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第102話 招かざる客9
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「あらあら、きちんとイスに座れるなんて偉いですわね~、白黒のルールは分かっているのかしら?一手でも違った打ち方をすれば即終了ですわよ」
シンシア様はケット・シーの後ろに立って試合を見守るようだ
「ミセッティ、しつこいですがコスタリア家の代表となりますから頼みますわよ」
「ゴブ」(任せるゴブ)
売られた喧嘩は徹底的に倍にして返す、軍閥派閥をなめるなってことゴブな
「ふぅ、ミセッティは私たちだれよりも白黒が得意ですから問題なさそうですね、相手の力量をみて良いところで違和感無いように勝ちを譲るでしょうね」
「そ~ですかね~、普段はけっこう気が利くくせに肝心な時はこっちの思惑を大きく外してきますから~今回もすごくいやな予感がします~、イタタ」
なんだかお嬢様とマリーがこそこそと後ろで話している
心配しなくても最初から全力でいくつもりゴブ
~~~~~~~~~
「にゃ~、まだ半分しか置いていないのに黒しか無いにゃ~、こういう場合は次に置いていいところはどこになるのかにゃ~」
ばかめ、リバーシのルールでは一色になった時点で試合終了だよ
所詮はケモノだな、ぽんこつマリーと同等、いやそれ以下の弱さだな
ちらっとマリーの方を見る、自分より弱いとか思って安心しているかな?
なんだか顔色が悪くお腹をさすっている・・・トイレなら早めに行けよ?
「ぐぬぅ、少しはやりますわね。3番勝負の1本の勝利は認めますわ」
「・・・もう勝負はついたような気がいたしますが、次のお題に進みませんか?」
お嬢様が少し気まずそうに提案している
「まだ勝負はついておりませんわ!知力1のゴブリンに負けたとあっては公爵家の恥となりますわよ、次こそしっかりとカドを早く取るのですよ」
「にゃ~。それは分かっているんだけどなんだか置ける場所が選べないのにゃ~」
「うぐぐ、分かりますよ~ケット・シーさん、置いているというより置かされているという感覚、自分で選べないという感じがもう・・・イテテ」
マリーがさっきからうるさいな~。まぁ言わんとすることは分かるけどね
最初から最後まで盤面を支配するとはそういうことゴブ
2試合目はかわいそうだったのでカドを3か所もあげました
まぁ最終的に相手の白色は10個以下に抑えましたけどね
「な、な、なんでこんなにカドを取れているのに負けているのですか!」
「にゃ~、わたしにもさっぱり分からないにゃ~」
「ミセッティ・・・本当に分かっているのかしら?」
サロンには暖かい日差しが入っているというのになんだか少し気温が下がったような気がするゴブ
「ええい、もういいです!おどきなさい、次は私が直接打ちます!」
ケット・シーをイスから降ろしてシンシア様が向い合わせに座ってくる、今度はシンシア様が自らリバーシを打たれるようだ
向こうも本気だな、負けられないゴブ
「ぐふぅ、もう私の胃袋が限界ですぅ、この後の展開が分かります~、この後どうなるかがもう手に取るように、イテテテ」
さっきから本当にマリーがうるさいな~
心配しなくてもお嬢様の友人だからといって手は抜かないゴブ
~~~~~~~
「ぐふぅ、ぐふふ」
マリーが腹を抱えてうずくまっている、何がそんなに可笑しいのかゴブ
「ゴブ~」(何を笑っているんだゴブ、失礼だゴブ)
「マリー、笑っているの?何がそんなに可笑しいのですか?」
「笑ってないですよ!胃袋がもう限界で口から出そうなぐらい締め付けてきているんですって!お願いですからこれ以上公爵家を刺激するのはやめてくださいよ~」
刺激ってなんですかね~
シンシア様を瞬殺したことですか?
