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武闘大会編
537話 カルルの慣用句
しおりを挟む「カルル族でしたか。それなら、納得致しました。」
「そんなにカルル族っていうのは凄いのか?」
「この世界にはこんな言葉があるんだ。」
"カルルのいるところに魔物はいない"
「カルル族はおよそ30kmにいる獲物ですらわかると言われているらしい。だから、俺らが認識する前に魔物が討伐されるんだってよ。」
カルル族にちなんだ慣用句なら探せば探した分だけ出てくるくらいにはある。
俺が知っている限りでは200はくだらないな。
その大半がカルル族の強さや能力の高さを語っているものだ。
その中でも俺が好きなのは
"子どもに喧嘩を売る前に眼を見ろ"
というものだ。
カルル族は小さいから、子ども間違えられることが多いらしい。
これは、喧嘩を売る前に眼が青くないか、カルル族じゃないかを確認しろっていうことなんだ。
意味としては「何かを判断する時はよくよく物事を見てからやれ。」というものだ。
過去になにか事例があったんだろうな.....
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