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第一部「ハルコン少年期」
22 仙薬エリクサーにまつわる話_10
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* *
「それでオマエさんら、今度の週末でも王都の森に入ってみる予定か?」
「はいっ。とりあえず、その『回生の木』を見てこようと思います」
ギルマスの問いかけに、ハルコンは笑顔で返事をした。
横目でミラを見ると、彼女も先の展望が見えてきたことで、明るい表情を浮かべて頷き返してきた。
「ですが、ハルコン君。この木の生えている禁猟区は、通常、人が立ち入ってはならないことになっているのよ!」
「だな。『聖地』だしな!」
ミルコ女史の言葉に、ギルマスも同意する。ハルコンは、一体どういうことだろうと思った。
「『聖地』って、一体何ですか?」
「あぁ。かつてな、……この地に女神様がご降臨されてな。しばらくの間、ご滞在されたと伺っている」
「なるほど、……」
ハルコンは、思わず頷いた。やはり、この地には何かあるんだなぁと。
「あぁ、でも『聖地』の管理者の許可を受ければ、中に入ることは可能よ!」
ハルコンは女史の言葉に、思わずホッとため息を吐いた。
「なら、さっそくその許可を受けたいと思います。これから、どちらに伺えばよろしいですか?」
ちらりと見ると、ミラが袖をクイックイッと引っ張ってくる。
「同行者に、ミラも連れていきたいのですが、……」
ハルコンがそう訊ねると、ギルマスとミルコ女史はお互いの顔を見合って、うんうんと頷いた。
「実はな、ハルコン。『聖地』入場の許可は、管理者2名の監査をクリアした者しか認められないことになっている。そして、今回その管理者とは、ワシとミルコ女史の2名ということだな!」
「「エェーッ!?」」
ハルコンとミラは、ニッコリ笑うギルマスとミルコ女史を見て、思わず驚きの声を上げた。
「よろしいのでは、ないでしょうか?」
「だな。今回は特例で、2人の入場を許可しよう!」
管理権限のある大人2名が、ニッコリと笑った。
「「ありがとうございますっ!!」」
ハルコンとミラは、声を揃えて礼を述べた。
「やったね、ハルコン! 王都にきて、どんどん話が進んでいるじゃない!」
「ありがとう、ミラ。私も嬉しいよ!」
「ンッ、ウゥーン、……」
ハルコンとミラがお互い喜び合っていると、ギルマスが咳ばらいをひとつした。
「ただし、ひとつだけ条件がある。我々、大人2名の同行を認めること。よろしいかな、ハルコン?」
ハルコンは、しばしの間考えを巡らせた後、「えぇ、もちろんです。こちらこそ、よろしくお願いいたします!」と言って、ペコリと頭を下げた。
「それでオマエさんら、今度の週末でも王都の森に入ってみる予定か?」
「はいっ。とりあえず、その『回生の木』を見てこようと思います」
ギルマスの問いかけに、ハルコンは笑顔で返事をした。
横目でミラを見ると、彼女も先の展望が見えてきたことで、明るい表情を浮かべて頷き返してきた。
「ですが、ハルコン君。この木の生えている禁猟区は、通常、人が立ち入ってはならないことになっているのよ!」
「だな。『聖地』だしな!」
ミルコ女史の言葉に、ギルマスも同意する。ハルコンは、一体どういうことだろうと思った。
「『聖地』って、一体何ですか?」
「あぁ。かつてな、……この地に女神様がご降臨されてな。しばらくの間、ご滞在されたと伺っている」
「なるほど、……」
ハルコンは、思わず頷いた。やはり、この地には何かあるんだなぁと。
「あぁ、でも『聖地』の管理者の許可を受ければ、中に入ることは可能よ!」
ハルコンは女史の言葉に、思わずホッとため息を吐いた。
「なら、さっそくその許可を受けたいと思います。これから、どちらに伺えばよろしいですか?」
ちらりと見ると、ミラが袖をクイックイッと引っ張ってくる。
「同行者に、ミラも連れていきたいのですが、……」
ハルコンがそう訊ねると、ギルマスとミルコ女史はお互いの顔を見合って、うんうんと頷いた。
「実はな、ハルコン。『聖地』入場の許可は、管理者2名の監査をクリアした者しか認められないことになっている。そして、今回その管理者とは、ワシとミルコ女史の2名ということだな!」
「「エェーッ!?」」
ハルコンとミラは、ニッコリ笑うギルマスとミルコ女史を見て、思わず驚きの声を上げた。
「よろしいのでは、ないでしょうか?」
「だな。今回は特例で、2人の入場を許可しよう!」
管理権限のある大人2名が、ニッコリと笑った。
「「ありがとうございますっ!!」」
ハルコンとミラは、声を揃えて礼を述べた。
「やったね、ハルコン! 王都にきて、どんどん話が進んでいるじゃない!」
「ありがとう、ミラ。私も嬉しいよ!」
「ンッ、ウゥーン、……」
ハルコンとミラがお互い喜び合っていると、ギルマスが咳ばらいをひとつした。
「ただし、ひとつだけ条件がある。我々、大人2名の同行を認めること。よろしいかな、ハルコン?」
ハルコンは、しばしの間考えを巡らせた後、「えぇ、もちろんです。こちらこそ、よろしくお願いいたします!」と言って、ペコリと頭を下げた。
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