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のんびり高速移動旅
051、プロローグだったリアランス ※。
クエントを見送ったあと、次の聖地までひた走っているとリンが話しかけてきた。
「このまま行くと、聖地に着くんだが」
「どうした?」
「中にいつも二刻はいるから、野営準備してから入るか、それとも聖地入りは明日にするか、どっちがいい?」
辺りはそろそろ暗くなり始める刻になっている。
「じゃあさ聖地の中で野営すれば?雨風凌げてちょうどいいじゃん」
「……コウ、あの場所は聖地なのだが」
「じゃ、準備してからの方で」
これぞ無神論者の不謹慎ってやつをかましてしまったが、リンは笑っただけで済ましてくれた。
「コウらしいな、なら……もう少し走るぞ」
「はいなーっ」
一つ思ってしまったが、これは言うべきか悩んでしまった。
聖地……精を集める地の『精地』なのでは?!
などと言ったら、地下を野営地や宿代りに使えるのでは?と思ったが、今日は野営言ってしまったから、今度伝えようと思ったコウであった。
聖地から少し離れた小川の近くに野営準備をして、ラウ達に留守番をさせて聖地に向かった。
イムリンもペタがいるからか、ラウの背中の定位置から動こうとしてないので、そのまま置いてきた。
ピポグリフォルは、この辺りにいる魔物の中でも強い方なので心配ないらしいが、魔除けと目隠しの魔法もかけてきた。
魔除けは従魔には効かない仕組みになっているらしいし、目隠しは盗賊などの人に見付からないようにする為だ。
金額的な面で言えば、ピポグリフォルもレタクルーブも売れば結構な額になるらしい。
クリンスライムは売れるには売れるがこの四匹の中でも極格安とのこと。
そんな四匹に留守番させて、着いたのは第三聖地『リアランス』こちらは小さな広場の真ん中に、聖地の入口の東屋があった。
「そういや、この東屋の見た目一緒な」
「……気にしてなかったが、言われてみればそうだな」
「あれかもよ、ここを注目しないようにする為の何かあるのかもよ」
「……コウが言うとそういうこともありそうな気がしてきたよ」
そんなことを言いながら地下に入った。
「んっ…くっ……」
これを受け入れるのは何度目だろう。
俺のそこはもう形を覚えてしまっているし、このあとの激しく甘美な感覚を心待ちにしている自分がいるのも分かる。
はじめの頃にはここまでとは想像もしなかった。
快楽は嫌いではないと軽く思っていたからこそ、受け入れたコレを、それだけでは説明できない感情の影がちらつき始めたのはいつの頃だろう。
「っ……っんくっ……」
「ここにいるのは俺とお前の二人だけなのに。まだ声を抑えるのか?」
そんな声にさえ心地好いと感じてしまうのだ、もう色々とアレなのだろう。
声を抑えなくては、と自我を総動員するのは、声ではなくほかのなにかを抑えているのと同義。
「はっ……くっ癖っ…なんだっから、気っに、んんっ、するっなっ」
「癖か……、それを外したいんだけどな……」
汗のかかないこの空間では、汗で相手の状況を把握することも出来ないから、自分だけが乱れているような気分。
そのことがまたストッパーのように意固地にさせているのは間違いない。
逞しい肉体に相応しい逸物の甘美な動きに、色々と全てを持っていかれないようにするのは、骨が折れる。
だが、これは違うのだと俺はセイジョなのだと、時折飛びそうになる意識を押し留めながら、甘美な時間を味わう。
どの位経っただろう、もう何度イッたのか、まだ終わらない行為に疲れさえも無効化するこの体を少し恨み始めていた。
更にずんっと奥に押し込まれ、大きく喘ぎそうになった声をどうにか押し殺す。
「……俺は、どこまで乱れるのか見てみたいっなっ」
「なっにっっ…んっっ……何、いってんだっ、っっ……」
激しい打ち付けと共にドクリッと中に放たれるのを感じながら、こちらも触りもしないでイッた瞬間、自分たちを包んでいるソレが淡い光を放つのを感じた。
ふーっと息を吐き、体の上に覆い被さってくるのを心地よくされるがままに、でもすぐに色々とヤバイので肩をポンポンと叩き、軽口を叩く。
「重いーっどけー」
「嘘つけ、ここで重さを感じないだろう」
「バレたか。なあ、腹へった、出ようぜ」
「そうだな。もう二刻かそれ以上は経ってるだろうな」
体を離された時、違う表情が出そうになるのを笑ってごまかした。
「ここはまた、なかなか光ってくれなかったな」
「核が壊れていたことに関係があるかもしれないが、分からないな……抜くぞ」
そう、この『リアランス』の核は壊れていた。
キユランスには何もなかったが、ユリランスはぷかぷか浮き核があり、ここのはひび割れているカプセルのような殻が下層に落ちていた。
俺はそれを核が壊れた残りみたいと思って、そうリンに伝えるとリンも同意した。
それは、ヤッてる最中になくなっていたので、もう立証されたような気持ちでいる。
「んっっ……うおーったっぷり」
恒例行事の精液抜きからの吸収を見学して、ふと思う。
