女しかいない異世界に転移した僕は、異種族美女たちに求められて孕ませ中出ししまくります

第一部 ようこそ、ハーレムな異世界へ

第2章 異種族セイマー

「……生殖相手って、それ……え？」

　あまりに突拍子のない言葉に、僕の思考は一瞬フリーズした。

　生殖って、つまり……あの……その……。

「えっと、ごめん。僕の聞き間違いじゃないよね？」

　恐る恐る確認すると、目の前の美少女たちは真剣な顔でうなずいた。

「ええ。あなたに、私たちの種の存続を助けてほしいの」

「種の存続？」

　僕は、彼女たちの言葉の意味を必死に考える。すると、リーダー格であろう少女が静かに語り始めた。

「私たちは、かつて海から陸に上がってきた『セイマー』という種族でね。今は、この地に集落を作って暮らしているの」

「海……？」

「ええ。私たちは元々海で暮らしていたの。でも、長い年月をかけて陸に適応して、こうして今では完全に陸上で暮らしているわ」

　そう言われてみると、彼女たちの体には微妙な特徴があった。指先が魚のヒレのように僅かに尖っているし、露出しているきれいな肌は驚くほど滑らかで、どこか水生生物のような質感を思わせる。

「でも……陸に上がってきたことで、私たちの繁殖能力は衰えてしまったの」

「繁殖能力……？」

「昔は、私たちの種族にも男がいた。でも、陸での環境に適応する過程で、なぜか男が生まれなくなったのよ」

「え……」

「それから長い時間をかけて、セイマーはすっかり女だけの種族になってしまった。今の私たちの種族には、新たな生命を生み出す手段がないの」

　僕は彼女たちの言葉を聞きながら、言葉を失っていた。

男が生まれなくなった種族？
つまり、彼女たちは絶滅の危機にあるってことか？

「それで……僕がここに来たっていうのは？」

　リーダーの少女は、どこか神聖なものを見るような眼差しで僕を見つめる。

「神託よ」

「神託……？」

「私たちに限らず、この世界には男というものが存在しないのだけど、『異世界から男が来る』……っていう言い伝えが残っているの。だけど、それは何百年も前の話で……誰も信じてはいなかったわ」

「それが……僕ってこと？」

「おそらくは、ね。そして、あなたこそが、私たちにとって希望の存在なの」

　彼女たちは一斉に僕を見つめる。その瞳は、期待と、ほんの少しの切迫感が入り混じっていた。

　これって、つまり……。

「あなたには、私たちと子供を作ってほしい」

セイマーたちの美しい顔が、真剣な表情で僕に迫る。

「……ちょ、ちょっと待って！ いきなりそんなこと言われても、僕には心の準備が……！」

すると、リーダーの少女はふっと微笑んだ。

「ふふ……すぐにとは言わないわ。でもね、あなたがここに来たからには、私たちはあなたを絶対に逃がさない。私だって、生きた男を見るのは初めてだもの…することは、してもらうわよ」

ぞくり、と背筋に戦慄が走る。


　なんか、思ってた異世界転移と違う……！

でも、もしも本当に…
本当の本当に、こんなにきれいな女の子たちとヤレるなら…

どうしよう。