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「なあ、黒坂」
「なんだい?」
俺は黒坂に聞きたいことがあった。それは
「お前は優香と付き合った。・・・・・・女体化したな、でも、その姿で過ごすとして親からしたら都合が悪いとかそう言うのは言われなかったのか?」
言おうとしたことが忘れたので他の質問に変えた。なんだっけ?忘れやすいんだよな俺
「別に何も言われてないさ。女体化して好きな人と付き合えるよって伝えたら応援してくれたからね」
「そうか・・・だってさ、優香」
「俺に言うなよ・・・」
少し顔が赤い。やれやれ・・・
「俺からも質問するぜーいや、頼み事があるんだがいいか?」
頼み事?何か黒坂に頼み事でもあるのか純也の奴
「なんだい?君からは質問ではなく、頼み事なんてらしくないね。斎藤」
「佐藤だよ!黒坂!っで頼み事というのは優香の勉強についてだ」
「!」
ビクッと反応して俺の後ろに隠れる優香。なんで隠れるんねん。必要もないことだが確かに重要な話だ。必要ないではないレベルまで来ているから無理もないが黒坂は成績優秀な人だ。恋人関係になったんだし、伝えてもいいだろう。グッジョブ純也
「勉強かい?」
「ああ、こいつ赤点それなりにとっているからさ。成績優秀なお前なら優香に勉強を教えることくらいできるんじゃねえか?こいつ勉強せずにゲームばかりでテストを挑んでいるからこのままでは留年も夢じゃねえんだよ」
「・・・・・・なるほどね。確かにそれは嫌だね」
黒坂は考えていた。そりゃ、彼氏が勉強全然できずに留年となれば不味いよな
「分かった。特別の勉強会を優香に勉強を教える。2人きりでやるから参加しないでね」
「・・・・・・ヤるのか?」
「ふっどうなんだろうね。」
「・・・・・・」
これやるやつだ。優香の純潔は黒坂に奪われることになってしまった。さてさてさ~て、結婚式はいつになるやら~
「よかったな優香」
「よくねえよ!堂々と宣言しているようなもんだろ!いくらなんでもいきなりは駄目だろ!八雲!体を大事にしろよ!」
「!私の体を大事にしてくれるんだね・・・嬉しいよ!優香、やはり君は私の妻になるべきだ。来い!かも~ん!!」
「やっぱりそうなるよな」
「なんでやん!!!」
ツッコミ役優香はツッコミをする。堂々と妻宣言をするのは流石黒坂だ
「なんで納得しているんだよ悠太!」
「言ったじゃん。お前が彼氏連れてきたは驚かないんだろうな~って感じに言っただろ?それに黒坂はお前を妻にする人間だとは分かっていた。なんかおかしいと周りの人からしたらそう思うが事情を知っている俺達からしたらそんなもんだろ?って思うじゃん」
「なんでだよ~!お前は俺の妻だろ!」
マジか!
「すげ~!堂々と妻宣言したぞこいつ!」
純也がびっくり顔で言う。俺も同じく、まさか優香が妻をする宣言を言うとは思わなかった。黒坂は顔を赤くしてもじもじしていた。流石に堂々と宣言するとは思わなかったんだろう。周りに人がいるのか見るといない。まだ、校舎内だからな
「・・・うん!優香の妻になります」
と婚約指輪が入った箱を出した黒坂
「マジですか・・・」
「そういや、こいつ婚約指輪を持っていたな」
「なんで持ってんだよお前」
それぞれ反応する。やはり持っていたか婚約指輪を。過去に告白するときに婚約指輪を出していた、今も持っていないわけじゃないだろう。確実に告白を成功するためにいろんな手段を試していた黒坂のことだ。やってもおかしくない
「・・・うん」
こうして2人は婚約指輪をつけた。そんな2人を見て純也は
「・・・学生婚でもするのか?」
「・・・・・・あり得そう」
高校生って結婚できたっけ?スマホで調べよ。あっ18歳ならできるから高校生もできるのかふ~ん、知らんかったわ
「結婚式の時は呼べよ友人代表として挨拶してやるからよ!」
「気が早い!」
「いや、現実に近づいている。私達の愛はこの世界のーいや、神があるのならば運命による操作をされているならば結婚すると言うことはなんも珍しくないことなんだよ」
「かっこつけていふな~黒坂」
運命操作で結婚はありそうだな。神という存在はあるだろう。過去の人間が神として崇められているとしたら神というのは過去の人間を神として崇められていたというものもある。全てがそういうわけではないのは俺だって分かっていることだ
神によって操作されているのなら、彼が彼女となり、2人が幸せに暮らすために手助けをしたんだろう。それがどうあれ
「優香は責任取って黒坂を幸せにできるのか?」
「ん?幸せにするかなんて分からないさ。今の俺じゃ、できないことがあまりにも多いから。でもよ、ここまで覚悟を持って俺のことを好きだって言っているんだ。やってやる、命を持ってな」
ヤダかっこいいわ~こんな子になるとは思わなかったけど良かった良かった
「んじゃ、優香は黒坂を家に連れて行きな」
「え?」
「婚約したのならば親に紹介する必要がある。」
「え?」
「私の両親との紹介もするからね」
「え?」
「頑張れよ優香」
「俺達が関わることはこれ以上のことはあるだろうが今はお前に任せる」
「・・・はあ~・・・分かったさ」
こうして2人と別れて俺達2人は家に向かって歩き始めた。いつも以上に疲れた今日だったが親友が婚約したのならば祝福するのが親友の役目ってやつだ
「お前も覚悟を決めろよ。悠太」
「はあ?なんで俺」
