寝たら次の日、犬になっていた件

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エピローグ 通常の生活

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それから俺は人間として生きる事を楽しんでいる。
変わった事は何もない。
―嘘だ。
変わった事なら、俺が勉強をするようになった事だ。
どこかの誰かさんが後で困るとか言ってたような気がしたし怖くなってきたから諦めてやる事にした。
でも分かったら意外と楽しい。分かったらだけど。
そんな感じで、俺は通常通りの生活を送っていた。











【番外編】

 ある日、オレは学校の受験の勉強に励んでいた。
正直前まで勉強好きだったオレもめんどかったんだけど、落ちるのは流石に嫌だったからな。
……ところでオレが自分につけた名前「ダラル」だけど、あれゲーム内での名前に持ってってる。
あの名前は今じゃダラダラしてるオレにはピッタリかなって思った。
だから、今の生活にも活かせるようにした。
「外行こ!」
オレは勉強を中断し、玄関の扉を勢いよく開けて閉めた。
街の道沿いらへんまで来た時、オレは水色の髪の人にぶつかってしまった。
「ごめんなさい!オレの不注意でした」
オレは必死にぶつかった人に謝る。
その人は身長からして小六くらいで、黄色の目をしていた。
「あ、ごめんなさい、それじゃあ」
小六くらいの彼はそう言って一件を片付けるのであった。

中学一年生。オレは、人間の方がいい《・・・・・・・・》と思った。


end
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