高スペックな義兄弟が出来たのですが。

ぱふぱふ

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早退しました

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えーただいま、玄関(下駄箱?)に向かっております。

結 局 早 退 し て し ま っ た !

いやだって、それとなーく俺早退しなくても大丈夫だよ?とかアピールしてたんだけど、いつの間にか俺の荷物持ってるし、先生には許可とったとか言うし、何よりあんな心配そうな顔で見られたら断れなかったんだよ!しょうがないじゃん!

いや、元はと言えば俺が寝て倒れたのがいけないんだけどさ。分かってますけども!

はぁ、学校生活始まって初日に早退とか・・・絶対病弱レッテル貼られてるじゃん・・・。

「真紘?大丈夫?やっぱりおぶろうか?」

「え?!だ、大丈夫だよ!」

俺が歩きながら俯いて考えていると、兄さんが心配そうに俺を覗き込みおんぶの提案をしてきたので、慌てて首を思い切り振って拒否する。
おんぶとか申し訳ない上に恥ずかしすぎるッ!
と言うか今も俺の荷物持ってもらってるし・・・。

「そう?あ、渚には連絡しといたから。まだあっちは終わってないみたいだし、先に帰ろうか。何か食べたいものとかある?」

玄関について俺の靴をテキパキと出したあと、俺の方を向いて優しく聞いてきた。行動がスマートである。

「(別に体調悪くないし)特にないよ。ありがとう。」

「そう?どういたしまして。」

靴を履きながらそう返すと、サラッと俺を支えながら答え、更には既に自分は履き終わっている兄。・・・いつ靴履いたの?

テッテレー!
▷真紘はレベルアップした!「仮病」を覚えた!称号「病弱少年」をゲットした!


────────────────
────────
───

「じゃあ真紘、ゆっくり休んでね?」

そう言って兄さんはゆっくりドアを閉めた。俺の部屋には既に水、スポーツドリンク、薬、タオル、冷えピタetc.体調が悪い時に欲しいものが全部揃っている。

家に帰ってきたあと、直ぐにうがい手洗いして自分の部屋に誘導されて・・・気付いたらこの状態だった。

・・・・・・え?早くない?え?
・・・いや、考えるのはやめよう。うん。ありがたい、それだけ考えていればいいんだよ。そうだよ(逃)

でもどうするか。ここまで準備してもらっといてアレだけど、全然体調悪くないし。元気だし。さっき寝たから眠くないし。
・・・暇だ。でもゲームとかはちょっと罪悪感が・・・今日はこれしか言ってない気がする。

しょうがない。寝よう。羊を数えよう。

「羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹、羊が4匹、ひつじがごひき、ひつじが・・・ろっ、ぴき、ひつじ、が・・・・・・。」






     寝   れ   な   い


寝れないよ。羊数えれば寝れるとかないわ。無理だよ。

俺がそんな事を考えながら布団の上でゴロゴロしていると、部屋の扉がゆっくり開いた。


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