上 下
43 / 78
2章

41

しおりを挟む
神様御一行との別れを惜しみつつ、またねっと言うと、辺りがまた眩しい光に包まれた。


目を開けると、そこには水晶の上部にステータスが表示されていた。


______________


氏名  マリア・スティーリア
年齢 7歳
種族  エルフ?
レベル  1

魔法  全属性
魔力  ∞ 
体力  1000
スキル 倍速成長
加護  大神様含む、全神の加護
称号  元神様、神々の愛し子、執着されし者


_______________



「えっ・・・」

ああああああっ!!!
え?いやいやいや、ちょっと神様たち!
これはやりすぎじゃない!!?


というか、お父様もお母様も、何も反応しないけど・・・?
あれれれ?っと思って振り向くと、そこには呆然と立ったまま、固まって動かない、お父様とお母様と、神父さんがいた。


なんというか、たぶん私のステータスを見て驚いているんだろうけど、立ったまま意識を失っている・・・?のかな。
どうしたらいいのかな。


とりあえず、疲れたから座って待ってよ。
と、座っていたら、ぐっすり眠ってしまったみたい。


起きたら、馬車の中で、お父様に抱き抱えられていて、びっくり!
いつの間に、戻ってきたのだろう?


その後、子供以外の家族親族が集まって話をしたみたいだけど、何を話したかは知らない。
でも、私のステータスは、他人に絶対教えないこと!と注意された。

まぁ、言えないよね!?こんな凄すぎるステータス。
現実逃避してたけど、神様たちからの愛だと思うことにしたら、逃避しなくてもあまり気にならなくなった。
アハハ。
しおりを挟む

処理中です...