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第26話 侯爵家7
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「それではお母様、執務中にお時間いただきありがとうございました。今日のところはこれで失礼いたします」
にこにこと笑顔のお母様にあいさつをして立ち上がる。
お嬢様に続きわたしもペコリとおじぎをして部屋から出ようとした。
扉の前のメイドさんが扉を開けてくれない・・・。
「ゴブ?」(どういうことゴブ?)
振り返ってお母様の方を見ると先ほどと変わらない笑顔のまま座っている。
「ゴブ」(どうすれば帰らしてくれるゴブか?)
「う~ん。自分より格上の貴族様が笑顔で黙っている時は、相手が満足する答えを自分たちで考えてこちらから提案するのを待っている・・ってところかしら」コソコソ
「ゴブ」(相手の欲しい答えをこちらで考えろってことゴブか・・・面倒ゴブな)
「お、お母様、貴重な休憩時間を割いてくださりありがとうございました。執務の終わった午後のお茶の時間にまたお邪魔いたします」
にこにこと笑顔のまま何の返事もない。
どうやら求めているのと違う答えらしい。
「ミセッティ。どうやらお母様は自分にも回復魔法をかけて欲しいのかもですわ。まだ使える魔力はありますの?」コソコソ
「ゴブ」(え~。魔力は問題ないゴブが魔法を使うとやけどして頭も痛くなるゴブ)
お母様がピクリと反応した気がする。
「確かにお母様はどこか体調が悪いとかケガをしたという話は聞いておりませんね」
「ゴブ」(治す必要のないのに回復させることはないゴブ。
回復魔法は本当に必要とされている人に平等に与えられるべきゴブ)
うん。人として良いことを言った。ゴブリンだけど。
「そうですね、回復魔法は本当に必要とされた方に使われるべきですわね」
お母様がピクピクと反応されて笑顔がさらに深くなった気がした。
「お母様、それでは・・・」
お嬢様が言葉を発しようとしたが、お母様がさえぎって話だした。
「ええ、そうですね。アイラはとても母親思いの良い子ですね。私は必要ないと思いますが、どうしてもというのなら念のため聖魔法で回復するのも良いかもしれませんこれはあなたの従魔がどれだけ役立つのか試験でもありますし、仕方ありません」
「はい、分かりました。わたくしの従魔ミセッティの聖魔法にてお母様の体調を良くして差し上げますわ」
「ゴブ」(さっきの話はどこにいったゴブ)
「し~。静かに。ここは大人しく従ったほうが良いですわ。お母様のメイドたちはすごく恐い人たちなのです。気付いた時にはこうですわ」コソコソ
またお嬢様が首元をスパッスパッと切られるジェスチャーをしてくる。
「ゴブ」(もうすでにちょっとやけどしているし、頭も痛いんだゴブ)
「ミセッティは今日はあまり調子が良くないようなので、また明日にでもお伺い・」
「では今度は寝室で掛けてちょうだいね。行きますわよ」
聞く気ねぇ~。さすが上級貴族ゴブ。
メイドさんたちがさっと寝室の扉を開ける。
そのままお母様はメイドたちにドレスを脱がせて裸になっていく。
一体何歳なんだ?と思うぐらい抜群のプロポーションですな。
一番上のお子様はもうお嫁に行かれているらしいが、そんな年齢とは思えないゴブ。
わたしはメスだから欲情はしないが、そういうのとは別の芸術に近いものがあるゴブ
「ゴブ」(きれいゴブ。どこも悪いところは無さそうゴブ)
「ふふふ、楽しみです。聖魔法で肌の張りや日焼けを治してもらえるなんて」
「ゴブ」(なんか無茶苦茶なことを言い出したゴブ)
「お母様はいろいろ勘違いされておられるようです。でも今さら出来ないとかいうと、コレですわ、コレ。本当に出来ないですの?」コソコソ
「ゴブ~」(う~ん。出来なくはないと思うゴブが・・・)
聖魔法 レベル7 神界 を展開すればキャラメイキングの時のように無理やりこっちの状態をいじれるのは分かっているゴブ。
通称 女神工房
でもかなり疲れるし展開中はわたしもその結界内にいる必要があるから聖魔法に焼かれてやけどが痛いんだゴブ。
「ゴブ」(聖魔法レベル4 結界応用 サーチ)
本当に悪い部分が無いか調べてみるゴブ。念のため。
・・・どこも悪いところは無さそうゴブ。
「ゴブ」(どこも悪くないゴブ)
「お母様、どこにも悪いところが無いそうですわよ」
「まぁ、それは僥倖です。ではあとは見た目を少しだけ整えるだけで良いですわよ」
「ゴブ・・・」(やはり納得してくれないゴブか・・・)
にこにこと笑顔のお母様にあいさつをして立ち上がる。
お嬢様に続きわたしもペコリとおじぎをして部屋から出ようとした。
扉の前のメイドさんが扉を開けてくれない・・・。
「ゴブ?」(どういうことゴブ?)
