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第四章 コセディアの王女
月夜の散歩
天蓋ベットに寝かされた、緑の首輪だけ付けた裸の私に、着衣のままのカインが圧し掛かってくる。
私だけ、裸なのが恥ずかしい。
ズボンの前をくつろげ、張りつめられた彼のモノを蜜口に押し当てられる。
「ぁっ、ゃあっ……ぁああっ、ぁああんっ」
奥深くまで熱い肉杭に穿たれ、彼の下で揺すぶられて、揺すぶられて、もう何が何だか、訳も分からなくなる。
ただ、琥珀の瞳に繋ぎ止められたまま、快楽だけが、脳裏に焼きつけられていく……。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
……いつの間にか、眠っていた。
目覚めると薄暗い部屋の天蓋ベッドの天井が目に映る。
身体がだるい……。
ベッド脇のサイドテーブルに置いてある回復薬に手を伸ばした。
ぬるくなったミント系の味のする回復薬を飲み干すと、すっと身体が軽くなった。
浴室でシャワーを浴びよう、とベッドから降りる。
「……起きたのか」
暗い部屋の中で、カインが長椅子の背にもたれて座っていた。
片手を背もたれに置き、もう片方の手にはお酒の入ったゴブレット。
鬼人族はお酒に強くて、ほとんど酔うことはないんだけど……。
「夕餐まで、まだ時間がある。
せっかくその緑の首輪をドワーフ工房で特注したのだから、迷宮散策でもするか?
ナギサは迷宮を、まだ草原エリアしか見ていないしな」
立ち上がった彼の、挿し伸ばされた手に吸い込まれるように、自分の手を置く。
まるで、燃え盛る炎に飛び込む、夏の虫のように。
「婚姻のリングに、ミスリルチェーンをつけてやろう」
ネックレス用の極細のミスリルチェーンはとても軽いものだけれど。
私の一番敏感なところ、秘粒のリングに付けて垂らされると、歩くたびに左右に揺れて、その度にそこが引っ張られてしまうのに……。
彼の指先が首輪の赤い宝玉に触れ、魔力を込める。
「首輪には保護魔法が付与されている。寒さも暑さも感じないはずだ」
首輪以外には長い白金の髪だけしか身体を隠すものがなく、裸足のままで。
カインに手を引かれるようにして、居室を出て、石の回廊を渡る。
細いチェーンが揺れる度に、感じやすい秘粒が刺激されて、救いを求めるように彼の腕に縋りつく。
こんな、恥ずかしい姿で、誰かに会って見られてしまったら……。
そんな思いが、ますます私を追い詰める。
幸い、内勤のゴブリン達にも行き会わず、魔方陣で封印された扉の向こうの、あのエレベーターホールのような場所についた。また箱のような部屋に入って、迷宮の地下に降りる。
そして連れて行かれた階層は、煌々とした満月に照らされた、白い砂浜が広がる海岸だった。
ケトッシー村のあった草原エリアのように、ここも迷宮の理が働いていて、迷宮の地下にあるにもかかわらず、夜空が広がっている。
潮の香りに包まれ、寄せては返す波の音。
月の光のもと、サラサラとした白い砂浜をふたりで歩く。私は裸足で。
波打ち際まで行くと、夜空の星々を映したように、浜辺に打ち寄せる波がキラキラと光っていた。
海水中の発光微生物の、青白い光が星のように煌いている。
「ナギサ、あれを」
指差された先を見ると、いくつもの尾びれが波間に翻っている。
人魚の群れ……だった。
彼女たちの美しい歌声が潮風に乗って、聞こえてくる。
幻想的な光景に、魅入られる。
「ここで使ってやろう」
耳元で不埒なささやきをする、カイン。
砂浜で私を四つん這いにさせると、ぬかるんだ蜜口に彼の固くなった先端を宛がい、後ろから挿入ってくる。
……人魚たちが、見ているのに。
「欲しかったんだろう? ここまで歩いて来る間に、踝まで蜜が滴っていた」
その通りだった。彼の与えてくれるものが、慈悲に感じるほど、欲していた。
ゆっくりとした抽送に、悦びが沸き上がり、咽び泣く。
ある時は、焦らすように、またある時はイイ所をねらって追い詰められる。
「あっ! ゃっ、そこぉっ……ぁあっ、もぉ、だめぇえっ」
私は泣き叫び、歓喜の涙を流す。
私達ふたりの愛の営みに合わせるように、人魚の歌声が響く。
……やがてその時が来て、彼のモノがいっそう深く私の奥に押し付けられて、中で暴れるように震えた。
「ィっちゃっ、イッちゃうのぉおっ」
彼の先端に自らキスするように降りて来た、私の子宮口に熱い白濁が掛けられる。
絶頂して、ガクガクと震える腕は身体を支えきれず、突っ伏してしまう。
私の腰を両手でしっかり掴んでいるカインは、私の身体をぎゅうと引きつけて射精を続けた。
収まり切れない白濁が、彼のモノで塞がれた蜜口の隙間から、吹きこぼれて、乾いた砂地に落ちて吸い込まれていく。
やがてすべてを出し尽くすと、彼は砂浜にゴロリと横たわり、私を抱き寄せた。
仰向けに寝転ぶと、まるで夜空の星が降って来るかのように、見えた。
「……何を見ている?」
……もう、あなたしか、見えない。
私だけ、裸なのが恥ずかしい。
ズボンの前をくつろげ、張りつめられた彼のモノを蜜口に押し当てられる。
「ぁっ、ゃあっ……ぁああっ、ぁああんっ」
奥深くまで熱い肉杭に穿たれ、彼の下で揺すぶられて、揺すぶられて、もう何が何だか、訳も分からなくなる。
ただ、琥珀の瞳に繋ぎ止められたまま、快楽だけが、脳裏に焼きつけられていく……。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
……いつの間にか、眠っていた。
目覚めると薄暗い部屋の天蓋ベッドの天井が目に映る。
身体がだるい……。
ベッド脇のサイドテーブルに置いてある回復薬に手を伸ばした。
ぬるくなったミント系の味のする回復薬を飲み干すと、すっと身体が軽くなった。
浴室でシャワーを浴びよう、とベッドから降りる。
「……起きたのか」
暗い部屋の中で、カインが長椅子の背にもたれて座っていた。
片手を背もたれに置き、もう片方の手にはお酒の入ったゴブレット。
鬼人族はお酒に強くて、ほとんど酔うことはないんだけど……。
「夕餐まで、まだ時間がある。
せっかくその緑の首輪をドワーフ工房で特注したのだから、迷宮散策でもするか?
