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「ドキッ!井戸素材の収集クエスト」
出発当日の朝。
最近気づいたことがある。
俺、前世ではかなりのコミュ障だったんだが、思いの外話すの好きなのかも知れない……
ティナと話して居ても殆ど歳の壁を感じないし(目的が同じとか共通の話題が多いからなのかも知れないが)何時間でも話してられる気がする。
(実際話して居たんだが…)
けど、どうしても体力的には回復の速さとかポーションの効き目とか、越えられない壁があるのは理解しているんだが、果たしてこの先どうするんだろう?
今、ティナは旅の最終荷物チェックをしている。
「ティナ~!」
「何~?」
1.2.3.4.5枚~と薬草の数を数えている。
「かなり前聞いたんだけどさ~」
「うん。」
「ティナって彼氏居ないの~?」
「ぶふぉ!!」
勢い良く吹いた為、薬草が宙へ舞った。
「あ~あ~……吹くなよ舞っちゃって数え直しだぞ……」
「ちょっ……だっ、誰のせいだと!」
目の端には少し涙を溜めて顔を真っ赤にして向こうへ歩いて行った。
「ちょっ!」
(あ~……一応伏線は回収しとこうと思ったんだけど……)
その言葉はティナの耳には届いて居なかった。
届いて居ても結果は同じ事だが。
~ティナside~
「あ~もぅ!何でこんな時(出発前)にあんな事言うの?信じらん無い!(激怒)この2ヶ月近く1日の殆ど一緒に居るのに、何であんな事いうの!(激怒)」
(何が原因なんだろう……なんでそんな事思ったのかな……)
「あ~……もぅ!」
(私もハッキリした事は言わなかったからなぁ……と言うか何でこんなタイミングで聞いて来るのよぅ……)
いつまでもウジウジしてても仕方が無いとばかりに、荷物の最終チェックの残りをしに向かった。
荷物の前にはマサキが居て、何やら魔石の数を数えている。
1.2.3~10っと。
「こんなもんかな?」
(あ~……アレ種類違うのに一緒に数えて……あ、あぁ~……それは一緒に入れちゃらめぇ~!)
流石に適当過ぎるマサキのチェックが見て居られなくなり
自分で確認する事を決意して前に立つ。
「な~にが、こんなもんかな?death!」
「で~すっ!がヤケに強調されているがティナは凸守だったのか?www」
「はぁ?」
(あぁ……今のは良くない……絶対良くない。そう云うつもりじゃ無かったのに………)
「あ~……いや。ごめん。さっき何か怒らせちゃったからさ、ティナのやってたの手伝おうと思って……」
「大丈夫っdeath!手伝って貰わなくて結構毛だらけ猫灰だらけっdeath!」
(こんな事言いたくないのに……何で言っちゃうんだろう……)
(ティナタソ怒ってるのかギャグってるのかよく分からんぞ……(汗)
「と、兎に角邪魔して済まなかった。何かあったら呼んでくれ!」
(今何かしても火に油を注ぐだけだろうな……生暖かく遠くから見守ろう……)
そう言ってマサキは表の方へ歩いて行った。
(マサキ、ごめん……出発の前に喧嘩なんかしたく無いんだけど、あんな事言うから……違う、今の私……最悪だ………)
ある程度気持ちが落ち付いて来て
荷物チェックで消耗品や用度品の数を数えるのに没頭する。
(数を数えたり集中すると気持ちが楽になるってのは本当の事なのね………)
ティナ自身、先程のザワついた心が嘘の様に穏やかになっている事に気がついた。
(聞かれた事を思い出してもさっき程ザワつかない。マサキはマサキで何かしら考えがあっての質問だったんだろうし……後から謝ろう……)
「ん?」
(50m先の柱の陰から何か覗かれてる様な……気が……)
(無視だ……無視……見たら負けだ……)
(チラッ……)
(見えてるって!)
(|´-`)チラッ)
(それは何アピールですか?)
|)彡 サッ
(あ、消えた。どうせまた出て来るでしょ!)
|ωΦ*)コソーリ・・・
(段々近付いて来てる?!)
|)彡 サッ
「えっと、ポーションが4ダースに……」
壁|ω・)
「上級エーテルが2ダースで……」
壁|・`)
ティナは無言で手招きをした。
恐る恐る出てくるマサキ。
「何やってたのよ、出発前に。」
(違う謝らなきゃ…険悪なままで旅なんて絶対嫌!)
「何と言うか……手伝おうかなと……めんどくさい事いつもティナにやらせちゃってさ……俺も段取りとか覚えた方がティナ楽になるだろ?」
(そうだよ、この人はこんななんだよね。掴み所が無いと言うか、押しても引いてもこっちのリズム狂わせられちゃう様な……)
「ごめんなさい……(ボソボソ)」
「え?いや、俺こそごめん。出発前に変な事聞いちゃってさ。最初会った日さ質問って言ってティナに聞いたの憶えてる?」
「うん。」
「あれの返事聞いて無かったからさ~伏線回収も含めて聞いとこうかな?て思ったんだけど、ここ2ヶ月殆ど一緒に水汲み行ったり竹探したりしてたじゃん?」
「うん。」
「あんな状態で彼氏なんて作れる訳無いよなって思ってさ!ホントごめん!」
「マサキ!」
「ん?」
「グッジョブ!(ウインク&サムアップ)」
「うえーい!これから出発だ気合い入れて行こうぜ!」
「うえーい!(うえーい!て何?)」
「あ、そうそう、ギガントモアは役場まで借りに行かないと行けないんだよ~!」
「ぶふぉ!早ぅ言えよ!」
こうして
「ドキッ!井戸素材の素材収集クエスト」
は始まった。
出発当日の朝。
最近気づいたことがある。
俺、前世ではかなりのコミュ障だったんだが、思いの外話すの好きなのかも知れない……
ティナと話して居ても殆ど歳の壁を感じないし(目的が同じとか共通の話題が多いからなのかも知れないが)何時間でも話してられる気がする。
(実際話して居たんだが…)
けど、どうしても体力的には回復の速さとかポーションの効き目とか、越えられない壁があるのは理解しているんだが、果たしてこの先どうするんだろう?
