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新世界編
864話 最高の武器
しおりを挟む小さな木槌のようなものを渡した。
「これは、持ち主の意思によって成長するハンマーだ。」
「持ってみろ。」
「はい。」
ゴガン
トンプがもった木槌はとても大きなハンマーへと様変わりした。
「おぉ!!」
「これはとても作るのに苦労した。大事にしてくれよ。」
「もちろんでございます。」
その後、新隊長の5人にも武器を渡した。
第六部隊隊長の狐のダブルのコンには長さが変わる手甲鉤、第七部隊隊長のカメレオンのダブルのレボには身体の色に合わせて変色する吹き矢、第八部隊隊長の熊の多分のべーには斬れ味がずば抜けて抜群の大太刀、第九部隊隊長の兎のダブルのラビには多機能のモーニングスター、第十部隊隊長の象のハーフのエレフには大鎌を渡した。
「みんなには最高の道具を手配した。あとは日頃の鍛錬の結果を出してくれ。ファンドにただしごかれているだけでは意味が無いだろ?」
「おぉ!!!」
こうして、騎士団への話は終わった。
「翔さん、今回の件は大丈夫なんですか!?」
「あぁ、もちろん全く問題ない。」
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