「これって、ほんとどうなってるんだろうな。ランスの中のこれって水でもなくて、なんだろうな」
「俺とお前の出したものが含まれているのは間違いない」
「言うなよー、言わないようにしてたんだから。ってことは歴代の……」
「ああ、歴代のも入ってるってことなんだろう」
「うわーっ、なんか微妙ーっ、出よう」
ウォーターベッドのような感触の下部の端により、脱ぎ置いた衣服を着用していく。
最初の頃は少しゴワゴワしていたこちらの衣類も、もう着慣れたのか、自分の衣服として認識してしまっていることに口の端が上がった。
隣でも衣服に手を伸ばし、衣服を着込んでいる。
身支度を整え終えると、キュポンッと音をさせ、零れることのない液体の球体から体を出し、うーっと伸びをした。
疲れない体だが、気分は一仕事終えたあとのような気分で、外に繋がる逆さ水に向かって歩いていく。
「やったあとの後始末が一切ない、こんなラブホあったら儲かるだろうな。ゴム不要、風呂不要、汗も汚れも付きませんってな」
「ラブホとはなんだ?」
「お、そっか。えーっと、性行為するためのホテル、こっちで言うと宿か、性行為はラブで、宿がホテルで略してラブホ。二刻いくらとかで一部屋貸すの」
「その為の宿なのか!?家ではしないのか?」
「するする。けど移動先だったり、家以外でやらなきゃいけない関係だったり、あとはホテルの宿の設備を堪能するためとか?」
「何を堪能するんだよ?」
逆さ水でテレポートして、野営地へ向かう。
「色々、SMとかもあるし、ブランコとかあるとこもあったな」
「SM?ブランコって子供が乗って遊ぶ、あれと同じか?」
「SMは、めんどいから却下。それそれ。あれの大人が二人乗っても大丈夫なやつで、二人で座って揺れたり、入れる方が立って入れて、ブランコ動かすみたいな」
「楽しいのか?」
「飽きがきたり、刺激の欲しい方々が使う感じ」
「……よく分からないな」
「刺激の少ない国だからな、そんなのでも刺激を求めるんだろうよ」
「使ったことあるのか?」
「……あるけど、俺はそんな面白くも楽しくもなかったが、相手は楽しんでたな」
誰って、俺を3呼ばわりしていたあの女だ。
呼び出されたほとんどのラブホには何かかしらの設備があったし、ないときは電マ攻めさせられたこともあったことを思い出してしまった。
「……あるのか」
「こっちに来る前、セフレ……彼女とかじゃなくて、ヤる為だけの女がいてさ、それがそういう変なラブホに呼び出してくるやつだったからさ」
「そ、そうか」
少しどもったような声音に顔を向けると、リンは斜め上を見ていた。
「んっ?」
「いやっ、なんだろうな。……これはそうなんだろうな」
「なんだよ」
隣から腕を引かれ、リンの胸に顔を押し付けるような形で抱かれた。
「嫌なもんなんだな。コウにそんな相手がいたと知るのは」
「……単なるセフレだし」
「俺もコウのことをとやかく言える立場じゃないが。今、凄く嫌な気持ちになってる。これが嫉妬というものなのだろうか」
「おっ、嫉妬すんの初めてか!リンおめでとう、レベルアップ~タラララッタラー」
誤魔化しでレベルアップさせてみたけど、リンの腕はしばらく緩むことはなかった。
コウ達が野営地で寝付いたその夜。
リアランスの東屋に近付く存在があった。
それはピョンと噴水台に飛び上がると、地下へとテレポートし、すぐさまランスに近付くと、日頃蓄えたそれらをランスに吐き出し、すぐに逆さ水へ戻っていった。
しばらくすると、ランス内をぷかぷかと浮かんでいた真っ赤なスライムのような守護核が硬化し始め、ポトリと下層に落ちた。
それを確認する前に、野営地へと戻っていく。
コウ達が眠るテントの中の定位置となっている隅に辿り着くと、ピタリと動くことを止めた。
誰にも、歴代最強と名高い勇者リンスランやテントの外で寝ているラウ達にも気付かれることなく、イムリンは一仕事終えた。
それを見ていた、キュリアンリサエルは目を見開いた。
「このスライムはなんなのだ?聖地には勇聖者と聖女二人が揃わねば入れぬはずでは?分からぬ、何が起こっているのだ?」
その呟きを聞くものは誰もいない。
見守ることしか出来ぬ自分の身の上に、初めて戸惑い怒りが湧くという複雑な感情を感じた瞬間でもある。
そのことを、その時のキュリアンリサエルは気付くことはなかった。
「このまま行くと、聖地に着くんだが」
「どうした?」
「中にいつも二刻はいるから、野営準備してから入るか、それとも聖地入りは明日にするか、どっちがいい?」
辺りはそろそろ暗くなり始める刻になっている。
「じゃあさ聖地の中で野営すれば?雨風凌げてちょうどいいじゃん」
「……コウ、あの場所は聖地なのだが」
「じゃ、準備してからの方で」
これぞ無神論者の不謹慎ってやつをかましてしまったが、リンは笑っただけで済ましてくれた。
「コウらしいな、なら……もう少し走るぞ」
「はいなーっ」
一つ思ってしまったが、これは言うべきか悩んでしまった。
聖地……精を集める地の『精地』なのでは?!
