心当たりがあるような気がした。
「あなた…本当に大丈夫ですの?」
うん、とさゆりさんは笑顔でうなづいた。
「もうすぐ、か。」
屋根の上に二人の少女がいる。一人は落ち着いた顔で、片方は屋根の上から何かを確認していた。
「まさかあたしらがあいつらの作戦を全て知り尽くしてるとは思いもしないだろうな。」
少女は笑った。
「うふふふふ、そうだね楽しみだなぁ!」
なのかはポケットからカラコンを出して装着した。ロング髪の少女も四葉のクローバーの指輪をはめた。
「いくぞッ!!」
なのかは勢いよく屋根の上を走り出してターゲットの元へ行った。
「待ってろよ…片桐花見っ!!私が…私がこの手で殺してみせる!!」
「あの…ここで待ち合わせって事はここに直接彼女が来るんですか…?」
ドキドキしていた、緊張と不安と焦りが一気に私を襲った。
「大丈夫、はなみちゃんは私が守るわ」
そう言ってさゆりさんはネックレスを付けた。
「えぇ。私もできる限り援護していきますわ」
めいなさんも腕輪をはめた。
「はいっ!」
私もステッキを握り締めた。
「あれ?いないなぁ。」
めいなさんは目を見開いた。
「あいつよ…あいつが私の母親を植物状態にした…あいつがッ!!」
さゆりさんはめいなさんの口を抑えた。
「おいっ!あんまり感情的になるな。人は我を忘れた時が1番弱くなる、戦う所ではなくなる。」
めいなさんは静まり返った。
「そうね…。ごめんなさい、、」
さゆりさんは気を取り直して前を見た。
「みーつけたあ♥」
目の前にはロング髪の少女がいた。
「みんな逃げてっ!!」
さゆりさんの声で皆逃げる、私も逃げた。
「びゅーんっ!」
ロング髪の女は隠し持っていた果物ナイフを3つ3方向、私とめいなさんとさゆりさんに投げてきた。
さゆりさんはすぐにしゃがんで避けた、めいなさんは横に走った、目の下に軽いかすり傷ができてしまっている。
運動神経の悪い私は手で庇ってしまった。
「いっ!あああああぁぁ!!」
ロング髪の女はニヤリと笑い、私に近付いてきた。
「ブロックッ!!」
さゆりさんの攻撃はさらっと回避されてしまった。
「フラワーフィニッシュ!!」
めいなさんはかたい花びらを女に向けて打った。
「よっと…」
華麗なバク転で花びらすべてをかわした。私は何もできないまま、ただ床にくるまっている。私は何もできないまま…
「笠部 弥生(かさべ やよい)…ぶっ殺してやるッ!!」
めいなさんに名前を言われた途端にロング髪の少女はビックリしたが、めいなさんを睨みつけた。
「なぜ…私の名前を…その名前二度と口にするな…。死ねっ!デスクローバー!!」
女は指輪をめいなさんに向けた。
「めいな避けて!!」
さゆりさんの声に急いで避ける。めいなさんは助かった。
「抜け…ない…!!いたっ!!」
うずくまってる私に女は目をつけた。
「うふふっ子猫ちゃんみっけえ~」
私はナイフが刺さっている方の手を捕まれ、四葉のクローバーの指輪で抑えられてしまった。
「はなみちゃんっ!!」
さゆりさんは急いで私の方へ向かってきたが、女はニヤリと微笑んだ。
「動かないでね?そこから1歩でも動いたらこの子、永遠の悪夢にうなされるかも…♥」
さゆりさんは悔しながらも1歩でた右足を戻した。
(「マジカルハートッ!!」)
ふと私は思い出した。そうだ…私はあの魔法少女を目指すために魔法少女になったんだ…。私のせいでめいなさんもさゆりさんも足止めをくらっている。
大事な大事な友達が今自分のせいで、命の危機にさらわれている…。こうなるはずじゃ…私は…私は…
「皆を救うためにっ!ここにいるんだッ!」
私は女につかまれてるナイフが刺さった手を思いっきり振り払った。
(痛いけど…いたいけど…耐えるんだ…!)
私は歯を食いしばって自分に刺さってるナイフを抜いた。
「なにをっ!?」
女が油断したその時にそのナイフを刺そうと…
「うぅっ!!」
女に刺さったところをつかまれて、動けそうにない。
「油断してると思った?残念ね。…それにしても遅いわ…何してるんだろ…え」
気が付くと女の足は固められていた。
「足が…?動かない…嘘でしょ…?」
女が前を見るとそこには腕を構えためいなさんがいた。
「フラワーフィニッシュっ!!」
無限の花びらカッターがいっせいに女を襲った。
「ああぁ!!がはぁッ!!」
女はありとあらゆる場所を刺されて、倒れた。
「そっ…んな…あぁ…」
めいなさんは血だらけになった女の場所へ行った。
「もう一度言うわ、あなたの名前は笠部弥生ね?」
やよいというらしい女は睨みつけながらもうなづいた。
「なぜ…なぜわたくしのお母様を植物状態にッ!!」
めいなさんは声を荒らげる中、私とさゆりさんは黙って見ていた。
「羨ましかったんだ…。お前らみたいに…家族全員で幸せな奴が…」
やよいさんはゆっくり口を開いた。
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