テンプレを無視する異世界生活

ss

文字の大きさ
上 下
781 / 1,116
神族編

762話 チーム編成

しおりを挟む


異空間で過し始めてから一ヶ月が経った。


「今日から、練習のルーティンが変わる。今までは二人一組で組んでもらい、弱点を改善するための練習場でメニューをこなしてもらっていたが、今日からは実戦と同じ時のチームを組んでもらう。」


組むチームはそれぞれ違った。30人のチームもあれば、変わらず2人のチームもあった。




「俺らは結局また2人みたいだな。」

「そうっすね。」


バルムスとファンドは2人だった.....



「疑うわけではないが、何故このようなチーム編成なのだ?」


まあ、興味本位でも聞いておきたいだろう。


「最初はチームを作る時にバランスを重視しようとしたのだが、それではパワーバランスがおかしくなってしまう。だから、相性が抜群にいい同士をくっつけ、悪い同士を離した。主にこれを重視した結果これだ。」

「そんな適当でいいの?」

「安心してくれ。俺が考えたチームで神族を5人以上倒せないチームは存在しない!」

「本当かよそれ?!」

「もちろん、みんながこれからもメニューを頑張ってくれればだが、それを超えれば神族5人は保証する。」



しおりを挟む

処理中です...