ナギサは迷宮を、まだ草原エリアしか見ていないしな」
立ち上がった彼の、挿し伸ばされた手に吸い込まれるように、自分の手を置く。
まるで、燃え盛る炎に飛び込む、夏の虫のように。
「婚姻のリングに、ミスリルチェーンをつけてやろう」
ネックレス用の極細のミスリルチェーンはとても軽いものだけれど。
私の一番敏感なところ、秘粒のリングに付けて垂らされると、歩くたびに左右に揺れて、その度にそこが引っ張られてしまうのに……。
彼の指先が首輪の赤い宝玉に触れ、魔力を込める。
「首輪には保護魔法が付与されている。寒さも暑さも感じないはずだ」
首輪以外には長い白金の髪だけしか身体を隠すものがなく、裸足のままで。
カインに手を引かれるようにして、居室を出て、石の回廊を渡る。
細いチェーンが揺れる度に、感じやすい秘粒が刺激されて、救いを求めるように彼の腕に縋りつく。
こんな、恥ずかしい姿で、誰かに会って見られてしまったら……。
そんな思いが、ますます私を追い詰める。
幸い、内勤のゴブリン達にも行き会わず、魔方陣で封印された扉の向こうの、あのエレベーターホールのような場所についた。また箱のような部屋に入って、迷宮の地下に降りる。
そして連れて行かれた階層は、煌々とした満月に照らされた、白い砂浜が広がる海岸だった。
ケトッシー村のあった草原エリアのように、ここも迷宮の理が働いていて、迷宮の地下にあるにもかかわらず、夜空が広がっている。
潮の香りに包まれ、寄せては返す波の音。
月の光のもと、サラサラとした白い砂浜をふたりで歩く。私は裸足で。
波打ち際まで行くと、夜空の星々を映したように、浜辺に打ち寄せる波がキラキラと光っていた。
海水中の発光微生物の、青白い光が星のように煌いている。
「ナギサ、あれを」
指差された先を見ると、いくつもの尾びれが波間に翻っている。
人魚の群れ……だった。
彼女たちの美しい歌声が潮風に乗って、聞こえてくる。
幻想的な光景に、魅入られる。
「ここで使ってやろう」
耳元で不埒なささやきをする、カイン。
砂浜で私を四つん這いにさせると、ぬかるんだ蜜口に彼の固くなった先端を宛がい、後ろから挿入ってくる。
……人魚たちが、見ているのに。
「欲しかったんだろう? ここまで歩いて来る間に、踝まで蜜が滴っていた」
その通りだった。彼の与えてくれるものが、慈悲に感じるほど、欲していた。
ゆっくりとした抽送に、悦びが沸き上がり、咽び泣く。
ある時は、焦らすように、またある時はイイ所をねらって追い詰められる。
「あっ! ゃっ、そこぉっ……ぁあっ、もぉ、だめぇえっ」
私は泣き叫び、歓喜の涙を流す。
私達ふたりの愛の営みに合わせるように、人魚の歌声が響く。
……やがてその時が来て、彼のモノがいっそう深く私の奥に押し付けられて、中で暴れるように震えた。
「ィっちゃっ、イッちゃうのぉおっ」
彼の先端に自らキスするように降りて来た、私の子宮口に熱い白濁が掛けられる。
絶頂して、ガクガクと震える腕は身体を支えきれず、突っ伏してしまう。
私の腰を両手でしっかり掴んでいるカインは、私の身体をぎゅうと引きつけて射精を続けた。
収まり切れない白濁が、彼のモノで塞がれた蜜口の隙間から、吹きこぼれて、乾いた砂地に落ちて吸い込まれていく。
やがてすべてを出し尽くすと、彼は砂浜にゴロリと横たわり、私を抱き寄せた。
仰向けに寝転ぶと、まるで夜空の星が降って来るかのように、見えた。
「……何を見ている?」
……もう、あなたしか、見えない。
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