今、ティナは旅の最終荷物チェックをしている。
「ティナ~!」
「何~?」
1.2.3.4.5枚~と薬草の数を数えている。
「かなり前聞いたんだけどさ~」
「うん。」
「ティナって彼氏居ないの~?」
「ぶふぉ!!」
勢い良く吹いた為、薬草が宙へ舞った。
「あ~あ~……吹くなよ舞っちゃって数え直しだぞ……」
「ちょっ……だっ、誰のせいだと!」
目の端には少し涙を溜めて顔を真っ赤にして向こうへ歩いて行った。
「ちょっ!」
(あ~……一応伏線は回収しとこうと思ったんだけど……)
その言葉はティナの耳には届いて居なかった。
届いて居ても結果は同じ事だが。
~ティナside~
「あ~もぅ!何でこんな時(出発前)にあんな事言うの?信じらん無い!(激怒)この2ヶ月近く1日の殆ど一緒に居るのに、何であんな事いうの!(激怒)」
(何が原因なんだろう……なんでそんな事思ったのかな……)
「あ~……もぅ!」
(私もハッキリした事は言わなかったからなぁ……と言うか何でこんなタイミングで聞いて来るのよぅ……)
いつまでもウジウジしてても仕方が無いとばかりに、荷物の最終チェックの残りをしに向かった。
荷物の前にはマサキが居て、何やら魔石の数を数えている。
1.2.3~10っと。
「こんなもんかな?」
(あ~……アレ種類違うのに一緒に数えて……あ、あぁ~……それは一緒に入れちゃらめぇ~!)
流石に適当過ぎるマサキのチェックが見て居られなくなり
自分で確認する事を決意して前に立つ。
「な~にが、こんなもんかな?death!」
「で~すっ!がヤケに強調されているがティナは凸守だったのか?www」
「はぁ?」
(あぁ……今のは良くない……絶対良くない。そう云うつもりじゃ無かったのに………)
「あ~……いや。ごめん。さっき何か怒らせちゃったからさ、ティナのやってたの手伝おうと思って……」
「大丈夫っdeath!手伝って貰わなくて結構毛だらけ猫灰だらけっdeath!」
(こんな事言いたくないのに……何で言っちゃうんだろう……)
(ティナタソ怒ってるのかギャグってるのかよく分からんぞ……(汗)
「と、兎に角邪魔して済まなかった。何かあったら呼んでくれ!」
(今何かしても火に油を注ぐだけだろうな……生暖かく遠くから見守ろう……)
そう言ってマサキは表の方へ歩いて行った。
(マサキ、ごめん……出発の前に喧嘩なんかしたく無いんだけど、あんな事言うから……違う、今の私……最悪だ………)
ある程度気持ちが落ち付いて来て
荷物チェックで消耗品や用度品の数を数えるのに没頭する。
(数を数えたり集中すると気持ちが楽になるってのは本当の事なのね………)
ティナ自身、先程のザワついた心が嘘の様に穏やかになっている事に気がついた。
(聞かれた事を思い出してもさっき程ザワつかない。マサキはマサキで何かしら考えがあっての質問だったんだろうし……後から謝ろう……)
「ん?」
(50m先の柱の陰から何か覗かれてる様な……気が……)
(無視だ……無視……見たら負けだ……)
(チラッ……)
(見えてるって!)
(|´-`)チラッ)
(それは何アピールですか?)
|)彡 サッ
(あ、消えた。どうせまた出て来るでしょ!)
|ωΦ*)コソーリ・・・
(段々近付いて来てる?!)
|)彡 サッ
「えっと、ポーションが4ダースに……」
壁|ω・)
「上級エーテルが2ダースで……」
壁|・`)
ティナは無言で手招きをした。
恐る恐る出てくるマサキ。
「何やってたのよ、出発前に。」
(違う謝らなきゃ…険悪なままで旅なんて絶対嫌!)
「何と言うか……手伝おうかなと……めんどくさい事いつもティナにやらせちゃってさ……俺も段取りとか覚えた方がティナ楽になるだろ?」
(そうだよ、この人はこんななんだよね。掴み所が無いと言うか、押しても引いてもこっちのリズム狂わせられちゃう様な……)
「ごめんなさい……(ボソボソ)」
「え?いや、俺こそごめん。出発前に変な事聞いちゃってさ。最初会った日さ質問って言ってティナに聞いたの憶えてる?」
「うん。」
「あれの返事聞いて無かったからさ~伏線回収も含めて聞いとこうかな?て思ったんだけど、ここ2ヶ月殆ど一緒に水汲み行ったり竹探したりしてたじゃん?」
「うん。」
「あんな状態で彼氏なんて作れる訳無いよなって思ってさ!ホントごめん!」
「マサキ!」
「ん?」
「グッジョブ!(ウインク&サムアップ)」
「うえーい!これから出発だ気合い入れて行こうぜ!」
「うえーい!(うえーい!て何?)」
「あ、そうそう、ギガントモアは役場まで借りに行かないと行けないんだよ~!」
「ぶふぉ!早ぅ言えよ!」
こうして
「ドキッ!井戸素材の素材収集クエスト」
は始まった。
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