ゾンビハンターズ

ジザロンのライバル

　本部へ転送されたジザロンは、一人でベッドにいた。すると、ジザロンのライバルのCpZ-9が来た。
「お前はまた、ゾンビに噛まれたのか。」そう言われたが、ジザロンは何も答えなかった。
「そんなに怪我をするなら、もうゾンビハンターズをやめたらどうだ。そしたら自由な生活を送れるじゃないか。」
するとジザロンは、
「それだけは続けるぞ。」と言った。
「別にＺＯＮＢＩ街は俺の住む場所ではない。けど、人の笑顔を守れるなら、俺がどうなろうとゾンビハンターズは続けるって決めた。」
CpZ-9は笑っている。
「ジザロン、お前は死にかけなんだぞ？それに、アンドロイドのお前が人を守るなんて、普通からしたら考えられないんだぞ？」
ジザロンは言い続けた。
「お前がそういう考え方をする人間なのは分かった。お前がなんと言おうと、俺はゾンビハンターズをやめる事はない。」
CpZ-9は「そうか。」と言って本部を去っていった。

「ユリ、チサ。俺はお前らのこと、信じてるからな。」そう言って、ジザロンは深い眠りについた。