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今度こそと思ってたのに魔法を使えなくて、あまりにものショックで部屋に閉じこもっていた。
魔法を使いたかったのに…
ぬいぐるみのみんなに囲まれながらごろごろしてる。
今日は休みだから部屋に閉じこもってごろごろしても怒られないもん!
「む~、なんで僕だけ…」
魔法を使えない不満はかなり高くなっていた。
転生してから魔法を使いたくて使いたくて堪らなかった。
それを!
既に2回も魔法が使えなくて、3回目は完全に未定の状態。
ここまで魔法に嫌われていると思うとしょんぼりせざるを得ない。
ギャジーを抱っこしてもう一度ごろごろを始めた。
勉強も身に入らないし、初等部の時は自衛ができなから外出もできないし。
身長も小さいから料理もできないし…
むしろ何に対してもやる気が出ない。
不貞寝したいけど、寝ることもできなくてもう僕はごろごろするしかないんだって諦めてた。
『ネヴィレント様』
急にフォラさんの声が響いて、びっくりして飛び起きた。
「え、え…何!?」
『ネヴィレント様のご学友様がお呼びでございます』
フォラさんの声の後ろに、クラスのみんなの声がかすかに聞こえた。
ギャジーをベッドの上に降ろして、ラグくんを抱っこし一階に降りれる魔法陣に乗って移動した。
受付の場所に行けばクラスメイトのメンバー全員がその場にいた。
珍しく起きていたクラウゼンが最初に僕に気がついた。
声をかける訳ではなく、アゼルの袖を引いて僕の方を指差した。
「あら、いらっしゃいましたね」
「ネヴィ!」
ハルト様が走り寄ってきて、僕にぎゅっと抱きついてきた。
「無事で良かったよぉ…」
ハルト様がぐすぐすと泣いている声が聞こえる。
びっくりしたけど、泣いているハルト様をそのままにできないから、頭を優しく撫でると余計に泣いてしまった。
ど、どうしたら泣き止んでくれるかな。
いっぱい撫でて、ぎゅっとすればする程大泣きになっていく。
「ちょ、いたた…。ハルト様…力、緩めて」
「ヴェルベルト様…、ネヴィレント様からザインハルト様を引き離してあげて。あのままではネヴィレント様が潰れてしまいますわ」
「そうだな」
やっと解放された時には服がびちょびちょになってしまっていた。
ハルト様はまだ泣いていたけど、離れて少しは落ち着いてくれたみたい。
「ザインハルト様も心配するのはわかりますが力加減は必要ですわよ。ネヴィレント様は私達と違って成長が遅いのですから、簡単に圧死してしまいますわ」
「ネヴィはぎゅっとしすぎると死んじゃうの?」
うるっとしていた瞳をもっとうるうるさせて今にも涙が溢れそうな状態に戻った。
「強すぎると苦しいけど、優しくなら大丈夫だよ。それにぎゅっとして貰えるのはとても嬉しいからして欲しいな」
「そっか、なら良かった」
瞳に溜まっていた涙はヒュンと引っ込んで、にっこりと笑ってくれた。
「一度お話は置いといて、本日ネヴィレント様をお呼びたてした内容ですが、学院内にカフェテリアがあるそうでして、気分転換として一緒に参りませんか?」
お菓子!
