295 / 339
第6章
290.隠された私室
「お前は馬鹿か。主様は遠くの街で老人が一人死んだくらいで悲しんでたくらいだぞ。誰が好き好んでそんな事するかよ。そんな事、お前が一番よく知ってるだろ」
怒りをふんだんに込められた言葉で突き刺す。
「死ぬなら、主様が一生気づかない方法で勝手に死ね」
更におっかない事を言うと顔を背けた。
黒龍があの人と契約したのは、あの人が25歳の時。
まだ幼かった黒龍は、あの人にしか懐いておらず後ろをいつもくっついて歩いていた。
誰かと交流すること自体を避けていたため、あの人専属の騎士であった僕でもほとんど話したことはない。
あの時は幼子のようで可愛らしかったのに、どうしてこんなに変わってしまったのだろう。
だが、考えてみれば龍というのはもともとこれぐらい気性が荒いのかもしれない。
「さぁ。私は彼の事などあまりわからないので」
適当に躱すとさらに不機嫌な顔になったが、それ以上言い返すことはなかった。
「話が逸れたな。お前に見せたいものがある、付いてこい」
「見せたいもの?」
「いいからっ」
苛立ったように声を荒げると、僕の腕を掴み引っ張っていく。
抵抗する気分にもなれずただ彼の言う通りにした。
着いたのは中庭の花畑。
昔彼女と初めて会った時に案内した場所だった。
そういえば、あの時彼もあの場にいたっけ。
考えてみれば僕ら三人の初対面の場所はここなのだと今更ながら気づいた。
その花畑を素通りし、脇にある小さな建物へと連れて行かれる。
こんな建物あっただろうか。
「ちょっと待ってろ」
彼が壁のどこかを押すような仕草をすると、魔法でできた文字盤が現れた。
見たこともない文字だったが、彼は何でもないようにそれを順番に押していく。
おそらく暗号か何かが掛かっているのだろう。
押し終えて少し後ずさると地鳴りのような音がして壁だったレンガが動いていき、人一人分ぐらいが余裕で通れるぐらいの入り口が現れた。
「これは……」
隠し扉なのだろう。
そもそもこの建物自体、存在を知らなかった。
驚き唖然とする僕に対し、黒龍はまたしても腕を掴み引っ張る。
「早くしろ。お前の場合ここに長居すると厄介だ」
暗闇の中に広がる階段に少し警戒しながらも、導かれるまま後を付いて行った。
しばらく階段を降り、付いたのは天井が高いだけの狭い空間だった。
縦長に伸びたその部屋には小さなベッドと机しかない。
まるで囚人の部屋のような質素な場所だった。
「ここは一体……」
こんな空間が王宮の中に存在していた事自体に驚きだ。
恐らく誰かの隠れ家が何かなのだろう。
「主様の私室だよ」
「あの人の、私室?」
あの人の私室は王宮に在ったはず。
まさかそことはまた別のところに作っていたなんて。
しかもこんな罪人が寝泊まりするような空間を使っていたとは、明らかにおかしい。
だが、それを裏付ける証拠がこの場所にはあった。
それはこの部屋に立てかけられた一枚の絵だった。
「皇帝陛下、それに皇后陛下も……どうしてこの絵がここに?」
「多分盗まれる前に運んできたんだろう。あいつら王宮にあるものなんでも自分のものにしたり売ったりしてたからな。おかげで主様が描かれた肖像画が一個もない」
「自分のは、持って来なかったのか?」
「主様が自分の肖像画を大事にする人か?」
「それは……」
確かに想像できない。
そもそも自分を描いてもらうことが恥ずかしいといってあまり宮廷画家を呼ぶことは無かった。
「それに、それぐらい自分を大事にしてくれる人だったら、こんなことになってない」
寂しそうに黒龍は俯いた。
「あの城にいる主様はいつも苦しそうだった。だから少しでも安らげるような場所をあげたくて、俺が作ったんだよ。あの当時はまだ魔力がほとんどなくて、こんな汚くて狭いところしか用意してあげられなかったけど。主様はすごく喜んでくれた」
そんな事があったなんて、露ほども知らなかった。
多分本当のことだと思う。
確かにあの人はいつも苦しそうで寂しそうだった。
それも、本心を知った後は芝居だと思っていたのだが。
もしかして、そうではなかったのだろうか。
