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―公爵領下でお手伝い―
276話 降り立つ者
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「「「「ぁ…?」」」」
あまりの出来事に言葉を失う盗賊達。その隙にナイフが精霊に奪い取られていたが、それに気づく者は誰もいなかった。
「障壁ごと…だと…!?」
唯一、盗賊魔術士のみが事態の深刻さに脂汗を流す。天井が剥がれたと同時に、屋根付近を取り囲んでいた障壁も引きちぎられたのに気づいたのだ。
これはマズい、と彼が杖を構え直した瞬間だった。
ドドドドド!
空から矢のように降り注いできたのは無数の氷柱。それは盗賊魔術士の杖を弾き落し、足の甲を串刺しにした。それだけではない。シベル達の足元にも勢いよく突き刺さり、毒蛇達をたちどころに屠り去っていった。
そしてそれとほぼ同時に―。
スタンッ!
捕まるさくら達と盗賊魔術士の間に降り立つ一人の影。白いローブをはためかせ現れたその男性は、自らの手を二本、そして背にいる童女の手二本から何かを撃ちだした。
ドンドンドンドンッ!
ほぼ同時に、まるで銃声のような音が4つ響き渡る。
「「「「がっ…!?」」」」
撃ちだされたのは魔術弾。それらは盗賊達の額を強かに叩き、彼らはさくら達から手を離してしまった。
その隙は見逃されない。盗賊達からひったくるように、さくらの身体を男性の手が、メストの身体を童女の手が包み引っ張る。
そしてそのまま、さくら達は小屋の別の角へとふわりと降ろされる。男性が着ていたローブをバサッとかけられ、近場に杖が突き立てられた。
「少しだけ待ってて」
ローブから漂う人の香り、杖から発生する障壁、そして聞き馴染んだ優しい声。間違いない、男性の正体は…!
「リュウザキ先生…!」
「竜崎さん…!」
「くっ…!誰だてめえ…!」
痛む額を押さえ、乱入者の正体を確かめようと顔を上げる盗賊。しかし―。
ガシッ
「痛ぁっ…!?」
顔面をアイアンクローで掴まれ、悶える盗賊。そのまま彼は壁へと叩きつけられる。そして…。
バギャァッ!
竜崎の蹴り一発。壁を叩き壊し、外に吹き飛んでいった。立ち上がる暇もなく、彼は待機していた土の上位精霊ノウムよりに押し潰された。
「ひっ…!お前は…!?」
「リュウザ…ゴボッ…!?」
他の盗賊2人もそこでようやく乱入者の正体に気づいた。が、時すでに遅し。口から入った精霊達が強制的に水を流し込み、溺れさせる。藻掻いているところを竜崎とニアロンそれぞれに掴まれ、近くの棚へとぶん投げられた。ぶつかった衝撃で粉々に砕けた棚と共に、盗賊達の意識も霧散した。
「へ、蛇よ…!」
と、落とした杖を拾い上げた盗賊魔術士が詠唱。先程の毒蛇を竜崎へと投げつける。しかし―。
パァンッ
ニアロンの拳一閃。蛇は破裂し消滅。唖然とする盗賊魔術士の元に竜崎は一足飛びで肉薄し…。
ドッ
「ごほっ…!?」
腹部に蹴り一発。怯んだ隙に杖を奪い取ると、それで魔術士の腕を勢いよく殴りつけた。ベキッと鈍い音が響き、杖は折れる。魔術士も声にならない悲鳴をあげた。どうやら骨が折れたらしい。
…いや、魔術士の声が出ないのは恐怖からではない。体内に侵入した火精霊が喉を焼いていたのだ。足を止められ、杖を折られ、腕も折られた。もはや何一つ魔術は使えない。彼はそのまま、竜崎の手によって床板を割るほどの勢いで叩きつけられ気を失うこととなった。
「ひ…ひぃっ…!!」
1人だけ残った盗賊がいる。彼は先程竜崎が開けた穴から這う這うの体で逃げ出した。が…
「フロウズ」
竜崎が誰かの名を呼ぶと、現れたのは巨大な氷の結晶が幾つも組み合わさったかのような形の氷の上位精霊。逃げ出した盗賊の前に立ちふさがると、何かを浴びせかけた。
パキパキパキ…!
