テンプレを無視する異世界生活

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武闘大会編

459話 三対三

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「ルキ選手ラングアウト!リーデルに一ポイント!」

「早くも残りの選手は十人となりました!これから、どのような展開になるのでしょうか!」

「ちなみに言い忘れていましたが、残っていたチーム人数×1ポイントが追加されまぁぁす。」


なんだよ、司会雑だな。よく友好の場でこれが出来るな.....。

まあ、そんなことはどうでもいい。恐らく、リングの上に残るのは一人だろうからな。


「いやー、あなた達のリーダーがあの巨体を足止めしてくれるなんて助かるねぇ。僕達が君たちを倒すのも邪魔されないし、漁夫の利だって狙えちゃう。ありがたいよ。」

「フェル!少しは緊張感持ちなさい!」

「リンは固くなりすぎだよ。もう少しリラックスしなよ。」


魔法科のフェルと弓使いのリンが後衛、槍使いのギダが前衛か。バランスがいい。

それに比べてアルーシャはヒーラーのバルサ、剣士のサナフ、弓使いのロイか。


ギダが先に前衛の盾を倒したのは大きかったな。バランスがいい連携から盾をとることによって、少し不安定なものになる。
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