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隊員の恐怖は……
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「マサキ!マサキったら!」
ティナがマサキの腕を掴み動きを制した。
「なんだよ~。」
「なんだよ~じゃないってば!何あれは!」
マサキの前に回り、行く手を阻む様にティナは抗議した。
「何あれって、言った通りそのまんまだって。ティナは前線には行かせない。それだけだ。」
前を向き、ティナを避けて歩き出しながら答える。
「だから、何でそんな事言うのよ!」
マサキの後を追うようにティナは小走りで付いて行った。
「ティナの言いたい事は理解してる。俺だけ危険な所に行かせて、自分は安全な所でなんて待ってられない、だろ?」
広い廊下に、二人の足音と会話が響く。
「それが解っててどうして!」
(どうしたもんかな……)
「正直に言うと、ティナを危険な目に合わせたくないと言うのが第一にある。」
マサキはティナに向き返り足を止めて言った。
「それは知ってる。でも!」
ティナも足を止めて、一瞬、目を逸らしたがマサキに向き直った。
「うん、今までのオヤジさんとの冒険でも危険はあった、だよな。」
「そう。」
「うん、それも解ってる。けど、それはオヤジさんの経験や知識、そしてティナを守れる実力があったからだ。」
と遠くを見詰めながら言葉を紡いだ。
(確実に俺の実力ではティナを守れない、自分の身を守るのだって怪しいんだからな。)
「そうかもだけと、今は、私だってあの時よりは色々出来るようになってるし、お父さんの手紙にだって、書いてあったでしょ!」
「うん。あ~!どう言えばいいんだ!解ってる。解ってるよ!言いたい事は。」
マサキは高いギルドの天井を見ながら、頭を掻いて言葉に詰まった。
「うん。」
ティナは真剣な表情でマサキの眼を見て、次に繰り出される言葉を待っている。
「う~……俺とティナは、倍以上生きてる年数が違うだろ?いや、違うな、まだティナ先は長いんだからってのもあるし、どう言えば言いかなぁ~……」
(多分ここで、俺はティナを守れないと言った所で、守って貰わなくても良いから!ってなるんだろうなぁ……そんな事言われても、ぶっちゃけ心配で気が散るんだよな……そんな事は言えないけど……)
「………………」
「なんと言うか、ティナに一緒に着いてきて貰った方が、俺としては心強いんだけど、この状況では一緒は駄目なんだよ。」
「なんで!だから行くって言ってんのに!何でだめなの!」
「ん~……一緒に前線出て、二人ともピンチになったら、誰が俺の事助けてくれんの?そんな状況、俺、確実にティナの事フォロー出来んぞ!」
「マサキぃ~……」
ティナの眼がいきなりジト目になる。
「い、いや、ティナを危険に晒したくないって前提があっての話だって。解ってるんだよ。ティナが、安全な所に独り残されて心配してるより、自分も一緒に行きたいってのは。逆の立場なら俺もそうだから。」
「うん。それが解ってて……」
「でも、俺もみすみす死にに行く様な事はしたくないし、何よりそんな事は絶対にあっては成らないと思ってる。」
「うん。そうだよ。」
「よくある話でさ、美談とかになりがちだけどさ、大切な誰かの身代わりに自分を犠牲に……って有るけど、アレは絶対に駄目だ!俺の中では一番大嫌いな話だ。あれさ、犠牲になった方は自己満足で良いかも知れないけど、逆に、身代わりになって残された方はさ、その事を後悔しながらずっと生きて行かないと行けないんだぞ。私の分まで……とか、俺の分まで生きてくれ……とか、頭悪すぎだろ!そんな話クソだわ!」
ティナはハッとして、苦笑いになりながらも答えた。
「………………う、うん。ま、まぁね……」
「だからもしもの時は、ティナに助けに来てもらう為に、ああいった方法にしたんだよ。現時点では、これしか思い付かなかったから……とは言え……もし、そんな状況になったら、考えるより先に行動しちゃうんだろうな……て事は理解してるつもりだ。」
「……………………」
