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のんびり高速移動旅
113、卵の管理 8(親)
教会を出て、そのまま教会横の隊長宅に向かい、ドアノッカーをコンコンを鳴らして待つ。
「……はい……」
「ミッツーッ、今いい?」
「……その呼び方はコウタさんですね、今開けます」
そういやぁ、前に住んでたアパートは、インターホンなしで毎回玄関開けなきゃいけなくて、めんどかった。
ある時、居留守使ったら、ドアをガンガン蹴られた。
その前に住んでたやつが債務者だったらしくて、夜逃げしたらしい、激安物件には裏があることを知った最初の物件だ。
それに以外にも○○さんのお宅ですか?が頻繁に来て、色々と訪問客の多い住人だった。
いつかは来なくなるだろうと粘ったが、絶えることない訪問者のウザさに引っ越しした。
「どうしました?」
そんなんを考えていると、ミッツが出てきた。
「えーっと、明日の朝。九刻の鐘が鳴ったら教会に来て欲しいんだけど、いい?」
「えっ?いきなりどうしたんですか?」
「今は、ちょっと説明出来ないけど、明日になれば分かる。あと、隊長に内緒で」
「……隊長とは、アフラスタのことか?」
その時、ミッツの後ろから大きめな男性が二人出てきた。
「んっ?お前リンスランか?」
目線が俺を越えて、後ろに行くと、リンがいつも伸びてる背筋を更にピシリッと伸ばした。
「ご無沙汰しております。ラスタ司令、アフラ副官」
んっ?ラスタ、アフラ?アフラ+ラスタ=アフラスタ、ってことは隊長の親?
んんっ?司令、副官って、軍の1.2とかじゃね?
「今は引退している、呼んでくれるな」
「失礼しました……」
リンに場所を譲って暫し歓談でもしてもらおうと、一歩ずれると、キラリと二人の目が俺を向いた。
「リンスラン、この方は?」
「どこまでご存じですか?」
問いに、問いで返しちゃ不味いでしょ。
しかも引退したとはいえ、軍の1.2に。
俺にしては、長く感じた三秒後に、1.2が笑いだした。
「……それでいい。相手が元格上だとしてもな。今のお前は、彼が最優先事項だ。……貴殿がコウタ殿だな、はじめまして。私はラスタ、こっちはアフラ、アフラスタの親だ」
握手の手を出されて、手を出すが、デカくてゴツい手に一瞬ヒヤリとしたものが来たのは、仕方がないだろう、しかも二回とも。
「ども……コウタです」
「リンスラン起立を解け、今ではお前の方が上なんだ」
「……はい。分かってはいるのですが……」
二人や隊長相手のリンを見ていたら、あることを思い出した。
「あー、パブロフの犬っ」
「「「それは?」なんだ?」」
なんで、この人達は被るんだろう。
こんなんが続いてる気がする。
「立ち話も何なので、皆さん家に入りませんか?」
そこにほんわかと、ミッツが口を挟んだ。
「おお、そうだな」
「すまなかった、上がってくれ」
「お茶を用意しますね。コウタさん、苦手なものありますか?」
ミッツかっけーっと小声で呟いたら、聞き取れなかったようで、ミッツにもう一回いいですか?と言われた。
「いやいや、えーっと、ないから大丈夫」
「そうですか」
後ろのリンは、その呟きが聞こえ、俺の言った意味も含めて分かったようで少しニヤリとした。
「芯が強そうだ」
俺にだけ聞こえるように呟き、俺は二度頷いた。
それから、しばらく五人で話した。
お茶でもと言われたのに、話している内に何故か酒盛りに突入。
でも、セイジョ&ユウセイシャ効果により、ノンアル呑んでるかのように旨いとは思うが酔わない俺らに潰され1.2退場。
ツマミを作ったりと席を外し、色々といい感じにアルコールをかわし、ほぼ酔いのないミッツにあとを託して家を出た。
やはり、おっとり見えているが、ミッツはしっかりしていて、デカイ三人に囲まれているのに、ミッツのお陰で圧迫感とかもなかった。
デカブツ二人を運ぶのをお手伝いした時、リンとミッツと三人でとは言え、あの二人を難なく運べてしまう自分の体にビビったりもしたり。
明日のあれこれはまだ内緒にして、1.2も誘って、明日の九刻に教会入りとなった。
さて、とうなるやら。
その帰り道、丁度ペレパー運びの郵便鶏のカニャツ(レタクレーブ)が新刊を持ってきたので、今回は諸事情により予想予定日よりも二日後になることを紙に書いて渡した。