「ほらよ」
差し出されたのは一冊の本。
おそらく誰かの、いや、あの人の日記だろう。
表紙に書かれている年はあの人が処刑されたものだ。
「いい加減、この状態を放っておくわけにはいかないからな。お前は知るべきなんだ。主様の本心と、本当の願いを」
躊躇いながらもそれを手に取る。
ここに一体なにが刻まれていようとも、この恨みは消えない。
その時までは、そう信じていた。
「これは……」
苦悩と苦痛。
後悔と悲痛な叫びがそこら中に散乱していて、読んでいて顔を背けたくなった。
何度訴えても何も変わらない現状。
受け入れてもらえない主張にそれでもあきらめずに現状を打開しようとした姿がそこに書かれていた。
間違いなく、僕の知っているあの人の姿がここにある。
もしこれが本当だとしたら、僕らは取返しのつかないことをしてしまったことになる。
にわかには信じがたい事実に困惑してしまう。
しかし、これが本当かもまだわからない。
もしかしたら、黒龍が偽装した可能性だってある。
だが、こんなところに200年もの間隠し通すことなどするだろうか。
しかも今更この日記を見せることの意味が分からない。
怒りをふんだんに込められた言葉で突き刺す。
「死ぬなら、主様が一生気づかない方法で勝手に死ね」
更におっかない事を言うと顔を背けた。
黒龍があの人と契約したのは、あの人が25歳の時。
まだ幼かった黒龍は、あの人にしか懐いておらず後ろをいつもくっついて歩いていた。
誰かと交流すること自体を避けていたため、あの人専属の騎士であった僕でもほとんど話したことはない。
あの時は幼子のようで可愛らしかったのに、どうしてこんなに変わってしまったのだろう。
だが、考えてみれば龍というのはもともとこれぐらい気性が荒いのかもしれない。
「さぁ。私は彼の事などあまりわからないので」
適当に躱すとさらに不機嫌な顔になったが、それ以上言い返すことはなかった。
「話が逸れたな。お前に見せたいものがある、付いてこい」
「見せたいもの?」
「いいからっ」
苛立ったように声を荒げると、僕の腕を掴み引っ張っていく。
抵抗する気分にもなれずただ彼の言う通りにした。
着いたのは中庭の花畑。
昔彼女と初めて会った時に案内した場所だった。
そういえば、あの時彼もあの場にいたっけ。
考えてみれば僕ら三人の初対面の場所はここなのだと今更ながら気づいた。
その花畑を素通りし、脇にある小さな建物へと連れて行かれる。
こんな建物あっただろうか。
「ちょっと待ってろ」
彼が壁のどこかを押すような仕草をすると、魔法でできた文字盤が現れた。
見たこともない文字だったが、彼は何でもないようにそれを順番に押していく。
おそらく暗号か何かが掛かっているのだろう。
押し終えて少し後ずさると地鳴りのような音がして壁だったレンガが動いていき、人一人分ぐらいが余裕で通れるぐらいの入り口が現れた。
「これは……」
隠し扉なのだろう。
そもそもこの建物自体、存在を知らなかった。
驚き唖然とする僕に対し、黒龍はまたしても腕を掴み引っ張る。
「早くしろ。お前の場合ここに長居すると厄介だ」
暗闇の中に広がる階段に少し警戒しながらも、導かれるまま後を付いて行った。
しばらく階段を降り、付いたのは天井が高いだけの狭い空間だった。
縦長に伸びたその部屋には小さなベッドと机しかない。
まるで囚人の部屋のような質素な場所だった。
「ここは一体……」
こんな空間が王宮の中に存在していた事自体に驚きだ。
恐らく誰かの隠れ家が何かなのだろう。
「主様の私室だよ」
「あの人の、私室?」
あの人の私室は王宮に在ったはず。
まさかそことはまた別のところに作っていたなんて。
しかもこんな罪人が寝泊まりするような空間を使っていたとは、明らかにおかしい。
だが、それを裏付ける証拠がこの場所にはあった。
それはこの部屋に立てかけられた一枚の絵だった。
「皇帝陛下、それに皇后陛下も……どうしてこの絵がここに?」
「多分盗まれる前に運んできたんだろう。あいつら王宮にあるものなんでも自分のものにしたり売ったりしてたからな。おかげで主様が描かれた肖像画が一個もない」