「だから、ティナは仮に部隊に所属してても、自分の判断で動ける様な立場にしておきたかったんだよ。ある意味保険だってば。」
「それは、今聞いて理解したけど………………」
「ぶっちゃけ、そんな俺がピンチの時に、アグレッサーの連中が俺を助けれるとは思ってない。指導する側だからな。まぁ、戦術とか色々有るんだろうけど、基本的に平面の戦略だろ?仮に、立体戦術をやるにしても、技術的に怪しいし…ましてや混乱した戦場では尚更作戦が成功するとは思えない。」
「うん。私もそう思う。」
「なので、ティナには、連中を教えるより前に俺が出来る事は全て覚えて貰う!今の所、飛んだ感覚を知ってるのはティナだけだからなぁ~。全く飛んだ事無い人に教えるより、早く覚えれるだろ?」
「そ、そんなこと言ったって……私だって、直ぐに出来るとは限らないよ。」
「大丈夫。多分ティナなら直ぐ出来る様になる。俺が保証する。」
「……そうなのかなぁ?だったら良いんだけど……」
「つー事で、今日からやるぞ!」
「何をよ。」
「聞いてなかったのか?俺が出来る事を覚えて貰う、って言ったじゃん!」
「え?今日からやるの?本気で?本気で言ってるの?」
ティナは驚いて、前のめりでマサキに聞いた。
「善は急げだって!」
「ティナも、あの練習機の扱い、覚えた方が良いぞ!どうせ指導する時って軍用機使うだろ?解らんけどさ。」
「まぁ、多分ね。普通のモアはここには無いからねぇ……(白目)」
「白目なるなし!あの起動シークエンスも、実際面倒だからなぁ……」
「あ~………あ、うん。」
(あ、ティナ糸目になって超ヤル気無さそうだわ……)
どうにか先程の件も話がまとまり、二人はギルドの外へ出て、マサキは早速一服している。
「マサキ~。煙草やめたらぁ?」
「馬鹿っ!止められるわけ無いじゃんかぁ!じゃんかぁ!」
(全く何言い出すんだこの娘は!アホか!)
ぷかぁ~……と青空に煙草の煙が舞う。
「クラタナさぁ~ん!」
ギルドの入口の方から呼ばれる声が聴こえて振り返ると、アグレッサー部隊の隊員が走って来るのが見えた。
(なんだなんだ……何事だ?)
「はぁ……はぁ……ク、クラタナさん……」
息を切らせてスチュアートが言った。
「はい。」
(まったまたぁ~そんなにハァハァしちゃってぇ!オラはノンケだぞぃ!ぞぃ!)
「し、指導の件宜しく御願いします!」
「宜しく御願いしますっ!!」
スチュアートに続けて七人の隊員が声を揃えて言った。
「こ、声デカいって!馬鹿!あんま俺は目立ちたくないんだから、穏便にしてくれよ。」
「す、すみません……訓練で反射的にこうなってしまうもので……以後気をつけます……」
こう言ってスチュアートはしゅんとしてしまった。
(おい……俺よりも豆腐メンタルかよ……この人………)
「い、いや、怒ってる訳じゃ無いんだから、そこまで落ち込まなくても……」
逆に言った方がオロオロしてしまう状況になってしまった。
「あ、はい……あ、あの……」
「え?用事があったんじゃないの?」
(なんだ?さっきからコイツ眼が泳いでるじゃん。)
「はい。あの……」
(スチュアートさん以外の奴も、なんでずっと下向いてんだ?)
「うん。」
「………………」
(駄目だ、拉致があかない……てかみんな様子変だぞ?)
「なんかさ~、みんな何で下向いてんの?」
「し、失礼いたしましたぁ!!」
「だから、声でけぇって!」
「あ、あの……ご機嫌麗しゅうございます?」
「え?」
急にスチュアートがそんな事を言い出したので、俺もティナも一瞬ポカーンである。
「あ、あの……スチュアートさん、それはどう言う意味なんですか?」
「し、し、失礼致しました!」
「いや、それは良いから、あ、まさかエイドリアンさんに俺の様子見て来いとか言われたの?」
「そ、そ、そ、そ、んな、事は、滅相も御座いません!」
(あかん……この人アカンねん……終わとるねん……)
「ジェニファー!状況説明ヨロー!(ウインク)」
ジェニファーはビクッ!となり冷や汗をダラダラ掛きながら
「は、は、はい……わ、ワタクシ共は、クラタナ様の、よ、様子を見て来いと、め、命令を受けたのであります。」
(俺の渾身のウインクがスルーされた……てか、この人こんなだった?一番オラついてた人だよな?)