「ひっ…いや…だ…助けてく…れ…」
一瞬にして盗賊は氷漬け。さくら達を襲った5人の盗賊は、ものの一分かからず全員が無力化されてしまった。
「ひゅっ…」
さくらは細く息を吸う。凍っていく盗賊を一瞥する竜崎の目、それは下卑た者に対して一切の慈悲を持たぬ、凍て刺すかのような冷徹な視線だった。
普段魔物退治をする時、竜崎は慈悲を湛えた目をしている。さくらはそう思っていた。命を奪うことに対する謝罪、それが感じられたのだ。
だが今、彼の瞳孔の内にはそれが一切ない。暗殺者の如き静かなる闇を、そして烈火の如き怒涛なる怒りを宿したその瞳からは、明確な殺意すらをも感じ取れた。
しかし、竜崎がその表情を浮かべていたのはたった一瞬。彼は事が済んだのを確認すると、すぐさまさくら達に駆け寄った。その顔は狼狽こそしているが、いつもの竜崎の優しい顔だった。
「2人共怪我はない!? 痛いところは!? ニアロン!」
―確認してるから落ち着け清人。 どうだメスト。さっき解毒はしておいたが、身体は動くか?―
「え…。あ、本当だ…動く…」
メストは少し驚いたような声を漏らす。麻痺毒で弛緩していた身体が回復していたのだ。しかしニアロンがメストに接触したのは…。
「あの時に…!?」
盗賊達の手から救い出されたあの瞬間。既に解毒魔術が付与されていたらしい。呆けるさくらとメストを、竜崎はぎゅうっと抱きしめた。
「無事でよかった…!遅れてごめんね…!」
「「りゅ、竜崎さん…! く、苦しいです…!」」
「メスト様ぁ!よくご無事で…!」
ボスンとメストの身体に飛び込み泣きじゃくるエーリカ。と、そこにタマが降りてきた。
「や…やっと追いつきましたご主人…。 うわぁ、派手にやりましたねぇ」
「タマ。悪いんだけど、さくらさん達を公爵邸に運んでもらっていい?」
「えぇ勿論!」
大きく頷いたタマ。ありがとう、とお礼をした竜崎は教え子2人に指示を出した。
「マーサ、皆の護衛を頼む。 シベル、こいつらをふん縛るのを手伝ってくれ」
「「はい!」」
さくらとメスト、ハルムとエーリカ、そしてマーサを乗せたタマは器用に木の先や森の隙間を飛び移動しながら公爵邸への進路を取る。そんな中、さくらは先程の竜崎の顔を思い出していた。
「竜崎さん…あんな目を…」
普段優しく、にこやかな彼が見せた恐ろしい目。あの瞬間を思い出すだけで、盗賊に捕まった時よりも、メストが痛めつけられた時よりも強く、さくらの身体は恐怖に包まれる。
言ってしまうのならば、自身と同じ平和な世界出身だとは信じられないほどに。それほどまでにあの時の竜崎は衝撃的で、怖かったのだ。
この世界で死線をくぐり抜けてきた彼と、来たばかりで楽しんでいる自分。根本は同じような境遇であって、その実は全く違う道を歩んでいる。その差をまざまざと見せつけられたさくらであった。
あまりの出来事に言葉を失う盗賊達。その隙にナイフが精霊に奪い取られていたが、それに気づく者は誰もいなかった。
「障壁ごと…だと…!?」
唯一、盗賊魔術士のみが事態の深刻さに脂汗を流す。天井が剥がれたと同時に、屋根付近を取り囲んでいた障壁も引きちぎられたのに気づいたのだ。
これはマズい、と彼が杖を構え直した瞬間だった。
ドドドドド!
空から矢のように降り注いできたのは無数の氷柱。それは盗賊魔術士の杖を弾き落し、足の甲を串刺しにした。それだけではない。シベル達の足元にも勢いよく突き刺さり、毒蛇達をたちどころに屠り去っていった。
そしてそれとほぼ同時に―。
スタンッ!
捕まるさくら達と盗賊魔術士の間に降り立つ一人の影。白いローブをはためかせ現れたその男性は、自らの手を二本、そして背にいる童女の手二本から何かを撃ちだした。
ドンドンドンドンッ!
ほぼ同時に、まるで銃声のような音が4つ響き渡る。
「「「「がっ…!?」」」」
撃ちだされたのは魔術弾。それらは盗賊達の額を強かに叩き、彼らはさくら達から手を離してしまった。
その隙は見逃されない。盗賊達からひったくるように、さくらの身体を男性の手が、メストの身体を童女の手が包み引っ張る。
そしてそのまま、さくら達は小屋の別の角へとふわりと降ろされる。男性が着ていたローブをバサッとかけられ、近場に杖が突き立てられた。
「少しだけ待ってて」
ローブから漂う人の香り、杖から発生する障壁、そして聞き馴染んだ優しい声。間違いない、男性の正体は…!
