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メンヘラストーカー編
10話
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もらって当たり前。
自他の区別がつかない。
他人のすべてが自分のために存在すると思い込んでいる。
「俺は事情を何度も説明してたよな? 介護してるって、何度も。それで深夜に呼び出して。少しは可哀想とは思うのかと尋ねたら、君は何て答えたか覚えてるか?」
「僕はかわいそうじゃないんですか、と答えたんだぞ」
「だいたい君のトラブルはほとんどが恋愛絡み。その上出会い系じゃないか。全部自業自得じゃないか」
「何で俺の邪魔ばかりするんだ、俺が君に何をしたって言うんだ」
「君はね、俺の人生の邪魔をしてるんだ。ずっと邪魔してるんだよ。わかるか?」
「なんで何度も何度も俺の邪魔をするんだ」
「でも電話取ってくれてるじゃないですか」
「それが何の関係あるんだよ」
「電話取ってくれてるって事は時間があるんだと思うじゃないですか」
「無理と何度も言ってるじゃないか」
「いつも取ってくれるからいけると思うじゃないですか」
受け取る事と受け入れる事の違いが分かっていない。
「君のための時間じゃないと、これで何度目だ」
「何度も何度も何度も言っていたんだよ。何度も何度も同じこと言ってるんだよ。会うたびに何度もずっと同じこと言ってるんだよ。それで何でわかってくれないんだ」
「わかってるんですけど我慢できないんです」
「だから病院に行けと、医学でどうにかしなきゃいけない問題だから、何度も何度も言ってる。病院で相談してほしい」
「一度や二度じゃない。君のわがままに付き合い続けたせいで、俺の人生は狂わされてるんだ。何度も何度も控えてくれ、やめてくれと何度も言ったよな? 迷惑だと毎回説明したよな? まだまだいける、時間がある、大丈夫と勝手に思い込んで、君の都合ばかり押し付けてきたんだよ、今まで」
「今まで許されたからこれからもゆるされる。俺は何でも許してくれると思ってないか? 人生の予定が立たないんだよ」
こんな調子で3年説得を続けたが改善はされなかった。
一人で時間を過ごすのが嫌だと言うがそんなの知ったこっちゃない 。
薬を飲まないんだから、幻聴も聞こえてくる。一人で過ごすと幻聴や不安が襲ってくる。誰かと過ごしたがるが、家族は優しく接してくれない。だから「わがまま」を受け入れてくれるお人好しの時間を奪う。
自他の区別がつかない。
他人のすべてが自分のために存在すると思い込んでいる。
「俺は事情を何度も説明してたよな? 介護してるって、何度も。それで深夜に呼び出して。少しは可哀想とは思うのかと尋ねたら、君は何て答えたか覚えてるか?」
「僕はかわいそうじゃないんですか、と答えたんだぞ」
「だいたい君のトラブルはほとんどが恋愛絡み。その上出会い系じゃないか。全部自業自得じゃないか」
「何で俺の邪魔ばかりするんだ、俺が君に何をしたって言うんだ」
「君はね、俺の人生の邪魔をしてるんだ。ずっと邪魔してるんだよ。わかるか?」
「なんで何度も何度も俺の邪魔をするんだ」
「でも電話取ってくれてるじゃないですか」
「それが何の関係あるんだよ」
「電話取ってくれてるって事は時間があるんだと思うじゃないですか」
「無理と何度も言ってるじゃないか」
「いつも取ってくれるからいけると思うじゃないですか」
受け取る事と受け入れる事の違いが分かっていない。
「君のための時間じゃないと、これで何度目だ」
「何度も何度も何度も言っていたんだよ。何度も何度も同じこと言ってるんだよ。会うたびに何度もずっと同じこと言ってるんだよ。それで何でわかってくれないんだ」
「わかってるんですけど我慢できないんです」
「だから病院に行けと、医学でどうにかしなきゃいけない問題だから、何度も何度も言ってる。病院で相談してほしい」
「一度や二度じゃない。君のわがままに付き合い続けたせいで、俺の人生は狂わされてるんだ。何度も何度も控えてくれ、やめてくれと何度も言ったよな? 迷惑だと毎回説明したよな? まだまだいける、時間がある、大丈夫と勝手に思い込んで、君の都合ばかり押し付けてきたんだよ、今まで」
「今まで許されたからこれからもゆるされる。俺は何でも許してくれると思ってないか? 人生の予定が立たないんだよ」
こんな調子で3年説得を続けたが改善はされなかった。
一人で時間を過ごすのが嫌だと言うがそんなの知ったこっちゃない 。
薬を飲まないんだから、幻聴も聞こえてくる。一人で過ごすと幻聴や不安が襲ってくる。誰かと過ごしたがるが、家族は優しく接してくれない。だから「わがまま」を受け入れてくれるお人好しの時間を奪う。
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