「なんでそんな喋り方なの?最初の時はもっと元気良かったじゃん?」
と普通に言ったのだか、ジェニファーはガクガク震えて……と言うか、皆何かに怯えて居るようだった。
(あんなに汗かくと、脱水症状になっちゃうぞ?)
「も、もしかして、誰かに脅迫でもされてる?あ、エイドリアンさんにまた怒られる!とか?」
「マサキ、マサキ……ちょっと!(小声)」
とティナに手招きされて行ってみると
「もしかしてさ、マサキが怖いんじゃないの?(小声)」
と、とんでもない事を言われた。
「俺がァ?なんでまた。こないだの事はもう終わったって言ったのに。(小声)」
小声で話してる為、隊員には聴こえて居ないが、チラチラこちらを見たり落ち着かない様子だ。
(なんでいきなり手のひら返しになるかなぁ……)
「さっきのエイドリアンさんとのやり取りじゃ無いの?仮にもあの人達の上官でしょ?そんな人にマサキあんな態度だもん。(小声)」
「仕方が無いだろ、コッチも命かかってるんだから(小声)」
「私はまだマサキの事分かってるからそうでも無いけど、知らない人から見たら、相当威圧的だと思うよ。(小声)」
(ティナはそうでも無いんだwwwてか他人の事なんて知るかボケwww)
マサキは隊員達に取り敢えず向き直った。
(なんで俺がこんな事しないと行けないんだよ……)
「え~……今からストバ行くんだけど、来る?」
全員が驚いた顔をして
「行くでありますっ!!」
「だから、声でけぇ!っーの!TPOわきまえような!お前ら。な!」
こうして、マサキとティナ、アグレッサー隊員らと、苦肉の策でストバに行く事になった。
ティナがマサキの腕を掴み動きを制した。
「なんだよ~。」
「なんだよ~じゃないってば!何あれは!」
マサキの前に回り、行く手を阻む様にティナは抗議した。
「何あれって、言った通りそのまんまだって。ティナは前線には行かせない。それだけだ。」
前を向き、ティナを避けて歩き出しながら答える。
「だから、何でそんな事言うのよ!」
マサキの後を追うようにティナは小走りで付いて行った。
「ティナの言いたい事は理解してる。俺だけ危険な所に行かせて、自分は安全な所でなんて待ってられない、だろ?」
広い廊下に、二人の足音と会話が響く。
「それが解っててどうして!」
(どうしたもんかな……)
「正直に言うと、ティナを危険な目に合わせたくないと言うのが第一にある。」
マサキはティナに向き返り足を止めて言った。
「それは知ってる。でも!」
ティナも足を止めて、一瞬、目を逸らしたがマサキに向き直った。
「うん、今までのオヤジさんとの冒険でも危険はあった、だよな。」
「そう。」
「うん、それも解ってる。けど、それはオヤジさんの経験や知識、そしてティナを守れる実力があったからだ。」
と遠くを見詰めながら言葉を紡いだ。
(確実に俺の実力ではティナを守れない、自分の身を守るのだって怪しいんだからな。)
「そうかもだけと、今は、私だってあの時よりは色々出来るようになってるし、お父さんの手紙にだって、書いてあったでしょ!」
「うん。あ~!どう言えばいいんだ!解ってる。解ってるよ!言いたい事は。」
マサキは高いギルドの天井を見ながら、頭を掻いて言葉に詰まった。
「うん。」
ティナは真剣な表情でマサキの眼を見て、次に繰り出される言葉を待っている。
「う~……俺とティナは、倍以上生きてる年数が違うだろ?いや、違うな、まだティナ先は長いんだからってのもあるし、どう言えば言いかなぁ~……」
(多分ここで、俺はティナを守れないと言った所で、守って貰わなくても良いから!ってなるんだろうなぁ……そんな事言われても、ぶっちゃけ心配で気が散るんだよな……そんな事は言えないけど……)
