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魔族編
201話 賞金首
しおりを挟む「た、助けてください。」
「わかった、頼まれた。少し目を瞑ってな。嫌なもん見ちゃうぞ。」
「はい。」
翔は盗賊に近づいていった。その距離5m。
「これは俺からのお願いだ。今すぐ引いてくれないか?いくら悪いやつといっても俺の目の前で実害を出してないやつを殺したくはないからな。」
「黙って聞いてりゃ勝手なこと言うじゃねぇか!!口で言ってわからないなら身体に教えるしかねぇな!!」
盗賊の下っ端は俺に切りかかってきた。
スパッ、ドサッ
次の瞬間、男の首が飛んだ。
人を殺すのは初めてだがあまり抵抗はなかったな.....。おそらく、相手がそれ相応のクソだったからだろうな。
「お前ら、こいつを生かしてかえすな!!」
盗賊のリーダーが下っ端に命令をした。
「うおぉぉぉぉ!!」
残りのヤツらが俺に向かって走ってきた。
「はぁ、学習しないねぇ。黙って引いとけばよかったのに。まあ、今後の犯罪が少し減ると考えれば得かな。」
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