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お弁当作りなう
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ピピピとアラームが鳴り響く。伸びをしてベッドから起き上がり、アラームを止めてカーテンを開けると清々しい青空が見えた。今日も素晴らしい天気である。
まだ一回しか着ていない綺麗な制服に着替え、リビングに向かう。階段を降りるとまだ俺以外誰も起きていないようでシーンと静まり返っている。それもその筈、只今の時刻は朝の4時40分。起きていたら逆に怖い。
昨日から考えていたが、あの高スペック義兄弟に比べたら俺は圧倒的に劣る。何かしようとしてもあの二人がやった方が上手いだろう。ちなみに俺が底辺な訳では無い。あの二人が凄すぎるのだ。
・・・なのでせめて負担を減らしてあげられればと思って朝食と弁当を作る事にした。昨日は弁当は要らなかったけど今日から午後もあるので必要だ。
これでも母さんから色々教わっていて、ある程度は出来る。母さん、あんな感じでも料理は上手かったからなぁー教え方は割とスパルタだったけど。あ、思い出したらちょっと寒気が・・・。
少し身震いしてエプロンを着る。母さんのだけど。制服汚れるよりマシだろ、うん。
「よし、やるか。」
腕を捲り気合いを入れて、まず手を洗う。それから冷蔵庫の散策。・・・良かった。食材がなくて作れないという事は無さそうだ。
まずはメインのおかずは冷蔵庫に挽肉とピーマンがあったので、ピーマンの肉詰めを作ろうと思う。個人的に好きな料理なのだ。あとは卵焼きとウインナー、それと簡単なサラダかな。
そんなに凝ったものは作れないけどお弁当だし、この位で大丈夫だろ。あ、お米はちゃんと詰めるよ?ふりかけの。味は自分で選んでもらおうかな。
まずピーマンを切って芯をくり抜く。これを六つでいいかな。で、次はタネを作っていく。俺は挽肉の他には何も入れないタネ(挽肉100%)が好きなのでこれに卵と───。
────────────────
────────
───
「うん!良きよき。」
出来上がったおかずをお弁当箱に詰め、蓋をする。それを袋に入れてテーブルの上に置いておく。只今の時刻、6時ちょっと過ぎぐらい。
あとは残った食材で朝食作り。
んーサンドイッチでいいか、簡単だし、美味しいし、卵とツナで。
俺が朝食作りに取り掛かろうとすると誰かが降りてくる音がした。
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まだ一回しか着ていない綺麗な制服に着替え、リビングに向かう。階段を降りるとまだ俺以外誰も起きていないようでシーンと静まり返っている。それもその筈、只今の時刻は朝の4時40分。起きていたら逆に怖い。
昨日から考えていたが、あの高スペック義兄弟に比べたら俺は圧倒的に劣る。何かしようとしてもあの二人がやった方が上手いだろう。ちなみに俺が底辺な訳では無い。あの二人が凄すぎるのだ。
・・・なのでせめて負担を減らしてあげられればと思って朝食と弁当を作る事にした。昨日は弁当は要らなかったけど今日から午後もあるので必要だ。
これでも母さんから色々教わっていて、ある程度は出来る。母さん、あんな感じでも料理は上手かったからなぁー教え方は割とスパルタだったけど。あ、思い出したらちょっと寒気が・・・。
少し身震いしてエプロンを着る。母さんのだけど。制服汚れるよりマシだろ、うん。
「よし、やるか。」
腕を捲り気合いを入れて、まず手を洗う。それから冷蔵庫の散策。・・・良かった。食材がなくて作れないという事は無さそうだ。
まずはメインのおかずは冷蔵庫に挽肉とピーマンがあったので、ピーマンの肉詰めを作ろうと思う。個人的に好きな料理なのだ。あとは卵焼きとウインナー、それと簡単なサラダかな。
そんなに凝ったものは作れないけどお弁当だし、この位で大丈夫だろ。あ、お米はちゃんと詰めるよ?ふりかけの。味は自分で選んでもらおうかな。
まずピーマンを切って芯をくり抜く。これを六つでいいかな。で、次はタネを作っていく。俺は挽肉の他には何も入れないタネ(挽肉100%)が好きなのでこれに卵と───。
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「うん!良きよき。」
出来上がったおかずをお弁当箱に詰め、蓋をする。それを袋に入れてテーブルの上に置いておく。只今の時刻、6時ちょっと過ぎぐらい。
あとは残った食材で朝食作り。
んーサンドイッチでいいか、簡単だし、美味しいし、卵とツナで。
俺が朝食作りに取り掛かろうとすると誰かが降りてくる音がした。
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