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改革編
174話 竜神
しおりを挟む「あんたが竜神か。竜神って言うほどだから竜だと思ったら、普通に人型なんだな。」
「神にそのような口をきくとは加護を取り上げるぞ。」
「別にいいよ。俺はこの加護を受け取ってから恩恵受けてないし。てか、竜神の加護っていまいち効果知らないんだけど。かっこよさそうっていうのと、加護が欲しいっていう理由で貰っただけだから。」
「なんてやつだ。この加護は自分より強い相手と対峙した時に能力が上がるという恩恵がある。」
「それだけか?」
「あぁ、それだけだ。」
「じゃあ、結構強いかもな。用途が限定されているってことは相当上がるんだろう?」
「頭だけはいいようだな。その通りだ。恐らく、能力値は3倍くらい上がると思うぞ。」
「確かに悪くない加護だな。俺じゃなきゃな。」
「俺が本気を出せば大体のやつは倒せる。倒せないやつは限られてくる。俺が倒せないやつは俺が3倍強くなったところで勝てない。」
「そう考えるとしばらくは加護は使わなそうだ。ごめんな、竜神。」
「とことんムカつくやつだな。」
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