49 / 77
第8話 エロいことすんの?(3)★
しおりを挟む
「ちょ、マジかよ」
「こうやって動かしたら、一緒に気持ちよくなれんだろ」
明は輪っかを作るように手を重ね、陰茎を緩やかに扱いてくる。軽く上下に動かされただけでも気持ちがよく、千佳は小さく呻いた。
「うっ、なにこれ……エロすぎだろ」
勃起した互いのものを擦りつけあって一緒に扱くだなんて――行為自体知らなかったし、想像したこともなかった。
明の熱くて硬いものが裏筋を擦るたび、腰が揺れてしまう。相手も同じ快感を味わっているのだろうか。裏側から伝ってくる脈は速く、千佳のものと重なっている気がした。
「千佳の先っぽ、ひくついてる」
「んっ、だって、気持ちい……あんま、もたねえかもっ」
二人の先走りで、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が立つ。先端同士が擦れれば、その間に透明な糸が伝い、聴覚的にも視覚的にも興奮を覚えた。
だんだんと手の動きも速くなり、それに伴って互いの息が荒くなっていく。
もう余裕などない。雁首の括れを重点的に扱かれて、千佳は明の肩口に顔をすり寄せた。
「や……あきらっ、そこばっか……やだって」
「どうして? 気持ちよくねえの?」
耳朶を食まれながら囁かれて、背筋がゾクゾクと震える。
千佳のものは限界まで張り詰めていて、今にも爆発しそうだ。それにも関わらず、明は射精を促すように激しく扱いてくる。
「あ、んっ、だめ――おれ、マジで早漏だからあっ」
「いいよ。イけよ、千佳」
「うあっ、あ……やっ、出る、でるうっ」
名前を呼ばれた途端、千佳は呆気なく絶頂を迎えた。びゅっと白濁が飛び散って、二人の手を汚していく。
「はっ……あ、はあ……」
最後まで吐き出してから、くたりと脱力する。
射精している最中も、明が念入りに手を動かしてくるものだから、残滓まで搾り取られた感覚だ。
「わり……俺だけイッちゃって」
申し訳なさを感じつつ、ティッシュで後処理をしている明を見やる。
「いや、お前に触られてるってだけで正直ヤバかった」
言って、「だけど」と明は続けた。あまりに気持ちがよくて、この先があることをすっかり忘れていた。
「えっと、俺、どうしたらいい?」
「四つん這いになれるか?」
「おう、四つん這い……っと」
体を反転させてベッドにうつ伏せになる。言われるままに四つん這いになったはいいものの、尻を突き出す格好はみっともない感じがして恥ずかしい。
(後ろから見たら、すげー光景なんだろうな!?)
そのようなことを考える一方、明はサイドボードの引き出しから何か取り出していた。
出てきたのはローションのボトルと、コンドームと思しき箱だ。これからの行為を想像させる生々しさに、千佳は身を硬くした。
「こうやって動かしたら、一緒に気持ちよくなれんだろ」
明は輪っかを作るように手を重ね、陰茎を緩やかに扱いてくる。軽く上下に動かされただけでも気持ちがよく、千佳は小さく呻いた。
「うっ、なにこれ……エロすぎだろ」
勃起した互いのものを擦りつけあって一緒に扱くだなんて――行為自体知らなかったし、想像したこともなかった。
明の熱くて硬いものが裏筋を擦るたび、腰が揺れてしまう。相手も同じ快感を味わっているのだろうか。裏側から伝ってくる脈は速く、千佳のものと重なっている気がした。
「千佳の先っぽ、ひくついてる」
「んっ、だって、気持ちい……あんま、もたねえかもっ」
二人の先走りで、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が立つ。先端同士が擦れれば、その間に透明な糸が伝い、聴覚的にも視覚的にも興奮を覚えた。
だんだんと手の動きも速くなり、それに伴って互いの息が荒くなっていく。
もう余裕などない。雁首の括れを重点的に扱かれて、千佳は明の肩口に顔をすり寄せた。
「や……あきらっ、そこばっか……やだって」
「どうして? 気持ちよくねえの?」
耳朶を食まれながら囁かれて、背筋がゾクゾクと震える。
千佳のものは限界まで張り詰めていて、今にも爆発しそうだ。それにも関わらず、明は射精を促すように激しく扱いてくる。
「あ、んっ、だめ――おれ、マジで早漏だからあっ」