突然なんだよ
「なんだい?」
俺は黒坂に聞きたいことがあった。それは
「お前は優香と付き合った。・・・・・・女体化したな、でも、その姿で過ごすとして親からしたら都合が悪いとかそう言うのは言われなかったのか?」
言おうとしたことが忘れたので他の質問に変えた。なんだっけ?忘れやすいんだよな俺
「別に何も言われてないさ。女体化して好きな人と付き合えるよって伝えたら応援してくれたからね」
「そうか・・・だってさ、優香」
「俺に言うなよ・・・」
少し顔が赤い。やれやれ・・・
「俺からも質問するぜーいや、頼み事があるんだがいいか?」
頼み事?何か黒坂に頼み事でもあるのか純也の奴
「なんだい?君からは質問ではなく、頼み事なんてらしくないね。斎藤」
「佐藤だよ!黒坂!っで頼み事というのは優香の勉強についてだ」
「!」
ビクッと反応して俺の後ろに隠れる優香。なんで隠れるんねん。必要もないことだが確かに重要な話だ。必要ないではないレベルまで来ているから無理もないが黒坂は成績優秀な人だ。恋人関係になったんだし、伝えてもいいだろう。グッジョブ純也
「勉強かい?」
「ああ、こいつ赤点それなりにとっているからさ。成績優秀なお前なら優香に勉強を教えることくらいできるんじゃねえか?こいつ勉強せずにゲームばかりでテストを挑んでいるからこのままでは留年も夢じゃねえんだよ」
「・・・・・・なるほどね。確かにそれは嫌だね」
黒坂は考えていた。そりゃ、彼氏が勉強全然できずに留年となれば不味いよな
「分かった。特別の勉強会を優香に勉強を教える。2人きりでやるから参加しないでね」
「・・・・・・ヤるのか?」
「ふっどうなんだろうね。」
「・・・・・・」
これやるやつだ。優香の純潔は黒坂に奪われることになってしまった。さてさてさ~て、結婚式はいつになるやら~
「よかったな優香」
「よくねえよ!堂々と宣言しているようなもんだろ!いくらなんでもいきなりは駄目だろ!八雲!体を大事にしろよ!」
「!私の体を大事にしてくれるんだね・・・嬉しいよ!優香、やはり君は私の妻になるべきだ。来い!かも~ん!!」
「やっぱりそうなるよな」
「なんでやん!!!」
ツッコミ役優香はツッコミをする。堂々と妻宣言をするのは流石黒坂だ
「なんで納得しているんだよ悠太!」
「言ったじゃん。お前が彼氏連れてきたは驚かないんだろうな~って感じに言っただろ?それに黒坂はお前を妻にする人間だとは分かっていた。なんかおかしいと周りの人からしたらそう思うが事情を知っている俺達からしたらそんなもんだろ?って思うじゃん」
「なんでだよ~!お前は俺の妻だろ!」
マジか!
「すげ~!堂々と妻宣言したぞこいつ!」
純也がびっくり顔で言う。俺も同じく、まさか優香が妻をする宣言を言うとは思わなかった。黒坂は顔を赤くしてもじもじしていた。流石に堂々と宣言するとは思わなかったんだろう。周りに人がいるのか見るといない。まだ、校舎内だからな
「・・・うん!優香の妻になります」
と婚約指輪が入った箱を出した黒坂
「マジですか・・・」
「そういや、こいつ婚約指輪を持っていたな」
「なんで持ってんだよお前」
それぞれ反応する。やはり持っていたか婚約指輪を。過去に告白するときに婚約指輪を出していた、今も持っていないわけじゃないだろう。確実に告白を成功するためにいろんな手段を試していた黒坂のことだ。やってもおかしくない
「・・・うん」
こうして2人は婚約指輪をつけた。そんな2人を見て純也は
「・・・学生婚でもするのか?」
「・・・・・・あり得そう」
高校生って結婚できたっけ?スマホで調べよ。あっ18歳ならできるから高校生もできるのかふ~ん、知らんかったわ
「結婚式の時は呼べよ友人代表として挨拶してやるからよ!」
「気が早い!」
「いや、現実に近づいている。私達の愛はこの世界のーいや、神があるのならば運命による操作をされているならば結婚すると言うことはなんも珍しくないことなんだよ」
「かっこつけていふな~黒坂」
運命操作で結婚はありそうだな。神という存在はあるだろう。過去の人間が神として崇められているとしたら神というのは過去の人間を神として崇められていたというものもある。全てがそういうわけではないのは俺だって分かっていることだ
神によって操作されているのなら、彼が彼女となり、2人が幸せに暮らすために手助けをしたんだろう。それがどうあれ
「優香は責任取って黒坂を幸せにできるのか?」
「ん?幸せにするかなんて分からないさ。今の俺じゃ、できないことがあまりにも多いから。でもよ、ここまで覚悟を持って俺のことを好きだって言っているんだ。やってやる、命を持ってな」
ヤダかっこいいわ~こんな子になるとは思わなかったけど良かった良かった
「んじゃ、優香は黒坂を家に連れて行きな」
「え?」
「婚約したのならば親に紹介する必要がある。」
「え?」
「私の両親との紹介もするからね」
「え?」
「頑張れよ優香」
「俺達が関わることはこれ以上のことはあるだろうが今はお前に任せる」
「・・・はあ~・・・分かったさ」
こうして2人と別れて俺達2人は家に向かって歩き始めた。いつも以上に疲れた今日だったが親友が婚約したのならば祝福するのが親友の役目ってやつだ
「お前も覚悟を決めろよ。悠太」
「はあ?なんで俺」
突然なんだよ
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