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絆
第13話
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その頃ヨシは、自分の国へと戻りつつあることがきがかりだった。
それは、光の国の女王であるレイナに助けてもらいながらお礼が言えていない事だった。
ミュウの傷は酷かったはずなのに、こんなに元気になったのは彼女のおかげだからだ。
「光の国に行ってみようか」
だが、母国の風の国と、光の国はなぜか敵対関係である今、踏み込む訳にはいかない。
あの時は、自分が光の国に迷い込み、怪我の治療をするために彼女が光の国に運んでくれたから入れた。
身分を偽るわけにはいかない。
「ミュウ、また彼女に助けられたな」
「ミュウ!ミュウ!」
「ミュウ、会いたいか?」
「ミュウ!」
ヨシの心は、少しずつだが解かれ始めているようだった。
その頃、レイナは・・・・
「レイナ様、一体どこまで行っておられたのですか?」
「アルフ、心配かけたわね。留守番ご苦労様」
レイナは、アルフに笑いかけていた。
アルフと呼ばれた男は、レイナの使いのものらしいが
「まさか、あの男ですか?彼は、風の国の者。敵対する国のものですよ?それがバレたらどうなるか」
「全部がそうとは限らないわよ」
「しかし・・・」
「現に彼は、誰にも刃を向けていないし・・・誰も殺してはいない。むしろ戦いを恐れている。嫌っているのよ?それに、何も伝えてないし、何も知らないでいる」
「・・・レイナ様・・・」
「彼はきっと心を閉ざしているだけよ」
「なぜ、わかるのですか?」
「彼はね、今でもとても悲しそうな顔をするの。孤独で、いつも一人で生きている・・・だから私は・・・・」
彼を癒してあげたい。
「レイナ様・・・」
「アルフもきっと彼を知ればわかるわよ」
「わたしは、レイナ様が心配なのです!・・・あなたをお慕い申し上げていますから!!」
「アルフ・・・・」
突然の告白だった。
「・・・・」
使者でありながらこんなことを言うつもりは・・・・
「し、失礼致します!!」
「あ、アルフ?」
「す、すみません。今のは忘れてください。片付けなければいけないことを思い出しました。では・・・・」
アルフは、レイナの顔を見ずに部屋を出ていった。
レイナは、アルフの気持ちに答えられないことを申し訳なく思っていた。
なぜなら、彼女の心はすでに別の人への思いが強くなっていたからだ。
まだ、言えないこの気持ちをいつか・・・・
いつかあの方に・・・・。
彼女はしばらく思いを閉じ込めておくことにした。
その頃、
ゴウが口を開いた。
「なぁ?ヒロさん。俺たちでさ、ヨシさんのことを捜そうぜ」
「兄さん、また無茶なことを・・・・」
「無茶じゃないぜ。あの人は俺たちの仲間になるべき人だ。なぁ?ヒロさん」
「そうなんですか?」
「そうですね。恐らくタネヨシ様の息子であることはもう間違いなさそうですね。」
「俺たちで親子の対面を果たしてあげようぜ。だって、あの人はまだ自分の力のことを知らないみたいだし・・・。というより、戦いを知ろうとしないみたいだし」
「そう簡単にいくのかなぁ」
ケンは、心配そうに言った。
「なんとかなるだろ」
「そう簡単にはいかないだろうな。世の中甘くはないぞ?」
マサはサラッと答えた。
「マサさん!!」
「でも、僕もそうおもいます。親子なんだってこと、ちゃんとわかってほしい。」
ジュンは同意した。
「では、探すだけ探しましょう。彼が仲間に入るかどうかは僕らの心がけ次第でもありますからね」
と、ヒロさんも同意してくれた。
「そうだな。信じるか信じないかも大切な戦士の心がけだからな」
と、マサさん。
5人は、笑い合い手を組んで誓った。
それは、光の国の女王であるレイナに助けてもらいながらお礼が言えていない事だった。
ミュウの傷は酷かったはずなのに、こんなに元気になったのは彼女のおかげだからだ。
「光の国に行ってみようか」
だが、母国の風の国と、光の国はなぜか敵対関係である今、踏み込む訳にはいかない。
あの時は、自分が光の国に迷い込み、怪我の治療をするために彼女が光の国に運んでくれたから入れた。
身分を偽るわけにはいかない。
「ミュウ、また彼女に助けられたな」
「ミュウ!ミュウ!」
「ミュウ、会いたいか?」
「ミュウ!」
ヨシの心は、少しずつだが解かれ始めているようだった。
その頃、レイナは・・・・
「レイナ様、一体どこまで行っておられたのですか?」
「アルフ、心配かけたわね。留守番ご苦労様」
レイナは、アルフに笑いかけていた。
アルフと呼ばれた男は、レイナの使いのものらしいが
「まさか、あの男ですか?彼は、風の国の者。敵対する国のものですよ?それがバレたらどうなるか」
「全部がそうとは限らないわよ」
「しかし・・・」
「現に彼は、誰にも刃を向けていないし・・・誰も殺してはいない。むしろ戦いを恐れている。嫌っているのよ?それに、何も伝えてないし、何も知らないでいる」
「・・・レイナ様・・・」
「彼はきっと心を閉ざしているだけよ」
「なぜ、わかるのですか?」
「彼はね、今でもとても悲しそうな顔をするの。孤独で、いつも一人で生きている・・・だから私は・・・・」
彼を癒してあげたい。
「レイナ様・・・」
「アルフもきっと彼を知ればわかるわよ」
「わたしは、レイナ様が心配なのです!・・・あなたをお慕い申し上げていますから!!」
「アルフ・・・・」
突然の告白だった。
「・・・・」
使者でありながらこんなことを言うつもりは・・・・
「し、失礼致します!!」
「あ、アルフ?」
「す、すみません。今のは忘れてください。片付けなければいけないことを思い出しました。では・・・・」
アルフは、レイナの顔を見ずに部屋を出ていった。
レイナは、アルフの気持ちに答えられないことを申し訳なく思っていた。
なぜなら、彼女の心はすでに別の人への思いが強くなっていたからだ。
まだ、言えないこの気持ちをいつか・・・・
いつかあの方に・・・・。
彼女はしばらく思いを閉じ込めておくことにした。
その頃、
ゴウが口を開いた。
「なぁ?ヒロさん。俺たちでさ、ヨシさんのことを捜そうぜ」
「兄さん、また無茶なことを・・・・」
「無茶じゃないぜ。あの人は俺たちの仲間になるべき人だ。なぁ?ヒロさん」
「そうなんですか?」
「そうですね。恐らくタネヨシ様の息子であることはもう間違いなさそうですね。」
「俺たちで親子の対面を果たしてあげようぜ。だって、あの人はまだ自分の力のことを知らないみたいだし・・・。というより、戦いを知ろうとしないみたいだし」
「そう簡単にいくのかなぁ」
ケンは、心配そうに言った。
「なんとかなるだろ」
「そう簡単にはいかないだろうな。世の中甘くはないぞ?」
マサはサラッと答えた。
「マサさん!!」
「でも、僕もそうおもいます。親子なんだってこと、ちゃんとわかってほしい。」
ジュンは同意した。
「では、探すだけ探しましょう。彼が仲間に入るかどうかは僕らの心がけ次第でもありますからね」
と、ヒロさんも同意してくれた。
「そうだな。信じるか信じないかも大切な戦士の心がけだからな」
と、マサさん。
5人は、笑い合い手を組んで誓った。
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