「リュウザキ先生…!」
「竜崎さん…!」
「くっ…!誰だてめえ…!」
痛む額を押さえ、乱入者の正体を確かめようと顔を上げる盗賊。しかし―。
ガシッ
「痛ぁっ…!?」
顔面をアイアンクローで掴まれ、悶える盗賊。そのまま彼は壁へと叩きつけられる。そして…。
バギャァッ!
竜崎の蹴り一発。壁を叩き壊し、外に吹き飛んでいった。立ち上がる暇もなく、彼は待機していた土の上位精霊ノウムよりに押し潰された。
「ひっ…!お前は…!?」
「リュウザ…ゴボッ…!?」
他の盗賊2人もそこでようやく乱入者の正体に気づいた。が、時すでに遅し。口から入った精霊達が強制的に水を流し込み、溺れさせる。藻掻いているところを竜崎とニアロンそれぞれに掴まれ、近くの棚へとぶん投げられた。ぶつかった衝撃で粉々に砕けた棚と共に、盗賊達の意識も霧散した。
「へ、蛇よ…!」
と、落とした杖を拾い上げた盗賊魔術士が詠唱。先程の毒蛇を竜崎へと投げつける。しかし―。
パァンッ
ニアロンの拳一閃。蛇は破裂し消滅。唖然とする盗賊魔術士の元に竜崎は一足飛びで肉薄し…。
ドッ
「ごほっ…!?」
腹部に蹴り一発。怯んだ隙に杖を奪い取ると、それで魔術士の腕を勢いよく殴りつけた。ベキッと鈍い音が響き、杖は折れる。魔術士も声にならない悲鳴をあげた。どうやら骨が折れたらしい。
…いや、魔術士の声が出ないのは恐怖からではない。体内に侵入した火精霊が喉を焼いていたのだ。足を止められ、杖を折られ、腕も折られた。もはや何一つ魔術は使えない。彼はそのまま、竜崎の手によって床板を割るほどの勢いで叩きつけられ気を失うこととなった。
「ひ…ひぃっ…!!」
1人だけ残った盗賊がいる。彼は先程竜崎が開けた穴から這う這うの体で逃げ出した。が…
「フロウズ」
竜崎が誰かの名を呼ぶと、現れたのは巨大な氷の結晶が幾つも組み合わさったかのような形の氷の上位精霊。逃げ出した盗賊の前に立ちふさがると、何かを浴びせかけた。
パキパキパキ…!
「ひっ…いや…だ…助けてく…れ…」
一瞬にして盗賊は氷漬け。さくら達を襲った5人の盗賊は、ものの一分かからず全員が無力化されてしまった。
「ひゅっ…」
さくらは細く息を吸う。凍っていく盗賊を一瞥する竜崎の目、それは下卑た者に対して一切の慈悲を持たぬ、凍て刺すかのような冷徹な視線だった。
普段魔物退治をする時、竜崎は慈悲を湛えた目をしている。さくらはそう思っていた。命を奪うことに対する謝罪、それが感じられたのだ。
だが今、彼の瞳孔の内にはそれが一切ない。暗殺者の如き静かなる闇を、そして烈火の如き怒涛なる怒りを宿したその瞳からは、明確な殺意すらをも感じ取れた。
しかし、竜崎がその表情を浮かべていたのはたった一瞬。彼は事が済んだのを確認すると、すぐさまさくら達に駆け寄った。その顔は狼狽こそしているが、いつもの竜崎の優しい顔だった。
「2人共怪我はない!? 痛いところは!? ニアロン!」
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「え…。あ、本当だ…動く…」
メストは少し驚いたような声を漏らす。麻痺毒で弛緩していた身体が回復していたのだ。しかしニアロンがメストに接触したのは…。
「あの時に…!?」
盗賊達の手から救い出されたあの瞬間。既に解毒魔術が付与されていたらしい。呆けるさくらとメストを、竜崎はぎゅうっと抱きしめた。
「無事でよかった…!遅れてごめんね…!」
「「りゅ、竜崎さん…! く、苦しいです…!」」
「メスト様ぁ!よくご無事で…!」
ボスンとメストの身体に飛び込み泣きじゃくるエーリカ。と、そこにタマが降りてきた。
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