途中から可哀そうになってきたが手を抜くと侮辱していると思われてもマズいから最後まで気を抜きませんでした
「ほら~、ほら~、言った通りです~あのゴブリンは絶対やっちゃいけない場面で確実にダメな方にやらかしてくるんですよ~」
「ま、まぁ、勝負といえども遊びですからね、シンシア様も遊戯盤にそこまで本気ではなかったでしょうし、3番勝負のうち2本をすでに先取していましたから先程の勝負は消化試合みたいなものですし」
アイラお嬢様が勝負に負けて落ち込んでいるシンシア様を慰めている、ええ子や
結論からいうとシンシアお嬢様はケット・シーさんとほぼ同じ実力でした
今度はカドを4つとも取らせてあげました、置けたのは最後の最後でしたけど
もしかしてわざと負けてあげた方がよかったのかゴブ?
もう終わったことだから深く考えなくていいゴブ
ちゃんと望み通りカドを取らせてあげているし
「知力1に・・・知力1のゴブリンに・・・」
「ううぅ・・・胃が締め付けられてもう吐きそうですぅ~」
シンシアお嬢様とぽんこつマリーだけがぶつぶつと独りごとを言っているがその他のメイドさんたちは何も表情に出していない、さすが公爵家のメイドさんは違いますね
そして初老の執事さんはちらちらとこちらをうかがいながら手の平サイズのメモ帳になにかをずっと記入している
きっとマリーの不敬な態度を記録しているのだ、人生終わったなマリー
一応平民ではないらしいから不敬罪で死刑とまではならないだろ
「そろそろ、一度休憩にいたしませんか?お茶の用意ができております」
ついさっき勝負が終わると同時に部屋に戻ってきたカタリナさんが皆に声をかける
「つ、次はお行儀対決ですわ!どちらの従魔がより貴族らしく優雅に振舞えるか勝負です、貴族家たるもの知力や武力も大切ですが気品がなにより大切なのですわ」
ゴブリンと猫のお行儀対決ですか・・・
周りから見たらなかなかシュールな闘いになりそうだゴブ
まぁわたしは実際の中味が社会経験ありの大人ですから完璧にこなせますけどね
シンシア様はケット・シーの後ろに立って試合を見守るようだ
「ミセッティ、しつこいですがコスタリア家の代表となりますから頼みますわよ」
「ゴブ」(任せるゴブ)
売られた喧嘩は徹底的に倍にして返す、軍閥派閥をなめるなってことゴブな
「ふぅ、ミセッティは私たちだれよりも白黒が得意ですから問題なさそうですね、相手の力量をみて良いところで違和感無いように勝ちを譲るでしょうね」
「そ~ですかね~、普段はけっこう気が利くくせに肝心な時はこっちの思惑を大きく外してきますから~今回もすごくいやな予感がします~、イタタ」
なんだかお嬢様とマリーがこそこそと後ろで話している
心配しなくても最初から全力でいくつもりゴブ
~~~~~~~~~
「にゃ~、まだ半分しか置いていないのに黒しか無いにゃ~、こういう場合は次に置いていいところはどこになるのかにゃ~」
ばかめ、リバーシのルールでは一色になった時点で試合終了だよ
所詮はケモノだな、ぽんこつマリーと同等、いやそれ以下の弱さだな
ちらっとマリーの方を見る、自分より弱いとか思って安心しているかな?
なんだか顔色が悪くお腹をさすっている・・・トイレなら早めに行けよ?