「お菓子!」
はっ、考えていたことが口から出ていた。
「ふふ、では一緒に参りましょうか。お菓子も、軽食も豊富なカフェテリアと伺っておりますので楽しめますわよ」
レザリアが柔らかく笑って僕たちを先導してくれた。
ハルト様と手を繋ぎながら、カフェテリアまで向かう。
段々カフェテリアに近づけば近づく程、いい匂いが強くなっていく。
「甘いいい匂いがするね」
「そうだね、ネヴィは何を食べるか考えてる?」
「スコーンも食べたいし、ケーキも食べたいな。あ、でもマカロンとか、クッキーも食べたい!いっぱい食べたいものがあって選べないよ」
「じゃあ一緒にちょっとずつ食べようか」
ハルト様の嬉しい提案に繋いでいる手をブンブンと振ってしまった。
「ずっと落ち込んでて暗い顔だったけど、楽しそうに笑ってくれて良かった。ネヴィは笑っている姿が一番可愛いよ」
すっごい誉め殺しで顔が熱くなった。
「ネヴィ顔真っ赤だよ?どうしたの?」
「え、いや、あの…だ、大丈夫だから!ちょっと、熱くなっただけだから!」
「大丈夫なら良かった」
本当にこの子は7歳児なんだろうか。
僕精神年齢一応高いはずなのに、なんでこんなに初心になってるの。
中々熱さが引かなくて、気がついた人にはちょっと揶揄われた。
揶揄われる度に顔が熱くなるから、カフェテリアに到着してやっと落ち着いた。
木を主体にした建物で、小さな館だけど豪華とかではなく落ち着いた印象を抱いた。
木でできた扉をアルフレッドが開くと、ふわっと甘い匂いが溢れ出てきた。
そこそこ席が埋まっており、学院内で人気な場所なんだろうな。
カフェテリアの席は自由みたいで、店員なのかな?その人には案内はされないみたい。
広い所が空いていたのでみんなで座ると、店員さんではなくスタッフと書かれた名札をつけた人がメニューを持ってきてくれた。
メニューで頼む形式で、全員が決まったら呼びかけるようにと説明をすると直ぐに去っていった。
この対応方法は前世のカフェと同じ感じで少し懐かしくも感じた。
「メニューをかなり頂きましたので、皆様個別で拝見いたしましょう。注文が決まりましたら私がお呼びしますわ」
頼もしいレザリアの一声。
各々メニューを手にとり、食べたいものを見始めた。
僕もメニューを手に取って、食べ物を選び始めた。
美味しそうなデザートがイラストとして描かれていて食欲をそそってくる。
全部が美味しそうに見えて選び難い。
「ネヴィ、どれ食べたい?」
「マカロンとクッキーで迷ってて…」
「じゃあ分けて一緒に食べようか。お菓子に合わせた飲み物も選ぼうね」
「ありがとうハルト様」
クッキーとマカロンに合う飲み物としてキャンディという名前の紅茶を選んだ。
僕が決めた頃にはみんな決まっていたみたいで、レザリアが纏めて注文してくれた。
頼んだものが楽しみだな。
魔法を使いたかったのに…
ぬいぐるみのみんなに囲まれながらごろごろしてる。
今日は休みだから部屋に閉じこもってごろごろしても怒られないもん!
「む~、なんで僕だけ…」
魔法を使えない不満はかなり高くなっていた。
転生してから魔法を使いたくて使いたくて堪らなかった。
それを!
既に2回も魔法が使えなくて、3回目は完全に未定の状態。
ここまで魔法に嫌われていると思うとしょんぼりせざるを得ない。
ギャジーを抱っこしてもう一度ごろごろを始めた。
勉強も身に入らないし、初等部の時は自衛ができなから外出もできないし。
身長も小さいから料理もできないし…
むしろ何に対してもやる気が出ない。
不貞寝したいけど、寝ることもできなくてもう僕はごろごろするしかないんだって諦めてた。
『ネヴィレント様』
急にフォラさんの声が響いて、びっくりして飛び起きた。
「え、え…何!?」
『ネヴィレント様のご学友様がお呼びでございます』
フォラさんの声の後ろに、クラスのみんなの声がかすかに聞こえた。
ギャジーをベッドの上に降ろして、ラグくんを抱っこし一階に降りれる魔法陣に乗って移動した。
受付の場所に行けばクラスメイトのメンバー全員がその場にいた。
珍しく起きていたクラウゼンが最初に僕に気がついた。
声をかける訳ではなく、アゼルの袖を引いて僕の方を指差した。
「あら、いらっしゃいましたね」
「ネヴィ!」
ハルト様が走り寄ってきて、僕にぎゅっと抱きついてきた。
「無事で良かったよぉ…」
ハルト様がぐすぐすと泣いている声が聞こえる。
びっくりしたけど、泣いているハルト様をそのままにできないから、頭を優しく撫でると余計に泣いてしまった。
ど、どうしたら泣き止んでくれるかな。
いっぱい撫でて、ぎゅっとすればする程大泣きになっていく。
「ちょ、いたた…。ハルト様…力、緩めて」
「ヴェルベルト様…、ネヴィレント様からザインハルト様を引き離してあげて。あのままではネヴィレント様が潰れてしまいますわ」
「そうだな」
やっと解放された時には服がびちょびちょになってしまっていた。
ハルト様はまだ泣いていたけど、離れて少しは落ち着いてくれたみたい。
「ザインハルト様も心配するのはわかりますが力加減は必要ですわよ。ネヴィレント様は私達と違って成長が遅いのですから、簡単に圧死してしまいますわ」
「ネヴィはぎゅっとしすぎると死んじゃうの?」
うるっとしていた瞳をもっとうるうるさせて今にも涙が溢れそうな状態に戻った。
「強すぎると苦しいけど、優しくなら大丈夫だよ。それにぎゅっとして貰えるのはとても嬉しいからして欲しいな」
「そっか、なら良かった」
瞳に溜まっていた涙はヒュンと引っ込んで、にっこりと笑ってくれた。
「一度お話は置いといて、本日ネヴィレント様をお呼びたてした内容ですが、学院内にカフェテリアがあるそうでして、気分転換として一緒に参りませんか?」
お菓子!