「………………」
「なんと言うか、ティナに一緒に着いてきて貰った方が、俺としては心強いんだけど、この状況では一緒は駄目なんだよ。」
「なんで!だから行くって言ってんのに!何でだめなの!」
「ん~……一緒に前線出て、二人ともピンチになったら、誰が俺の事助けてくれんの?そんな状況、俺、確実にティナの事フォロー出来んぞ!」
「マサキぃ~……」
ティナの眼がいきなりジト目になる。
「い、いや、ティナを危険に晒したくないって前提があっての話だって。解ってるんだよ。ティナが、安全な所に独り残されて心配してるより、自分も一緒に行きたいってのは。逆の立場なら俺もそうだから。」
「うん。それが解ってて……」
「でも、俺もみすみす死にに行く様な事はしたくないし、何よりそんな事は絶対にあっては成らないと思ってる。」
「うん。そうだよ。」
「よくある話でさ、美談とかになりがちだけどさ、大切な誰かの身代わりに自分を犠牲に……って有るけど、アレは絶対に駄目だ!俺の中では一番大嫌いな話だ。あれさ、犠牲になった方は自己満足で良いかも知れないけど、逆に、身代わりになって残された方はさ、その事を後悔しながらずっと生きて行かないと行けないんだぞ。私の分まで……とか、俺の分まで生きてくれ……とか、頭悪すぎだろ!そんな話クソだわ!」
ティナはハッとして、苦笑いになりながらも答えた。
「………………う、うん。ま、まぁね……」
「だからもしもの時は、ティナに助けに来てもらう為に、ああいった方法にしたんだよ。現時点では、これしか思い付かなかったから……とは言え……もし、そんな状況になったら、考えるより先に行動しちゃうんだろうな……て事は理解してるつもりだ。」
「……………………」
「だから、ティナは仮に部隊に所属してても、自分の判断で動ける様な立場にしておきたかったんだよ。ある意味保険だってば。」
「それは、今聞いて理解したけど………………」
「ぶっちゃけ、そんな俺がピンチの時に、アグレッサーの連中が俺を助けれるとは思ってない。指導する側だからな。まぁ、戦術とか色々有るんだろうけど、基本的に平面の戦略だろ?仮に、立体戦術をやるにしても、技術的に怪しいし…ましてや混乱した戦場では尚更作戦が成功するとは思えない。」
「うん。私もそう思う。」
「なので、ティナには、連中を教えるより前に俺が出来る事は全て覚えて貰う!今の所、飛んだ感覚を知ってるのはティナだけだからなぁ~。全く飛んだ事無い人に教えるより、早く覚えれるだろ?」
「そ、そんなこと言ったって……私だって、直ぐに出来るとは限らないよ。」
「大丈夫。多分ティナなら直ぐ出来る様になる。俺が保証する。」
「……そうなのかなぁ?だったら良いんだけど……」
「つー事で、今日からやるぞ!」
「何をよ。」
「聞いてなかったのか?俺が出来る事を覚えて貰う、って言ったじゃん!」
「え?今日からやるの?本気で?本気で言ってるの?」
ティナは驚いて、前のめりでマサキに聞いた。
「善は急げだって!」
「ティナも、あの練習機の扱い、覚えた方が良いぞ!どうせ指導する時って軍用機使うだろ?解らんけどさ。」
「まぁ、多分ね。普通のモアはここには無いからねぇ……(白目)」
「白目なるなし!あの起動シークエンスも、実際面倒だからなぁ……」
「あ~………あ、うん。」
(あ、ティナ糸目になって超ヤル気無さそうだわ……)
どうにか先程の件も話がまとまり、二人はギルドの外へ出て、マサキは早速一服している。
「マサキ~。煙草やめたらぁ?」
「馬鹿っ!止められるわけ無いじゃんかぁ!じゃんかぁ!」
(全く何言い出すんだこの娘は!アホか!)