「自分のは、持って来なかったのか?」
「主様が自分の肖像画を大事にする人か?」
「それは……」
確かに想像できない。
そもそも自分を描いてもらうことが恥ずかしいといってあまり宮廷画家を呼ぶことは無かった。
「それに、それぐらい自分を大事にしてくれる人だったら、こんなことになってない」
寂しそうに黒龍は俯いた。
「あの城にいる主様はいつも苦しそうだった。だから少しでも安らげるような場所をあげたくて、俺が作ったんだよ。あの当時はまだ魔力がほとんどなくて、こんな汚くて狭いところしか用意してあげられなかったけど。主様はすごく喜んでくれた」
そんな事があったなんて、露ほども知らなかった。
多分本当のことだと思う。
確かにあの人はいつも苦しそうで寂しそうだった。
それも、本心を知った後は芝居だと思っていたのだが。
もしかして、そうではなかったのだろうか。
「ほらよ」
差し出されたのは一冊の本。
おそらく誰かの、いや、あの人の日記だろう。
表紙に書かれている年はあの人が処刑されたものだ。
「いい加減、この状態を放っておくわけにはいかないからな。お前は知るべきなんだ。主様の本心と、本当の願いを」
躊躇いながらもそれを手に取る。
ここに一体なにが刻まれていようとも、この恨みは消えない。
その時までは、そう信じていた。
「これは……」
苦悩と苦痛。
後悔と悲痛な叫びがそこら中に散乱していて、読んでいて顔を背けたくなった。
何度訴えても何も変わらない現状。
受け入れてもらえない主張にそれでもあきらめずに現状を打開しようとした姿がそこに書かれていた。
間違いなく、僕の知っているあの人の姿がここにある。
もしこれが本当だとしたら、僕らは取返しのつかないことをしてしまったことになる。
にわかには信じがたい事実に困惑してしまう。
しかし、これが本当かもまだわからない。
もしかしたら、黒龍が偽装した可能性だってある。
だが、こんなところに200年もの間隠し通すことなどするだろうか。
しかも今更この日記を見せることの意味が分からない。
あなたにおすすめの小説
亡き姉の身代わりとして嫁いだ私ですが、離縁状を置いた翌朝、夫が私の「真実」に気づいたようです』
まさき
恋愛
「サインはもう、いただきました。あとは私がこの屋敷を出るだけです」
五年間の結婚生活。侯爵令嬢エルゼが演じ続けたのは、亡き姉・ロザリーの「身代わり」という配役だった。
夫であるカイル公爵が愛していたのは、かつて雪の中で自分を救ってくれた初恋の少女・ロザリー。
生き写しの妹であるエルゼを娶りながらも、彼は一度も彼女を「エルゼ」と呼ぶことはなかった。
冷淡な視線、姉と比較される日々。
「君はどこまでいっても、ロザリーの代わりにはなれない」
その言葉を最後に、エルゼは静かに離縁状を置き、屋敷を去る決意をする。
しかし、彼女が消えた翌朝。
カイルは、エルゼが大切に遺していった古い小箱を見つける。
そこにあったのは、十五年前のあの日、彼が「命の恩人」に預けたはずの片方のカフスボタン。
そして、幼いエルゼが綴った、あまりにも切ない真実の日記だった。
――「あの日、雪の中で貴方を抱きしめていたのは、お姉様ではなく、私だったのです」
真実を知り、絶望の中でエルゼを追うカイル。
だが、すべてを捨てて「自分」を取り戻したエルゼは、もう二度と、彼の隣で微笑む仮面の妻には戻らない。
これは、名前を奪われた女が自由を掴み、愚かな夫が真実の愛を失うまでの、静かで鮮やかな再生の物語。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
悪役令嬢ってもっとハイスペックだと思ってた
nionea
恋愛
ブラック企業勤めの日本人女性ミキ、享年二十五歳は、
死んだ
と、思ったら目が覚めて、
悪役令嬢に転生してざまぁされる方向まっしぐらだった。
ぽっちゃり(控えめな表現です)
うっかり (婉曲的な表現です)
マイペース(モノはいいようです)
略してPUMな侯爵令嬢ファランに転生してしまったミキは、