「お菓子!」
はっ、考えていたことが口から出ていた。
「ふふ、では一緒に参りましょうか。お菓子も、軽食も豊富なカフェテリアと伺っておりますので楽しめますわよ」
レザリアが柔らかく笑って僕たちを先導してくれた。
ハルト様と手を繋ぎながら、カフェテリアまで向かう。
段々カフェテリアに近づけば近づく程、いい匂いが強くなっていく。
「甘いいい匂いがするね」
「そうだね、ネヴィは何を食べるか考えてる?」
「スコーンも食べたいし、ケーキも食べたいな。あ、でもマカロンとか、クッキーも食べたい!いっぱい食べたいものがあって選べないよ」
「じゃあ一緒にちょっとずつ食べようか」
ハルト様の嬉しい提案に繋いでいる手をブンブンと振ってしまった。
「ずっと落ち込んでて暗い顔だったけど、楽しそうに笑ってくれて良かった。ネヴィは笑っている姿が一番可愛いよ」
すっごい誉め殺しで顔が熱くなった。
「ネヴィ顔真っ赤だよ?どうしたの?」
「え、いや、あの…だ、大丈夫だから!ちょっと、熱くなっただけだから!」
「大丈夫なら良かった」
本当にこの子は7歳児なんだろうか。
僕精神年齢一応高いはずなのに、なんでこんなに初心になってるの。
中々熱さが引かなくて、気がついた人にはちょっと揶揄われた。
揶揄われる度に顔が熱くなるから、カフェテリアに到着してやっと落ち着いた。
木を主体にした建物で、小さな館だけど豪華とかではなく落ち着いた印象を抱いた。
木でできた扉をアルフレッドが開くと、ふわっと甘い匂いが溢れ出てきた。
そこそこ席が埋まっており、学院内で人気な場所なんだろうな。
カフェテリアの席は自由みたいで、店員なのかな?その人には案内はされないみたい。
広い所が空いていたのでみんなで座ると、店員さんではなくスタッフと書かれた名札をつけた人がメニューを持ってきてくれた。
メニューで頼む形式で、全員が決まったら呼びかけるようにと説明をすると直ぐに去っていった。
この対応方法は前世のカフェと同じ感じで少し懐かしくも感じた。
「メニューをかなり頂きましたので、皆様個別で拝見いたしましょう。注文が決まりましたら私がお呼びしますわ」
頼もしいレザリアの一声。
各々メニューを手にとり、食べたいものを見始めた。
僕もメニューを手に取って、食べ物を選び始めた。
美味しそうなデザートがイラストとして描かれていて食欲をそそってくる。
全部が美味しそうに見えて選び難い。
「ネヴィ、どれ食べたい?」
「マカロンとクッキーで迷ってて…」
「じゃあ分けて一緒に食べようか。お菓子に合わせた飲み物も選ぼうね」
「ありがとうハルト様」
クッキーとマカロンに合う飲み物としてキャンディという名前の紅茶を選んだ。
僕が決めた頃にはみんな決まっていたみたいで、レザリアが纏めて注文してくれた。
頼んだものが楽しみだな。
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