ぷかぁ~……と青空に煙草の煙が舞う。
「クラタナさぁ~ん!」
ギルドの入口の方から呼ばれる声が聴こえて振り返ると、アグレッサー部隊の隊員が走って来るのが見えた。
(なんだなんだ……何事だ?)
「はぁ……はぁ……ク、クラタナさん……」
息を切らせてスチュアートが言った。
「はい。」
(まったまたぁ~そんなにハァハァしちゃってぇ!オラはノンケだぞぃ!ぞぃ!)
「し、指導の件宜しく御願いします!」
「宜しく御願いしますっ!!」
スチュアートに続けて七人の隊員が声を揃えて言った。
「こ、声デカいって!馬鹿!あんま俺は目立ちたくないんだから、穏便にしてくれよ。」
「す、すみません……訓練で反射的にこうなってしまうもので……以後気をつけます……」
こう言ってスチュアートはしゅんとしてしまった。
(おい……俺よりも豆腐メンタルかよ……この人………)
「い、いや、怒ってる訳じゃ無いんだから、そこまで落ち込まなくても……」
逆に言った方がオロオロしてしまう状況になってしまった。
「あ、はい……あ、あの……」
「え?用事があったんじゃないの?」
(なんだ?さっきからコイツ眼が泳いでるじゃん。)
「はい。あの……」
(スチュアートさん以外の奴も、なんでずっと下向いてんだ?)
「うん。」
「………………」
(駄目だ、拉致があかない……てかみんな様子変だぞ?)
「なんかさ~、みんな何で下向いてんの?」
「し、失礼いたしましたぁ!!」
「だから、声でけぇって!」
「あ、あの……ご機嫌麗しゅうございます?」
「え?」
急にスチュアートがそんな事を言い出したので、俺もティナも一瞬ポカーンである。
「あ、あの……スチュアートさん、それはどう言う意味なんですか?」
「し、し、失礼致しました!」
「いや、それは良いから、あ、まさかエイドリアンさんに俺の様子見て来いとか言われたの?」
「そ、そ、そ、そ、んな、事は、滅相も御座いません!」
(あかん……この人アカンねん……終わとるねん……)
「ジェニファー!状況説明ヨロー!(ウインク)」
ジェニファーはビクッ!となり冷や汗をダラダラ掛きながら
「は、は、はい……わ、ワタクシ共は、クラタナ様の、よ、様子を見て来いと、め、命令を受けたのであります。」
(俺の渾身のウインクがスルーされた……てか、この人こんなだった?一番オラついてた人だよな?)
「なんでそんな喋り方なの?最初の時はもっと元気良かったじゃん?」
と普通に言ったのだか、ジェニファーはガクガク震えて……と言うか、皆何かに怯えて居るようだった。
(あんなに汗かくと、脱水症状になっちゃうぞ?)
「も、もしかして、誰かに脅迫でもされてる?あ、エイドリアンさんにまた怒られる!とか?」
「マサキ、マサキ……ちょっと!(小声)」
とティナに手招きされて行ってみると
「もしかしてさ、マサキが怖いんじゃないの?(小声)」
と、とんでもない事を言われた。
「俺がァ?なんでまた。こないだの事はもう終わったって言ったのに。(小声)」
小声で話してる為、隊員には聴こえて居ないが、チラチラこちらを見たり落ち着かない様子だ。
(なんでいきなり手のひら返しになるかなぁ……)
「さっきのエイドリアンさんとのやり取りじゃ無いの?仮にもあの人達の上官でしょ?そんな人にマサキあんな態度だもん。(小声)」
「仕方が無いだろ、コッチも命かかってるんだから(小声)」
「私はまだマサキの事分かってるからそうでも無いけど、知らない人から見たら、相当威圧的だと思うよ。(小声)」
(ティナはそうでも無いんだwwwてか他人の事なんて知るかボケwww)
マサキは隊員達に取り敢えず向き直った。
(なんで俺がこんな事しないと行けないんだよ……)
「え~……今からストバ行くんだけど、来る?」
全員が驚いた顔をして
「行くでありますっ!!」
「だから、声でけぇ!っーの!TPOわきまえような!お前ら。な!」
こうして、マサキとティナ、アグレッサー隊員らと、苦肉の策でストバに行く事になった。
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