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改革編
184話 手合わせ①
しおりを挟む月日は流れ、半年が経った。
「よし、これでわかった。やっと、魔族と会えるぞ!!」
「そうと分かったら準備をしなければ.....。」
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翔は学校へ行った。
「学院長、約束していた件ですが.....。」
「はい、二人の了承も得ています。」
翔は外に出た。
「今回は特別授業だ。この学校の提案者である翔殿と模擬戦をしてもらう。今回の相手はリンとギダだ。」
「みんな、入学式以来だな。あれからしっかり学んだか?その結果を今日は見させてもらうぞ。」
本心は少し違う。今回戦うリンとギダという子達は戦闘能力高い2人だ。リンは弓使いでギダは槍使いだ。
魔族と会うにはこの二種類の使い手との立ち回りを知ってもかなきゃならない。
「ルールとしてはなんでもありの実戦と考えてくれ。だが、俺は初級魔法しか使わないから安心して突っ込んできてくれ。」
俺は軽い説明で終わらせた。
「翔さん、久しぶりですね!」
「ずいぶんといい顔になったな。ファンド、フィム。」
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