自分が悲しいから

自らの命

僕の名前は柄魏 夜空(からき よぞら)
僕は、不幸だ
僕は両親がいない
母は僕を産んですぐあとに病気で死んだ
父は事故で死んだ
みんな僕を置いて先に逝く
正直怖い
みんなを目の前で亡くすのは
僕の前からいなくなるのは悲しい

僕には姉がいた、とても優しくて強い姉が
だが、姉はストーカーに困っていた
僕も助けたかったけど、僕より姉の方が力では勝っている 
だから、僕は見てることしか出来なかった
そう悩んでいるうち
ストーカーに殺され死んでしまった。
「嫌だ！嫌だ！いやだ！
誰も見たくない！死を見たくない
聞きたくない！悲しい事は聞きたくない
とっても嫌いなんだこの世界が
僕を虐めているんだ！
僕が何をしたって言うんだ！
僕をいじめて何になるんだ！
もうやめてくれ、これ以上はもう、、、」
耐えきれなかった、こんな世界無くなってくしまえばいいと願った

僕に初めて彼女が出来た！
嬉しかった！だって世界に嫌われていると
思っていたから
世界は僕を虐めてなんかいなかったんだ
1日1秒を大切にして生きていた、、、
「もう嫌だ！嫌だ！死にたい！」
だが、僕は弱虫だ
死ぬことさえ出来なかった
怖かった、痛みを感じることが
死ぬという恐怖を叩きつけられた感覚だった
一瞬にして恐怖が頭を過ぎった

彼女は僕を騙していた、ただの遊びだった
彼女は彼氏が居たそうだ
最低だ！僕も彼女も、この世界も
だから、自らの手で殺した
彼氏彼女諸共ぐちゃぐちゃにした
バラバラにした、そして埋めた

もう、なにも産まれなくていい
生産を続けなくていい

だから僕は首を吊った