などと言ったら、地下を野営地や宿代りに使えるのでは?と思ったが、今日は野営言ってしまったから、今度伝えようと思ったコウであった。
聖地から少し離れた小川の近くに野営準備をして、ラウ達に留守番をさせて聖地に向かった。
イムリンもペタがいるからか、ラウの背中の定位置から動こうとしてないので、そのまま置いてきた。
ピポグリフォルは、この辺りにいる魔物の中でも強い方なので心配ないらしいが、魔除けと目隠しの魔法もかけてきた。
魔除けは従魔には効かない仕組みになっているらしいし、目隠しは盗賊などの人に見付からないようにする為だ。
金額的な面で言えば、ピポグリフォルもレタクルーブも売れば結構な額になるらしい。
クリンスライムは売れるには売れるがこの四匹の中でも極格安とのこと。
そんな四匹に留守番させて、着いたのは第三聖地『リアランス』こちらは小さな広場の真ん中に、聖地の入口の東屋があった。
「そういや、この東屋の見た目一緒な」
「……気にしてなかったが、言われてみればそうだな」
「あれかもよ、ここを注目しないようにする為の何かあるのかもよ」
「……コウが言うとそういうこともありそうな気がしてきたよ」
そんなことを言いながら地下に入った。
「んっ…くっ……」
これを受け入れるのは何度目だろう。
俺のそこはもう形を覚えてしまっているし、このあとの激しく甘美な感覚を心待ちにしている自分がいるのも分かる。
はじめの頃にはここまでとは想像もしなかった。
快楽は嫌いではないと軽く思っていたからこそ、受け入れたコレを、それだけでは説明できない感情の影がちらつき始めたのはいつの頃だろう。
「っ……っんくっ……」
「ここにいるのは俺とお前の二人だけなのに。まだ声を抑えるのか?」
そんな声にさえ心地好いと感じてしまうのだ、もう色々とアレなのだろう。
声を抑えなくては、と自我を総動員するのは、声ではなくほかのなにかを抑えているのと同義。
「はっ……くっ癖っ…なんだっから、気っに、んんっ、するっなっ」
「癖か……、それを外したいんだけどな……」
汗のかかないこの空間では、汗で相手の状況を把握することも出来ないから、自分だけが乱れているような気分。
そのことがまたストッパーのように意固地にさせているのは間違いない。
逞しい肉体に相応しい逸物の甘美な動きに、色々と全てを持っていかれないようにするのは、骨が折れる。
だが、これは違うのだと俺はセイジョなのだと、時折飛びそうになる意識を押し留めながら、甘美な時間を味わう。
どの位経っただろう、もう何度イッたのか、まだ終わらない行為に疲れさえも無効化するこの体を少し恨み始めていた。
更にずんっと奥に押し込まれ、大きく喘ぎそうになった声をどうにか押し殺す。
「……俺は、どこまで乱れるのか見てみたいっなっ」
「なっにっっ…んっっ……何、いってんだっ、っっ……」
激しい打ち付けと共にドクリッと中に放たれるのを感じながら、こちらも触りもしないでイッた瞬間、自分たちを包んでいるソレが淡い光を放つのを感じた。
ふーっと息を吐き、体の上に覆い被さってくるのを心地よくされるがままに、でもすぐに色々とヤバイので肩をポンポンと叩き、軽口を叩く。
「重いーっどけー」
「嘘つけ、ここで重さを感じないだろう」
「バレたか。なあ、腹へった、出ようぜ」
「そうだな。もう二刻かそれ以上は経ってるだろうな」
体を離された時、違う表情が出そうになるのを笑ってごまかした。
「ここはまた、なかなか光ってくれなかったな」
「核が壊れていたことに関係があるかもしれないが、分からないな……抜くぞ」
そう、この『リアランス』の核は壊れていた。
キユランスには何もなかったが、ユリランスはぷかぷか浮き核があり、ここのはひび割れているカプセルのような殻が下層に落ちていた。
俺はそれを核が壊れた残りみたいと思って、そうリンに伝えるとリンも同意した。
それは、ヤッてる最中になくなっていたので、もう立証されたような気持ちでいる。
「んっっ……うおーったっぷり」
恒例行事の精液抜きからの吸収を見学して、ふと思う。
「これって、ほんとどうなってるんだろうな。ランスの中のこれって水でもなくて、なんだろうな」