「ぐぬぅ、少しはやりますわね。3番勝負の1本の勝利は認めますわ」
「・・・もう勝負はついたような気がいたしますが、次のお題に進みませんか?」
お嬢様が少し気まずそうに提案している
「まだ勝負はついておりませんわ!知力1のゴブリンに負けたとあっては公爵家の恥となりますわよ、次こそしっかりとカドを早く取るのですよ」
「にゃ~。それは分かっているんだけどなんだか置ける場所が選べないのにゃ~」
「うぐぐ、分かりますよ~ケット・シーさん、置いているというより置かされているという感覚、自分で選べないという感じがもう・・・イテテ」
マリーがさっきからうるさいな~。まぁ言わんとすることは分かるけどね
最初から最後まで盤面を支配するとはそういうことゴブ
2試合目はかわいそうだったのでカドを3か所もあげました
まぁ最終的に相手の白色は10個以下に抑えましたけどね
「な、な、なんでこんなにカドを取れているのに負けているのですか!」
「にゃ~、わたしにもさっぱり分からないにゃ~」
「ミセッティ・・・本当に分かっているのかしら?」
サロンには暖かい日差しが入っているというのになんだか少し気温が下がったような気がするゴブ
「ええい、もういいです!おどきなさい、次は私が直接打ちます!」
ケット・シーをイスから降ろしてシンシア様が向い合わせに座ってくる、今度はシンシア様が自らリバーシを打たれるようだ
向こうも本気だな、負けられないゴブ
「ぐふぅ、もう私の胃袋が限界ですぅ、この後の展開が分かります~、この後どうなるかがもう手に取るように、イテテテ」
さっきから本当にマリーがうるさいな~
心配しなくてもお嬢様の友人だからといって手は抜かないゴブ
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「ぐふぅ、ぐふふ」
マリーが腹を抱えてうずくまっている、何がそんなに可笑しいのかゴブ
「ゴブ~」(何を笑っているんだゴブ、失礼だゴブ)
「マリー、笑っているの?何がそんなに可笑しいのですか?」
「笑ってないですよ!胃袋がもう限界で口から出そうなぐらい締め付けてきているんですって!お願いですからこれ以上公爵家を刺激するのはやめてくださいよ~」
刺激ってなんですかね~
シンシア様を瞬殺したことですか?
途中から可哀そうになってきたが手を抜くと侮辱していると思われてもマズいから最後まで気を抜きませんでした
「ほら~、ほら~、言った通りです~あのゴブリンは絶対やっちゃいけない場面で確実にダメな方にやらかしてくるんですよ~」
「ま、まぁ、勝負といえども遊びですからね、シンシア様も遊戯盤にそこまで本気ではなかったでしょうし、3番勝負のうち2本をすでに先取していましたから先程の勝負は消化試合みたいなものですし」
アイラお嬢様が勝負に負けて落ち込んでいるシンシア様を慰めている、ええ子や
結論からいうとシンシアお嬢様はケット・シーさんとほぼ同じ実力でした
今度はカドを4つとも取らせてあげました、置けたのは最後の最後でしたけど
もしかしてわざと負けてあげた方がよかったのかゴブ?
もう終わったことだから深く考えなくていいゴブ
ちゃんと望み通りカドを取らせてあげているし
「知力1に・・・知力1のゴブリンに・・・」
「ううぅ・・・胃が締め付けられてもう吐きそうですぅ~」
シンシアお嬢様とぽんこつマリーだけがぶつぶつと独りごとを言っているがその他のメイドさんたちは何も表情に出していない、さすが公爵家のメイドさんは違いますね
そして初老の執事さんはちらちらとこちらをうかがいながら手の平サイズのメモ帳になにかをずっと記入している
きっとマリーの不敬な態度を記録しているのだ、人生終わったなマリー
一応平民ではないらしいから不敬罪で死刑とまではならないだろ
「そろそろ、一度休憩にいたしませんか?お茶の用意ができております」
ついさっき勝負が終わると同時に部屋に戻ってきたカタリナさんが皆に声をかける
「つ、次はお行儀対決ですわ!どちらの従魔がより貴族らしく優雅に振舞えるか勝負です、貴族家たるもの知力や武力も大切ですが気品がなにより大切なのですわ」
ゴブリンと猫のお行儀対決ですか・・・
周りから見たらなかなかシュールな闘いになりそうだゴブ
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