「いいよ。イけよ、千佳」
「うあっ、あ……やっ、出る、でるうっ」
名前を呼ばれた途端、千佳は呆気なく絶頂を迎えた。びゅっと白濁が飛び散って、二人の手を汚していく。
「はっ……あ、はあ……」
最後まで吐き出してから、くたりと脱力する。
射精している最中も、明が念入りに手を動かしてくるものだから、残滓まで搾り取られた感覚だ。
「わり……俺だけイッちゃって」
申し訳なさを感じつつ、ティッシュで後処理をしている明を見やる。
「いや、お前に触られてるってだけで正直ヤバかった」
言って、「だけど」と明は続けた。あまりに気持ちがよくて、この先があることをすっかり忘れていた。
「えっと、俺、どうしたらいい?」
「四つん這いになれるか?」
「おう、四つん這い……っと」
体を反転させてベッドにうつ伏せになる。言われるままに四つん這いになったはいいものの、尻を突き出す格好はみっともない感じがして恥ずかしい。
(後ろから見たら、すげー光景なんだろうな!?)
そのようなことを考える一方、明はサイドボードの引き出しから何か取り出していた。
出てきたのはローションのボトルと、コンドームと思しき箱だ。これからの行為を想像させる生々しさに、千佳は身を硬くした。
3
あなたにおすすめの小説
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
【完結・BL】春樹の隣は、この先もずっと俺が良い【幼馴染】
彩華
BL
俺の名前は綾瀬葵。
高校デビューをすることもなく入学したと思えば、あっという間に高校最後の年になった。周囲にはカップル成立していく中、俺は変わらず彼女はいない。いわく、DTのまま。それにも理由がある。俺は、幼馴染の春樹が好きだから。だが同性相手に「好きだ」なんて言えるはずもなく、かといって気持ちを諦めることも出来ずにダラダラと片思いを続けること早数年なわけで……。
(これが最後のチャンスかもしれない)
流石に高校最後の年。進路によっては、もう春樹と一緒にいられる時間が少ないと思うと焦りが出る。だが、かといって長年幼馴染という一番近い距離でいた関係を壊したいかと問われれば、それは……と踏み込めない俺もいるわけで。
(できれば、春樹に彼女が出来ませんように)
そんなことを、ずっと思ってしまう俺だが……────。
*********
久しぶりに始めてみました
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
人気者の幼馴染が俺の番
蒸しケーキ
BL
佐伯淳太は、中学生の時、自分がオメガだと判明するが、ある日幼馴染である成瀬恭弥はオメガが苦手という事実を耳にしてしまう。そこから淳太は恭弥と距離を置き始めるが、実は恭弥は淳太のことがずっと好きで、、、
※「二人で過ごす発情期の話」の二人が高校生のときのお話です。どちらから読んでも問題なくお読みいただけます。二人のことが書きたくなったのでだらだらと書いていきます。お付き合い頂けましたら幸いです。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
お酒に酔って、うっかり幼馴染に告白したら
夏芽玉
BL
タイトルそのまんまのお話です。
テーマは『二行で結合』。三行目からずっとインしてます。
Twitterのお題で『お酒に酔ってうっかり告白しちゃった片想いくんの小説を書いて下さい』と出たので、勢いで書きました。
執着攻め(19大学生)×鈍感受け(20大学生)
恋を諦めたヤンキーがきっかけの男と再会する話
てぃきん南蛮
BL
荒垣は校内で最も悪名高い不良生徒だ。
しかし、ある日突然現れた優等生・寺崎に喧嘩を挑んで返り討ちにされてしまう。
寺崎にリベンジすると決心した荒垣だったが、何故か次第に恋心を抱いてしまい──
8年後。
社会人となった荒垣は偶然行き倒れていた美形を拾ってしまう。
その人物は、かつて恋心を抱いた寺崎本人だった。
冷淡な優等生×バカなヤンキー
からの
過労気味国家公務員×家庭系土木作業員
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる