【R18】転生エルフ姫は魔王に溺愛される

雪月華

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第四章 コセディアの王女

月夜の散歩

 天蓋ベットに寝かされた、緑の首輪だけ付けた裸の私に、着衣のままのカインが圧し掛かってくる。

 私だけ、裸なのが恥ずかしい。

 ズボンの前をくつろげ、張りつめられた彼のモノを蜜口に押し当てられる。


「ぁっ、ゃあっ……ぁああっ、ぁああんっ」

 
 奥深くまで熱い肉杭に穿たれ、彼の下で揺すぶられて、揺すぶられて、もう何が何だか、訳も分からなくなる。

 ただ、琥珀の瞳に繋ぎ止められたまま、快楽だけが、脳裏に焼きつけられていく……。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 ……いつの間にか、眠っていた。

 目覚めると薄暗い部屋の天蓋ベッドの天井が目に映る。


 身体がだるい……。


 ベッド脇のサイドテーブルに置いてある回復薬ポーションに手を伸ばした。

 ぬるくなったミント系の味のする回復薬を飲み干すと、すっと身体が軽くなった。

 
 浴室でシャワーを浴びよう、とベッドから降りる。

 
「……起きたのか」


 暗い部屋の中で、カインが長椅子の背にもたれて座っていた。

 片手を背もたれに置き、もう片方の手にはお酒の入ったゴブレット。

 鬼人族はお酒に強くて、ほとんど酔うことはないんだけど……。


「夕餐まで、まだ時間がある。

 せっかくその緑の首輪をドワーフ工房で特注したのだから、迷宮散策でもするか?

 ナギサは迷宮を、まだ草原エリアしか見ていないしな」


 立ち上がった彼の、挿し伸ばされた手に吸い込まれるように、自分の手を置く。

 まるで、燃え盛る炎に飛び込む、夏の虫のように。


「婚姻のリングに、ミスリルチェーンをつけてやろう」


 ネックレス用の極細のミスリルチェーンはとても軽いものだけれど。

 私の一番敏感なところ、秘粒のリングに付けて垂らされると、歩くたびに左右に揺れて、その度にそこが引っ張られてしまうのに……。


 彼の指先が首輪の赤い宝玉に触れ、魔力を込める。


「首輪には保護魔法が付与エンチャントされている。寒さも暑さも感じないはずだ」


 首輪以外には長い白金の髪プラチナブロンドだけしか身体を隠すものがなく、裸足のままで。


 カインに手を引かれるようにして、居室を出て、石の回廊を渡る。

 
 細いチェーンが揺れる度に、感じやすい秘粒が刺激されて、救いを求めるように彼の腕に縋りつく。

 
 こんな、恥ずかしい姿で、誰かに会って見られてしまったら……。

 
 そんな思いが、ますます私を追い詰める。


 幸い、内勤のゴブリン達にも行き会わず、魔方陣で封印された扉の向こうの、あのエレベーターホールのような場所についた。また箱のような部屋に入って、迷宮の地下に降りる。


 そして連れて行かれた階層は、煌々とした満月に照らされた、白い砂浜が広がる海岸だった。

 ケトッシー村のあった草原エリアのように、ここも迷宮の理が働いていて、迷宮の地下にあるにもかかわらず、夜空が広がっている。


 潮の香りに包まれ、寄せては返す波の音。

 月の光のもと、サラサラとした白い砂浜をふたりで歩く。私は裸足で。


 波打ち際まで行くと、夜空の星々を映したように、浜辺に打ち寄せる波がキラキラと光っていた。

 海水中の発光微生物の、青白い光が星のように煌いている。


「ナギサ、あれを」

 指差された先を見ると、いくつもの尾びれが波間にひるがえっている。


 人魚の群れ……だった。

 彼女たちの美しい歌声が潮風に乗って、聞こえてくる。


 幻想的な光景に、魅入られる。


「ここで使やろう」

 耳元で不埒なささやきをする、カイン。


 砂浜で私を四つん這いにさせると、ぬかるんだ蜜口に彼の固くなった先端を宛がい、後ろから挿入はいってくる。


 ……人魚たちが、見ているのに。


「欲しかったんだろう? ここまで歩いて来る間に、踝まで蜜が滴っていた」


 その通りだった。彼の与えてくれるものが、慈悲に感じるほど、欲していた。

 ゆっくりとした抽送に、悦びが沸き上がり、咽び泣く。

 ある時は、焦らすように、またある時はイイ所をねらって追い詰められる。


「あっ! ゃっ、そこぉっ……ぁあっ、もぉ、だめぇえっ」


 私は泣き叫び、歓喜の涙を流す。


 私達ふたりの愛の営みに合わせるように、人魚の歌声が響く。


 ……やがてその時が来て、彼のモノがいっそう深く私の奥に押し付けられて、中で暴れるように震えた。


「ィっちゃっ、イッちゃうのぉおっ」


 彼の先端に自らキスするように降りて来た、私の子宮口に熱い白濁が掛けられる。

 絶頂して、ガクガクと震える腕は身体を支えきれず、突っ伏してしまう。


 私の腰を両手でしっかり掴んでいるカインは、私の身体をぎゅうと引きつけて射精を続けた。

 収まり切れない白濁が、彼のモノで塞がれた蜜口の隙間から、吹きこぼれて、乾いた砂地に落ちて吸い込まれていく。

 やがてすべてを出し尽くすと、彼は砂浜にゴロリと横たわり、私を抱き寄せた。


 
 仰向けに寝転ぶと、まるで夜空の星が降って来るかのように、見えた。



「……何を見ている?」



 ……もう、あなたしか、見えない。


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