「俺とお前の出したものが含まれているのは間違いない」
「言うなよー、言わないようにしてたんだから。ってことは歴代の……」
「ああ、歴代のも入ってるってことなんだろう」
「うわーっ、なんか微妙ーっ、出よう」
ウォーターベッドのような感触の下部の端により、脱ぎ置いた衣服を着用していく。
最初の頃は少しゴワゴワしていたこちらの衣類も、もう着慣れたのか、自分の衣服として認識してしまっていることに口の端が上がった。
隣でも衣服に手を伸ばし、衣服を着込んでいる。
身支度を整え終えると、キュポンッと音をさせ、零れることのない液体の球体から体を出し、うーっと伸びをした。
疲れない体だが、気分は一仕事終えたあとのような気分で、外に繋がる逆さ水に向かって歩いていく。
「やったあとの後始末が一切ない、こんなラブホあったら儲かるだろうな。ゴム不要、風呂不要、汗も汚れも付きませんってな」
「ラブホとはなんだ?」
「お、そっか。えーっと、性行為するためのホテル、こっちで言うと宿か、性行為はラブで、宿がホテルで略してラブホ。二刻いくらとかで一部屋貸すの」
「その為の宿なのか!?家ではしないのか?」
「するする。けど移動先だったり、家以外でやらなきゃいけない関係だったり、あとはホテルの宿の設備を堪能するためとか?」
「何を堪能するんだよ?」
逆さ水でテレポートして、野営地へ向かう。
「色々、SMとかもあるし、ブランコとかあるとこもあったな」
「SM?ブランコって子供が乗って遊ぶ、あれと同じか?」
「SMは、めんどいから却下。それそれ。あれの大人が二人乗っても大丈夫なやつで、二人で座って揺れたり、入れる方が立って入れて、ブランコ動かすみたいな」
「楽しいのか?」
「飽きがきたり、刺激の欲しい方々が使う感じ」
「……よく分からないな」
「刺激の少ない国だからな、そんなのでも刺激を求めるんだろうよ」
「使ったことあるのか?」
「……あるけど、俺はそんな面白くも楽しくもなかったが、相手は楽しんでたな」
誰って、俺を3呼ばわりしていたあの女だ。
呼び出されたほとんどのラブホには何かかしらの設備があったし、ないときは電マ攻めさせられたこともあったことを思い出してしまった。
「……あるのか」
「こっちに来る前、セフレ……彼女とかじゃなくて、ヤる為だけの女がいてさ、それがそういう変なラブホに呼び出してくるやつだったからさ」
「そ、そうか」
少しどもったような声音に顔を向けると、リンは斜め上を見ていた。
「んっ?」
「いやっ、なんだろうな。……これはそうなんだろうな」
「なんだよ」
隣から腕を引かれ、リンの胸に顔を押し付けるような形で抱かれた。
「嫌なもんなんだな。コウにそんな相手がいたと知るのは」
「……単なるセフレだし」
「俺もコウのことをとやかく言える立場じゃないが。今、凄く嫌な気持ちになってる。これが嫉妬というものなのだろうか」
「おっ、嫉妬すんの初めてか!リンおめでとう、レベルアップ~タラララッタラー」
誤魔化しでレベルアップさせてみたけど、リンの腕はしばらく緩むことはなかった。
コウ達が野営地で寝付いたその夜。
リアランスの東屋に近付く存在があった。
それはピョンと噴水台に飛び上がると、地下へとテレポートし、すぐさまランスに近付くと、日頃蓄えたそれらをランスに吐き出し、すぐに逆さ水へ戻っていった。
しばらくすると、ランス内をぷかぷかと浮かんでいた真っ赤なスライムのような守護核が硬化し始め、ポトリと下層に落ちた。
それを確認する前に、野営地へと戻っていく。
コウ達が眠るテントの中の定位置となっている隅に辿り着くと、ピタリと動くことを止めた。
誰にも、歴代最強と名高い勇者リンスランやテントの外で寝ているラウ達にも気付かれることなく、イムリンは一仕事終えた。
それを見ていた、キュリアンリサエルは目を見開いた。
「このスライムはなんなのだ?聖地には勇聖者と聖女二人が揃わねば入れぬはずでは?分からぬ、何が起こっているのだ?」
その呟きを聞くものは誰もいない。
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