あとは、ぶらぶらと街探索したり、屋台の摘み食いしたりと、久しぶりに暇潰し、ゆったりとした時間を過ごした。
「……はい……」
「ミッツーッ、今いい?」
「……その呼び方はコウタさんですね、今開けます」
そういやぁ、前に住んでたアパートは、インターホンなしで毎回玄関開けなきゃいけなくて、めんどかった。
ある時、居留守使ったら、ドアをガンガン蹴られた。
その前に住んでたやつが債務者だったらしくて、夜逃げしたらしい、激安物件には裏があることを知った最初の物件だ。
それに以外にも○○さんのお宅ですか?が頻繁に来て、色々と訪問客の多い住人だった。
いつかは来なくなるだろうと粘ったが、絶えることない訪問者のウザさに引っ越しした。
「どうしました?」
そんなんを考えていると、ミッツが出てきた。
「えーっと、明日の朝。九刻の鐘が鳴ったら教会に来て欲しいんだけど、いい?」
「えっ?いきなりどうしたんですか?」
「今は、ちょっと説明出来ないけど、明日になれば分かる。あと、隊長に内緒で」
「……隊長とは、アフラスタのことか?」
その時、ミッツの後ろから大きめな男性が二人出てきた。
「んっ?お前リンスランか?」
目線が俺を越えて、後ろに行くと、リンがいつも伸びてる背筋を更にピシリッと伸ばした。
「ご無沙汰しております。ラスタ司令、アフラ副官」
んっ?ラスタ、アフラ?アフラ+ラスタ=アフラスタ、ってことは隊長の親?
んんっ?司令、副官って、軍の1.2とかじゃね?
「今は引退している、呼んでくれるな」
「失礼しました……」
リンに場所を譲って暫し歓談でもしてもらおうと、一歩ずれると、キラリと二人の目が俺を向いた。
「リンスラン、この方は?」
「どこまでご存じですか?」
問いに、問いで返しちゃ不味いでしょ。
しかも引退したとはいえ、軍の1.2に。
俺にしては、長く感じた三秒後に、1.2が笑いだした。
「……それでいい。相手が元格上だとしてもな。今のお前は、彼が最優先事項だ。……貴殿がコウタ殿だな、はじめまして。私はラスタ、こっちはアフラ、アフラスタの親だ」
握手の手を出されて、手を出すが、デカくてゴツい手に一瞬ヒヤリとしたものが来たのは、仕方がないだろう、しかも二回とも。
「ども……コウタです」
「リンスラン起立を解け、今ではお前の方が上なんだ」
「……はい。分かってはいるのですが……」
二人や隊長相手のリンを見ていたら、あることを思い出した。
「あー、パブロフの犬っ」
「「「それは?」なんだ?」」
なんで、この人達は被るんだろう。
こんなんが続いてる気がする。
「立ち話も何なので、皆さん家に入りませんか?」
そこにほんわかと、ミッツが口を挟んだ。
「おお、そうだな」
「すまなかった、上がってくれ」
「お茶を用意しますね。コウタさん、苦手なものありますか?」
ミッツかっけーっと小声で呟いたら、聞き取れなかったようで、ミッツにもう一回いいですか?と言われた。
「いやいや、えーっと、ないから大丈夫」
「そうですか」
後ろのリンは、その呟きが聞こえ、俺の言った意味も含めて分かったようで少しニヤリとした。
「芯が強そうだ」
俺にだけ聞こえるように呟き、俺は二度頷いた。
それから、しばらく五人で話した。
お茶でもと言われたのに、話している内に何故か酒盛りに突入。
でも、セイジョ&ユウセイシャ効果により、ノンアル呑んでるかのように旨いとは思うが酔わない俺らに潰され1.2退場。
ツマミを作ったりと席を外し、色々といい感じにアルコールをかわし、ほぼ酔いのないミッツにあとを託して家を出た。
やはり、おっとり見えているが、ミッツはしっかりしていて、デカイ三人に囲まれているのに、ミッツのお陰で圧迫感とかもなかった。
デカブツ二人を運ぶのをお手伝いした時、リンとミッツと三人でとは言え、あの二人を難なく運べてしまう自分の体にビビったりもしたり。
明日のあれこれはまだ内緒にして、1.2も誘って、明日の九刻に教会入りとなった。
さて、とうなるやら。
その帰り道、丁度ペレパー運びの郵便鶏のカニャツ(レタクレーブ)が新刊を持ってきたので、今回は諸事情により予想予定日よりも二日後になることを紙に書いて渡した。
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