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介護保険拒否編
在宅介護、介護保険拒否編 18話
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一つ注意しておきたいことがある。2021年2月に発売した拙著と拙作の関係について。
有料で購入していただいた方に対する義理があるので具体的な会話やメモなどは本作ではかなり省略している。
内容は7割がたかぶっているので本作を読んだ方は2月に発売した拙著を改めて購入する必要はない。詳しく事情を知りたいという方は購入していただくとありがたい。
先に発売した拙著は資料的価値がある。当時の生の感情むき出しの部分や方言で罵倒される部分など。一晩中妄想の中で会話し続ける母の言葉のメモまである。認知症の人と一晩過ごす疑似体験になるかもしれない。
ほとんどの内容は被るので購入はお勧めしない。
本作は、叔父さんや幼少期の思い出、ストーカー被害や母の入院後などの要素を付け足している。
お金を出して頂いた方も無料で読んでいただいた方も、どちらにも満足していただけるように頭を悩ませた結果だ。
ただ、読者の方が少なければ、こちらを公開停止して某電子書籍に分冊で発売しようかと考えている。読まれないと収入にならない。少しでも印税が入る方がマシなのだ。俺にも生活がある。許してほしい。
幼少期の思い出の中で、我が家に来て何時間も他人の悪口を一方的にまくし立てる、鬼のような叔母がいたという話をしたと思う。
その叔母が手術をしたというので果物を買って見舞いに行った。祖父が亡くなるまではドライブに数回連れて行ってもらっている。一応、恩はあるのだ。
ちょうどいい機会だったので「うちの母が認知症になっているので、これから法事や葬式に声をかけていただいても出ることは難しい」と伝えることにした。
俺は大変な状況になっても、周囲に対して助けを求めたことはなかった。迷惑をかけたくない。
母の兄弟は皆高齢だ。叔父や叔母は近くにいたとしても体が弱ってきている。若いいとこ達も子育て世代で、余裕なんかない。
今まで母が親戚に対して「家の中のことは何も言うな」と口止めをしていた。俺は誰にも事情を話せず、我が家が介護をしているなどと知っている人はいなかった。
母の目を逃れて事情を説明しておかなければトラブルに巻き込まれる。こういう事情なので、とお話ししている時に「それはお前の家の問題うちの問題じゃない」と突き放された。
別にそれはどうでもいい。誰だってトラブルに巻き込まれたくないと思うものだ。
その後が問題だった。スーパーなどで顔を合わせるたびに30分ほど「お前が病院に入れんのが悪い」「非常勤で働いて仕事をナメとる」「介護を口実にして家で遊んどるだけやろ」「仕事したくないんだったら畑仕事でもしろ」
今まで読んでくださった方、どう思うだろう? 手は出さず、口だけ出し続ける。これを4年。近所のスーパーには行かなくなった。遠回りしてでも顔を合わせたくない。幼いころ、よくしてくれたことも一応ある。年上の叔母として、できるだけだけ立てようとするが、無茶苦茶なのだ。言いなりにならないと不機嫌になる「お前にはもう何も言えんわ!!」言わなくて結構、そのまま口を閉ざして息も止めろ。
「私はかしこくて、かしこい私の言いなりにならないお前はバカだ」という典型的老害だ。バブル時代に少々収入があったから、自己肯定感が突き抜けている。
有料で購入していただいた方に対する義理があるので具体的な会話やメモなどは本作ではかなり省略している。
内容は7割がたかぶっているので本作を読んだ方は2月に発売した拙著を改めて購入する必要はない。詳しく事情を知りたいという方は購入していただくとありがたい。
先に発売した拙著は資料的価値がある。当時の生の感情むき出しの部分や方言で罵倒される部分など。一晩中妄想の中で会話し続ける母の言葉のメモまである。認知症の人と一晩過ごす疑似体験になるかもしれない。
ほとんどの内容は被るので購入はお勧めしない。
本作は、叔父さんや幼少期の思い出、ストーカー被害や母の入院後などの要素を付け足している。
お金を出して頂いた方も無料で読んでいただいた方も、どちらにも満足していただけるように頭を悩ませた結果だ。
ただ、読者の方が少なければ、こちらを公開停止して某電子書籍に分冊で発売しようかと考えている。読まれないと収入にならない。少しでも印税が入る方がマシなのだ。俺にも生活がある。許してほしい。
幼少期の思い出の中で、我が家に来て何時間も他人の悪口を一方的にまくし立てる、鬼のような叔母がいたという話をしたと思う。
その叔母が手術をしたというので果物を買って見舞いに行った。祖父が亡くなるまではドライブに数回連れて行ってもらっている。一応、恩はあるのだ。
ちょうどいい機会だったので「うちの母が認知症になっているので、これから法事や葬式に声をかけていただいても出ることは難しい」と伝えることにした。
俺は大変な状況になっても、周囲に対して助けを求めたことはなかった。迷惑をかけたくない。
母の兄弟は皆高齢だ。叔父や叔母は近くにいたとしても体が弱ってきている。若いいとこ達も子育て世代で、余裕なんかない。
今まで母が親戚に対して「家の中のことは何も言うな」と口止めをしていた。俺は誰にも事情を話せず、我が家が介護をしているなどと知っている人はいなかった。
母の目を逃れて事情を説明しておかなければトラブルに巻き込まれる。こういう事情なので、とお話ししている時に「それはお前の家の問題うちの問題じゃない」と突き放された。
別にそれはどうでもいい。誰だってトラブルに巻き込まれたくないと思うものだ。
その後が問題だった。スーパーなどで顔を合わせるたびに30分ほど「お前が病院に入れんのが悪い」「非常勤で働いて仕事をナメとる」「介護を口実にして家で遊んどるだけやろ」「仕事したくないんだったら畑仕事でもしろ」
今まで読んでくださった方、どう思うだろう? 手は出さず、口だけ出し続ける。これを4年。近所のスーパーには行かなくなった。遠回りしてでも顔を合わせたくない。幼いころ、よくしてくれたことも一応ある。年上の叔母として、できるだけだけ立てようとするが、無茶苦茶なのだ。言いなりにならないと不機嫌になる「お前にはもう何も言えんわ!!」言わなくて結構、そのまま口を閉ざして息も止めろ。
「私はかしこくて、かしこい私の言いなりにならないお前はバカだ」という典型的老害だ。バブル時代に少々収入があったから、自己肯定感が突き抜けている。
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