29 / 155
第29話 侯爵家10
しおりを挟む
「ゴブ~」(よく寝たゴブ~)
「ミセッティ!起きたの?まだ横になってていいのよ」
「ゴ~ブ」(クッキーの食べ過ぎと緊張で疲れたゴブ)
ぴょんとソファから飛び降りて背伸びをしてみる。もうどこも痛くないゴブ。
「今日から正式にお嬢様とミセッティ様の世話をいたします、カタリナです」
「同じく今日から専属護衛となったライアンっす」
2人がうやうやしく挨拶をしてきた。
「ゴブ」(よろしくお願いいたしますゴブ)
この2人、短い付き合いだがかなり優秀だゴブ。お嬢様も安心ゴブな。
「私、マリーも引き続きお側で仕えさせていただきま~す」
・・・まぁボケ担当のマスコットが1人くらいいる方が場がなごむゴブしな。
わたし?もちろん仕事が出来る優秀な従魔としてお嬢様を支えるゴブ。
何と1月に大銀貨1枚の給料がもらえることになったゴブ。
衣食住、3食付きでお金ももらえるなんてゴブリンの洞穴生活に比べたら天国ゴブ。
「ゴブゴブ」(この際なんでお嬢様の家族のことを教えてほしいゴブ)
情報を制するものが世界を制するゴブ。
「そうですわね~。私には姉が2人おりまして、大姉様は4年前に結婚されています。2番目のお姉様は5つ違いで王都の学園に通われています。私は今は領都の学校に通っておりますが、来年から王都の学校へ入学予定なのですわ」
こっちの世界でも一応、義務教育期間があるようだ。
初等部:元いた日本でいうところの小学1~3年は全員が通う義務があり、各領を治める貴族が経営することになっているらしい。
四則計算や文字の読み書きを中心に簡単な法律まで勉強するとか。
中等部:小学4~6年で貴族や生活に余裕のある商家、有力地主さんたちの子供たちが通い、ほとんどの子供たちは通わずに労働力として親の仕事を手伝うようだ。
お嬢様は中等部3年生。つまり小学生6年生ってことゴブな。
高等部:中学校ってことゴブな。ただこっちは一般教養な内容ではなく、貴族科、騎士科、内政科、工業科などかなり専門的な分野に分かれていてまるで大学のようゴブ
そしてこっちの成人は16歳だったゴブ。
計算が合わないな~と思ったら、15歳~16歳の1年は準成人として各方面の親方や組織に弟子入りし、自分の適性を試す期間だそうな。
その間はどれだけ入れ替えても怒られなく、自分の生涯の仕事を探すそうな。
なかなか良くできた制度じゃないかゴブ。
まぁ貴族や大規模商家の長男、工房の跡取りなどは選択の余地はないらしいが。
貴族の次男以降は腕に自信があれば騎士科、学問が得意なら内政科ってところゴブな
「お父様は現在ここから2日で行ける王都で宰相補佐をされておりますわ。とても忙しくなかなか戻ってこられませんの」
「お館様は元は子爵家の長男であらせられましたが、高等部の生徒会で書記として入られたところ副会長であった1つ年上のお嬢様がとても気に入り大恋愛の末に結ばれたのです」
「あ~それ知ってます~。高等部入学から常に成績1位のお館様を最初から狙っていたとか~。すごい噂になりましたよね~。軍閥派閥4公と呼ばれるコスタリア家が学問派閥の格下貴族を婿入りさせるとか~。王子との婚約も噂されていたお嬢様がまさか敵対派閥と婚約されるとか。まわりの軍閥派がすごい反対したとか~」
「奥様のすごいところは大お館様を説得されただけでなく王妃様を味方につけ一気に話を進められたところですね」
「そこにお館様本人の意向は全く関係なくて決まっていったっていう話っす」
「お館様は長男だから自分の領地に帰って内政するつもりだったらしいっす」
「でもお父様のお父上様は何も反対されなかったと聞いておりますわ」
「ははは、コスタリア侯爵家に弱小子爵家が面と向かって文句言える訳ないっす」
「あなたたち、少し口が過ぎますよ。世間ではお互いの一目ぼれの大恋愛ということになっているのです。奥様は今でもお館様の前では猫のようにかわいくなるのです」
「あはは、本当に自分の欲望に正直なところやおもちゃを見つけると夢中になるところとか猫みたいっす」
「あなたはもう少し忠実な番犬になるよう努力なさい」
補足
お金の価値
金貨 10万円くらい
大銀貨 1万円くらい
銀貨 5千円くらい
小銀貨 千円くらい
あとは銅貨、鉄貨など
庶民は普通の生活では金貨は使わない。
大きな買い物や結婚式など特別な日に景気付けで使う。
さらに貴族などが儀式的に使う聖銀貨(プラチナ硬貨)などもある。
確かに子供が月1万円のお小遣いは大きいですね。
主人公は知力1になっているので基本的に能天気になっています。
「ミセッティ!起きたの?まだ横になってていいのよ」
「ゴ~ブ」(クッキーの食べ過ぎと緊張で疲れたゴブ)
ぴょんとソファから飛び降りて背伸びをしてみる。もうどこも痛くないゴブ。
「今日から正式にお嬢様とミセッティ様の世話をいたします、カタリナです」
「同じく今日から専属護衛となったライアンっす」
2人がうやうやしく挨拶をしてきた。
「ゴブ」(よろしくお願いいたしますゴブ)
この2人、短い付き合いだがかなり優秀だゴブ。お嬢様も安心ゴブな。
「私、マリーも引き続きお側で仕えさせていただきま~す」
・・・まぁボケ担当のマスコットが1人くらいいる方が場がなごむゴブしな。
わたし?もちろん仕事が出来る優秀な従魔としてお嬢様を支えるゴブ。
何と1月に大銀貨1枚の給料がもらえることになったゴブ。
