俺は異世界召喚された『セイジョ』として。

田子タコ

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のんびり高速移動旅

086、リサランス 2(何度?)←これも※なしに。

「何だ?」
「お前が……じゃなくても、勇聖者だけが出れるっことは聖女監禁プレイ出来んじゃん」
「プレイって……閉じ込めて楽しむのか?」
物覚えが良すぎる勇者は、ジト目で俺を見たので、慌てて否定した。
「いやっ、俺はプレイ好きじゃないぞ。あれは漫画とかで見るやつで、俺は普通のが……」
「へぇー、普通のがいいんだな」
言ってて恥ずかしくなって尻窄みしたのが、リンのスイッチを入れたらしく、声音が明らかに変わり、腰を掴まれ抱き込まれリンに密着した。
「あっ、えーっとまだ出ない的な?」
「これで急ぐ必要はなくなったからな。もし明日の朝に誰かいたら、またどうにかすればいい」
「うわーっ、勇者が悪役な発言してるのがまた……」
「また?」
少し口角が上がっているのがまた、影のなんたらとか魔王的な感じで、ようは内心ドキドキということ。
「……イケメンめ……」
「コウがこの顔を気に入ってくれてるなら、イケメンでもなんでもいいさ」
世の中のブサモブに聞かせたら、炎上カモンだが、それは俺に対してであって、そう思ったら顔が火照るのが分かり、下を向いた。
「コウ?」
「……あれの中に戻るんじゃないなら、宿準備して……ヤんぞ」
恥ずかしさなどで下を向いたが、リンも俺も先程の物足りなさのせいか、もう臨戦態勢は整って、互いの息子が解放を求めていたので、恥ずかしさも吹き飛ばして、すぐに上を向いた。
「ああ、今すぐコウの中に戻りたい、ほんの少しだけ待っていてくれ」
目の前からまたリンが消え、ドコッと音がした方向を見ると同時に、リンに抱き締められた。
「待たせたね」
「いや、待ってもないし、お前、今日はよく消える日……んっ……」
キスで口内を蹂躙されながら、ドサッと布団の束の上に寝かせられた。

レンガの上にベッドを置き、その上でコトを成すと足元がうるさいだろうと、布団をミルフィーユのように何枚も重ねて偽マットレスを作った、もちろんリンが。
こちらの一般的な敷き布団はアメリカナイズなマットレスではなく、煎餅布団のようなものだったので、各町や村を通ったときに同じ大きさの布団があれば一枚か二枚買って、先日ようやく出来たのだ。
一ヶ所で何枚も布団を買うと怪しまれるからと一応、配慮したのだ。
きっかけは、ベッドを買おうとしたとき。
レンガの上にベッドはうるさいし、煎餅布団一枚は、痛いだろうし、寒さとか伝わってきそうと我が儘を言った。
すると、アイデアを出してくれと言われ、ミルフィーユ布団をひらめいて、実行したのだ、リンが。
このイケメン、裁縫もこなしたよ、これも隊長直伝。
隊長は、リンをスパダリ(候補)にした張本人だと俺は思っている。
そんなリンが作ったミルフィーユ布団は固さと弾力が心地いい代物に出来上がった。
もちろん、サイズは二人が寝ても余裕なキングサイズ。
枕も縫い付けてある、一々セットしなくてもいいからだ。
イムリンが完璧に綺麗にしてくれるからこそ出来る所業であるが、それを有効活用しなきゃと、アイデアを出しまくった。

お陰で、リンの攻めに体が上へとずり上がるが、枕に阻止され、布団の外まで行かずに済んでいる。
「っ……っ、イッ……イクッ……んんっ……っ、まだっイッて、っるっ……ーっ……」
こちらがイッても攻めは続き、更にイキ、腰や足がガクブルと震えた。
「くっっ……コウッなんて締め付けだ」
そんなんが、何度目だろうか、俺たちがイッた直後、ディラがピューッと鳴いた。
実は、ヤリ始めた何度目かの時に光り輝いて、一瞬冷めたので、ディラ達を迎えに行かせ、ついでに飯を食った。
その後またヤっていたりと、おかげで今日のイキ回数、把握出来ない。
「んっ?ディラ?どうした?」
「……そろそろ寝る時間なのだろう」
「あっ、うるさかったか」
ディラはピュィーッと鳴くと、座った姿勢のまま目を瞑った。
ダメな姿勢で寝ているのは、相変わらずのペタだけ、イムリン抜きにして。
「……もしかして、あれの中って防音完備?!」
あまり気にしてなかったが、ランス内は液体なのだ、音は吸収されるだろう。
「ありゃりゃ~問題点発覚。あれの中でヤッた方がこいつらにはいいのか。じゃあ、光をどうするかだな」
「……次は何を作ろうか?」
まだ埋まっている一物をグッと押し込めながら、ニヤニヤと聞いてくるリンに、笑みを返し、全ての括約筋を締めるた。
眉間にシワが寄り、グッとリンの喉の奥が鳴る。
その時、目の端にイムリンがゆらゆらと近付いてきたのが見えて、手を伸ばしペタッとリンにイムリンをくっ付けた。
途端、俺の中のリンが膨張を止め、俺も落ち着いた。
「……イムリンのこれ、なんなんだろうな」
ニヤニヤと笑みながら言う俺に、リンは大きくため息を吐きながら俺の中から出た。
「俺に聞かれても何も知らないよ」
そう言いながら立ち上がるリンの体をイムリンが素早く綺麗にしている。
何だかんだと言いながら、リンもイムリン掃除を気に入っているようだ。
「マインドも掃除してくれんのかね?」
「感情だったか、そんな効果があるなら、もっとスライム研究されてるだろう、この……イムだけじゃないのか?普通のクリンスライムよりも小さい珍しい個体だからな」
「おーっ、そう言えばイムリンってレアだった」
そんな話をしながら、掃除はイムリンに任せて、服を着用した。
これもイムリンの洗濯済み、イムリンって最高。
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