振り返ってお母様の方を見ると先ほどと変わらない笑顔のまま座っている。
「ゴブ」(どうすれば帰らしてくれるゴブか?)
「う~ん。自分より格上の貴族様が笑顔で黙っている時は、相手が満足する答えを自分たちで考えてこちらから提案するのを待っている・・ってところかしら」コソコソ
「ゴブ」(相手の欲しい答えをこちらで考えろってことゴブか・・・面倒ゴブな)
「お、お母様、貴重な休憩時間を割いてくださりありがとうございました。執務の終わった午後のお茶の時間にまたお邪魔いたします」
にこにこと笑顔のまま何の返事もない。
どうやら求めているのと違う答えらしい。
「ミセッティ。どうやらお母様は自分にも回復魔法をかけて欲しいのかもですわ。まだ使える魔力はありますの?」コソコソ
「ゴブ」(え~。魔力は問題ないゴブが魔法を使うとやけどして頭も痛くなるゴブ)
お母様がピクリと反応した気がする。
「確かにお母様はどこか体調が悪いとかケガをしたという話は聞いておりませんね」
「ゴブ」(治す必要のないのに回復させることはないゴブ。
回復魔法は本当に必要とされている人に平等に与えられるべきゴブ)
うん。人として良いことを言った。ゴブリンだけど。
「そうですね、回復魔法は本当に必要とされた方に使われるべきですわね」
お母様がピクピクと反応されて笑顔がさらに深くなった気がした。
「お母様、それでは・・・」
お嬢様が言葉を発しようとしたが、お母様がさえぎって話だした。
「ええ、そうですね。アイラはとても母親思いの良い子ですね。私は必要ないと思いますが、どうしてもというのなら念のため聖魔法で回復するのも良いかもしれませんこれはあなたの従魔がどれだけ役立つのか試験でもありますし、仕方ありません」
「はい、分かりました。わたくしの従魔ミセッティの聖魔法にてお母様の体調を良くして差し上げますわ」
「ゴブ」(さっきの話はどこにいったゴブ)
「し~。静かに。ここは大人しく従ったほうが良いですわ。お母様のメイドたちはすごく恐い人たちなのです。気付いた時にはこうですわ」コソコソ
またお嬢様が首元をスパッスパッと切られるジェスチャーをしてくる。
「ゴブ」(もうすでにちょっとやけどしているし、頭も痛いんだゴブ)
「ミセッティは今日はあまり調子が良くないようなので、また明日にでもお伺い・」
「では今度は寝室で掛けてちょうだいね。行きますわよ」
聞く気ねぇ~。さすが上級貴族ゴブ。
メイドさんたちがさっと寝室の扉を開ける。
そのままお母様はメイドたちにドレスを脱がせて裸になっていく。
一体何歳なんだ?と思うぐらい抜群のプロポーションですな。
一番上のお子様はもうお嫁に行かれているらしいが、そんな年齢とは思えないゴブ。
わたしはメスだから欲情はしないが、そういうのとは別の芸術に近いものがあるゴブ
「ゴブ」(きれいゴブ。どこも悪いところは無さそうゴブ)
「ふふふ、楽しみです。聖魔法で肌の張りや日焼けを治してもらえるなんて」
「ゴブ」(なんか無茶苦茶なことを言い出したゴブ)
「お母様はいろいろ勘違いされておられるようです。でも今さら出来ないとかいうと、コレですわ、コレ。本当に出来ないですの?」コソコソ
「ゴブ~」(う~ん。出来なくはないと思うゴブが・・・)
聖魔法 レベル7 神界 を展開すればキャラメイキングの時のように無理やりこっちの状態をいじれるのは分かっているゴブ。
通称 女神工房
でもかなり疲れるし展開中はわたしもその結界内にいる必要があるから聖魔法に焼かれてやけどが痛いんだゴブ。
「ゴブ」(聖魔法レベル4 結界応用 サーチ)
本当に悪い部分が無いか調べてみるゴブ。念のため。
・・・どこも悪いところは無さそうゴブ。
「ゴブ」(どこも悪くないゴブ)
「お母様、どこにも悪いところが無いそうですわよ」
「まぁ、それは僥倖です。ではあとは見た目を少しだけ整えるだけで良いですわよ」
「ゴブ・・・」(やはり納得してくれないゴブか・・・)
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