衣食住、3食付きでお金ももらえるなんてゴブリンの洞穴生活に比べたら天国ゴブ。
「ゴブゴブ」(この際なんでお嬢様の家族のことを教えてほしいゴブ)
情報を制するものが世界を制するゴブ。
「そうですわね~。私には姉が2人おりまして、大姉様は4年前に結婚されています。2番目のお姉様は5つ違いで王都の学園に通われています。私は今は領都の学校に通っておりますが、来年から王都の学校へ入学予定なのですわ」
こっちの世界でも一応、義務教育期間があるようだ。
初等部:元いた日本でいうところの小学1~3年は全員が通う義務があり、各領を治める貴族が経営することになっているらしい。
四則計算や文字の読み書きを中心に簡単な法律まで勉強するとか。
中等部:小学4~6年で貴族や生活に余裕のある商家、有力地主さんたちの子供たちが通い、ほとんどの子供たちは通わずに労働力として親の仕事を手伝うようだ。
お嬢様は中等部3年生。つまり小学生6年生ってことゴブな。
高等部:中学校ってことゴブな。ただこっちは一般教養な内容ではなく、貴族科、騎士科、内政科、工業科などかなり専門的な分野に分かれていてまるで大学のようゴブ
そしてこっちの成人は16歳だったゴブ。
計算が合わないな~と思ったら、15歳~16歳の1年は準成人として各方面の親方や組織に弟子入りし、自分の適性を試す期間だそうな。
その間はどれだけ入れ替えても怒られなく、自分の生涯の仕事を探すそうな。
なかなか良くできた制度じゃないかゴブ。
まぁ貴族や大規模商家の長男、工房の跡取りなどは選択の余地はないらしいが。
貴族の次男以降は腕に自信があれば騎士科、学問が得意なら内政科ってところゴブな
「お父様は現在ここから2日で行ける王都で宰相補佐をされておりますわ。とても忙しくなかなか戻ってこられませんの」
「お館様は元は子爵家の長男であらせられましたが、高等部の生徒会で書記として入られたところ副会長であった1つ年上のお嬢様がとても気に入り大恋愛の末に結ばれたのです」
「あ~それ知ってます~。高等部入学から常に成績1位のお館様を最初から狙っていたとか~。すごい噂になりましたよね~。軍閥派閥4公と呼ばれるコスタリア家が学問派閥の格下貴族を婿入りさせるとか~。王子との婚約も噂されていたお嬢様がまさか敵対派閥と婚約されるとか。まわりの軍閥派がすごい反対したとか~」
「奥様のすごいところは大お館様を説得されただけでなく王妃様を味方につけ一気に話を進められたところですね」
「そこにお館様本人の意向は全く関係なくて決まっていったっていう話っす」
「お館様は長男だから自分の領地に帰って内政するつもりだったらしいっす」
「でもお父様のお父上様は何も反対されなかったと聞いておりますわ」
「ははは、コスタリア侯爵家に弱小子爵家が面と向かって文句言える訳ないっす」
「あなたたち、少し口が過ぎますよ。世間ではお互いの一目ぼれの大恋愛ということになっているのです。奥様は今でもお館様の前では猫のようにかわいくなるのです」
「あはは、本当に自分の欲望に正直なところやおもちゃを見つけると夢中になるところとか猫みたいっす」
「あなたはもう少し忠実な番犬になるよう努力なさい」
補足
お金の価値
金貨 10万円くらい
大銀貨 1万円くらい
銀貨 5千円くらい
小銀貨 千円くらい
あとは銅貨、鉄貨など
庶民は普通の生活では金貨は使わない。
大きな買い物や結婚式など特別な日に景気付けで使う。
さらに貴族などが儀式的に使う聖銀貨(プラチナ硬貨)などもある。
確かに子供が月1万円のお小遣いは大きいですね。
主人公は知力1になっているので基本的に能天気になっています。
43
あなたにおすすめの小説
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
捨てられた前世【大賢者】の少年、魔物を食べて世界最強に、そして日本へ
月城 友麻
ファンタジー
辺境伯の三男坊として転生した大賢者は、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。
そして、ある日、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父に引導を渡し、街の英雄として凱旋を果たすが、それは物語の始まりに過ぎなかった。
太陽系最果ての地で壮絶な戦闘を超え、愛する人を救うために目指したのはなんと日本。
テンプレを超えた壮大なファンタジーが今、始まる。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【モブ魂】~ゲームの下っ端ザコキャラに転生したオレ、知識チートで無双したらハーレムできました~なお、妹は激怒している模様
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
よくゲームとかで敵を回復するうざい敵キャラっているだろ?
――――それ、オレなんだわ……。
昔流行ったゲーム『魔剣伝説』の中で、悪事を働く辺境伯の息子……の取り巻きの一人に転生してしまったオレ。
そんなオレには、病に侵された双子の妹がいた。
妹を死なせないために、オレがとった秘策とは――――。
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる