敗戦国の王女たちの処女を散らす愛を知らない若き国王アルダールが、アリシアと出会って愛を知るまで

佐保やよい

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16.幼い顔と淫靡な身体

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3年前に滅ぼし、今はオルドネージュの一部となっている旧ユディン王国と元公妃を久しぶりに思いだしながら歩いていたら、あっという間に離宮に着いた。

「陛下、お待ちしておりました。」離宮の管理人が丁寧に挨拶をしながらアルダールを迎えた。

「ヘロデアの女はどうしている?」下女に足を洗わせながら聞と、

管理人は平伏して答えた。「申しつけられた通り、昼前に魔法師を呼んで、王女に回復魔法をかけさせました。また、勝手ながら王女の部屋をルキアの間に移しました。その方が陛下もゆったりとお過ごしになれるかと存じます。」

ルキアは夏に咲く黄色い花で、ルキアの間は離宮の中では2番目に広くて良い部屋だ。ちなみに1番良い部屋には春の代表的な花であるマリニアの名前が付けられている。

「ほう、ルキアの間に入れたか。」1番良いマリニアの間に入れなかったのは、エスティアに増長させないためと、周囲への牽制だろう。

「いい選択だな。」アルダールが褒めると、管理人は素直に嬉しそうな笑顔を見せた。


管理人が先に知らせていたのだろう、アルダールがエスティアのいる部屋に近づくと、扉が向こうから開いた。

「陛下、お待ちいたしておりました!」弾んだ声でエスティアがアルダールを迎えた。その後ろには侍女が2人控えている。昨夜は国から付き従ってきた侍女しかいなかったのに。

新しい侍女は、閨の指南役を務める娼館上がりの女だろう。管理人は本当に気が利く。

下がってよいぞと声をかけると、2人は静かに退室した。

「まだ痛いか?」いきなりの直裁な問いに、エスティアはさっと顔を赤らめ、はにかんで答えた。
「回復魔法のお陰で、痛みはありません。」

「そうか、では今宵も存分に俺を楽しませてくれるんだな?」
エスティアの顔はさらに赤みを増し、「はい、陛下。」と答える。

まだ13歳だというのに、匂い立つような色香がある。昨日、処女を散らしたばかりだというのに。

アルダールの下半身がトクンと脈打った。

「こっちへ来い。」エスティアを自分の前に呼び寄せると、今日は自分で服を脱げと命じた。

エスティアは一瞬、目を見開いたが、素直に「はい、陛下」と答えて、ゆっくりと薄衣のガウンから脱いでいく。全裸になると、アルダールの前に恥ずかしそうに頬を染めて立った。

胸はふくらみ始めたばかりで、下には若草もない。まだ子供の身体なのに、この色気はなんだろう。アルダールは自身のモノが熱を帯び、首をもたげたのを感じた。

「新しい侍女から、色々と習ったか?」
「あ・・・は、はい。」
「そうか。習ったことはすぐに実践しないと。何をどう習ったのか、俺に見せてみろ。」

エスティアはおずおずといった感じでアルダールのズボンの前を寛げる。そして、既に堅く脈打っている熱杭をズボンの中から取り出すと、先端にキスをしてから口に含んだ。

『ほう、いきなりか。』だが、アルダールはエスティアの口から自身を引き抜いた。

「もう少し、大人になってからの方がいい。お前の口はまだ小さい。」

真剣な顔でコクンと頷いたエスティアの両脇に手を入れ、ひょいと抱き上げた。
「きゃっ、あ、あの?」戸惑うエスティアを無視し、ベッドに深く腰を下ろすと、自分の膝の上に乗せた。そして、上から覆い被さるように身をかがめると、エスティアの耳と首筋にキスを落とす。

「ひゃ、あ。」くすぐったそうに身をよじる。

「エスティア、両手を俺の両肩に置け。そう、そして俺の脚をまたぐように膝立ちになれ。」素直に従うエスティアに最後の命令を出す。「そのまま、腰を落としていき、俺のモノをお前の中に入れろ。」

エスティアは言われた通り、アルダールの熱杭を自身の中に沈めようと腰を下ろし始めた。だが、アルダールの先端を自身に入れようとした瞬間、うっと声を上げて腰をずらした。

「まだ濡れていないのか。それじゃあ、痛いだろう。」アルダールはエスティアを膝立ちさせたまま、彼女の股間に指で触れた。

アルダールの脚をまたぐように膝立ちをしているので、エスティアは両膝を閉じられない。それをいいことに、アルダールは右手の人差し指と中指で彼女の秘芯を探り当てると、リズミカルに指で秘芯の両脇をさすり始めた。

すぐに蜜があふれ出した。「いい身体だ。」満足げにアルダールが呟く。

エスティアは腰を前後に振り始めた。「あ、あ、あぁっ」切ない声を上げ始め、腰の振りが激しくなった。
まだ幼い顔と身体で腰を振るその姿は、あまりに歪で淫らだった。

と、エスティアが「あああっ・・・」と声を上げ、アルダールの指から腰を逃がそうとした。

「いったか。」
尋ねるアルダールに、呼吸を荒くしながらエスティアがうなずいた。

「では、俺のモノをお前の下の口で咥えこんでもらおうか。」
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