「デブでバカでワガママって救いようねぇわ」
と、落ち込んでばかりもいられない。
今後の人生がかかっている。
果たして彼女は身に覚えはないが散々やらかしちゃった今までの人生を精算し、生き抜く事はできるのか。
※恋愛のスタートまでがだいぶ長いです。
’20.3.17 追記
更新ミスがありました。
3.16公開の77の本文が78の内容になっていました。
本日78を公開するにあたって気付きましたので、77を正規の内容に変え、78を公開しました。
大変失礼いたしました。77から再度お読みいただくと話がちゃんとつながります。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
気配消し令嬢の失敗
かな
恋愛
ユリアは公爵家の次女として生まれ、獣人国に攫われた長女エーリアの代わりに第1王子の婚約者候補の筆頭にされてしまう。王妃なんて面倒臭いと思ったユリアは、自分自身に認識阻害と気配消しの魔法を掛け、居るかいないかわからないと言われるほどの地味な令嬢を装った。
15才になり学園に入学すると、編入してきた男爵令嬢が第1王子と有力貴族令息を複数侍らかせることとなり、ユリア以外の婚約者候補と男爵令嬢の揉める事が日常茶飯事に。ユリアは遠くからボーッとそれを眺めながら〘 いつになったら婚約者候補から外してくれるのかな? 〙と思っていた。そんなユリアが失敗する話。
※王子は曾祖母コンです。
※ユリアは悪役令嬢ではありません。
※タグを少し修正しました。
初めての投稿なのでゆる〜く読んでください。ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください( *・ω・)*_ _))ペコリン
『処刑された悪女は、今度こそ誰も愛さない』
なつめ
恋愛
断頭台の上で、自分の終わりを見た。
公爵令嬢セラフィーナ・エーデルベルク。傲慢で冷酷、嫉妬深い悪女として断罪され、婚約者である王太子に見放され、社交界の嘲笑の中で処刑された女。
けれど次に目を開けた時、彼女はまだ十七歳の春に戻っていた。
処刑まで残された時間は、三年。
もう誰も愛さない。
誰にも期待しない。
誰も傷つけず、誰にも傷つけられず、静かに生きる。
そう決めて、彼女は人との距離を置きはじめる。
婚約者にも、原作の“主人公”にも、騎士にも、侍女にも、未来で自分を断罪するはずの人々すべてに。
けれど、少しだけ優しくした。
少しだけ、相手の話を聞いた。
少しだけ、誤解を解く努力をした。
たったそれだけのことで、なぜか彼らのほうが先に彼女へ心を寄せ始める。
「……あなたは、こんな人だったのですか」
「もう少し、私を頼ってください」
「君が誰も愛さないつもりでも、俺は君を放っておけない」
「ずっと、怖かっただけなんでしょう」
悪女として死んだはずの令嬢が、二度目の人生で手に入れるのは名誉か、友情か、それとも恋か。
これは、誤解に殺された少女が、静かに息を吹き返していく物語。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
あなたがすき、だったから……。
友坂 悠
恋愛
あなたが好きだったから、わたしは身を引いた。
もともと、3年だけの契約婚だった。
恋愛感情なしに、偽装夫婦を演じよう。
そういうあなたに同意をして一緒に暮らし出した日々。
それなのに。
約束の期限の三日前、まさか酔ったあなたとそういう関係になるなんて、思わなかった。
だから。 わたしはそのまま翌朝家を出た。
わたしだけが、どんどんあなたを好きになってしまったことを隠したくて。
こんな気持ちを悟られ、あなたに迷惑がかかるのに、耐えられなくて。
#############
なろうさんで開催されていた、氷雨そら先生、キムラましゅろう先生主催、
シークレットベビー企画参加作品だった、「あなたが好きだったから」という短編に、少し加筆修正して連載化しました。
初めてのシクべ、ちょっと変わったタイプのシクべ作品となりました。
お楽しみいただけると幸いです。