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喫茶店で語らふ(続けて2話)
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しおりを挟む「お待ちどうさまでした……」
驚愕の眼差しで小ノ葉の胸部を睨みつける俺の視線を遮って、ウエイトレスが木の葉丼(このはどんぶり)を二人の前にそれぞれと置いた。
そして軽い会釈をしながら、7杯目の水を彼女の空になったグラスに注いで去って行った。
「ほら、これも食べていいよ…」
俺の前に置かれたドンブリを進呈しようと、フタが載ったまま彼女の前に滑らせる。こっちは食べる気がまったく失せていた。完全に満腹だ。腹も胸の中もだ。
彼女は楽しそうにフタを摘み上げて、中から立ち昇る玉子と出し汁の混ざり合ういい香りの湯気を一気に吸い込むと、あはっ、とテンションを上げた。
ちっちゃな口から舌をペロッと出し喜色満面の笑みを向ける仕草は、俺の脳髄を激しく揺すぶってくる。
「なんちゅう顔だ……」
その笑顔は、今起きている世界中の紛争をコンマ何秒かで、収めてしまいそうな柔和で暖かいものだった。
女神様みたいな穏やかな面持ちを拝み、幸福感に浸る溜め息を一つ吐いてから訊く。
「なぁ、あんた。いったいどこから来たんだ?」
小ノ葉は丸い瞳を俺へ向けて、二本の箸をそろえて自分の腹部を指した。
「量子特異点よ」
「あのな。それが解からんのだよ。胃のことか?」
「空間の捻(ねじ)れた点よ」
「空間って捻れたり曲がったりするのか?」
もうどうでもよかった。でも当たり前のことみたいに小ノ葉は言う。
「捻れるよ。それより曲がらないほうがおかしいの。でもね、反転することはとても珍しいんだよ」
「ほうほう。それで……」
ほとんど聞いていない。自分のコップの中を覗き込んで上の空だ。
「ちょうどあたしのいた村の実験室でうまいこと反転してさ。それでここに来れた」
何かをはしょったような気がしたが……。
「何て村だよ」
「ξゥ――――チィ――ッ」
ん?
いま蚊が飛ばなかったか?
キョロキョロ見渡すが何も飛んでない。
え? 村の名前を言ったの?
すげぇ声してるな。
「俺には分からんが、とにかくその村がブラジルにあるわけだ」
「なにそれ?」
「で、どこへ行くんだい?」
もう完全無視。俺は俺の道を行く。
「あんたんち」
簡単な答えだな……えっ!
「だ、誰なんだ、あんた?」
「小ノ葉だよ」
「そういう意味じゃない。やっぱお前、親父の隠し子か」
「なにそれ?」
「それで何を要求するつもりだ。慰謝料か? ち、違うか。こういう場合は養育費っていうんだったかな?」
やばいぞ。このまま俺んちにまで付いて来たら、お袋と親父との間で血の雨が降るぞ。まずいなぁ。あいだに入った子供はこういう時どうしたらいいんだ。俺的にはこんな可愛い妹か姉ができるんだ。むしろそっちのほうが大歓迎だけど、お袋がどう出るかだな。
「う――む」
悩んだ。高校受験の時よりも悩んだ。ついでにたいして回転しないが、脳ミソもフル回転だ。
そしたら煮詰まっちゃって、頭の中にでっかい岩みたいなモンが現れて、どうにもこうにも前へ進めなくなった。
うんうん唸る前で小ノ葉はチャカチャカとドンブリの内側を箸の先で奏でていた。
現在、玉子の絡まった蒲鉾とご飯に奮闘中だ。
その可愛らしい仕草をぼんやり眺めていると、その手が止まり、ふっと顔を上げて俺の目を見た。
「ねぇ、いま何時?」
木の葉丼は綺麗に平らげられており、その上で丸い目がこちらに向けられていた。
「なんだよ、いきなり」
現在、脳内会議室で重要な議論の真っ最中なんだ。
いくら待っても答えは出んけどな。
ポケットからスマホを取り出し、
「もうすぐ5時半だな」
「夜になるね」
「え? ま、そうだな」
「そろそろあたし帰らなきゃ」
「そうか門限があるのか? どれ送ってやろうか?」
「いい。ひとりで帰れる。でも驚かないでね」
「何を?」
「あたしね。元の姿に戻るかもしれない」
「言ってるコトの1パーセントも理解できんませんが……魔法でもかけられてんの?」
「やっぱりそうね。この日本には魔法があるんだわ」
そう言うと、小ノ葉は二杯目のドンブリのフタを開けて「あはっ」と可愛く驚いて見せ。手のひらを合わせると、ご飯に向かってお辞儀をした。
目を細めてその眩しい姿を見る、という行為も慣れてきた。ただ黙々と食べ続ける小ノ葉の仕草を見て、なんとも言えない温もりを感じつつも、さっきから腹部に向かって疑惑の視線を当て続けていた。
この短い時間に、まもなく二杯目の御飯が追加されるのだ。
「信じられん……」
こいつの胃袋無限大か? バミューダートライアングルってこいつの腹の中にあるんだっけ?
それともギョウ虫でも飼ってんのかよ。そんなダイエット聞いたことあるな。
まぁ。人の腹だ。俺が心配することはない。それにしても今日は痛い出費が続いたが、とても充実した一日だった。
彼女は二杯目の木の葉丼を十数分で平らげると、天使のような笑みを浮かべて、ぺこりと頭を下げた。
「今日はごちそうさまでした。じゃ、先帰ってるからね」
なんと気持ちのいい声だろう。もう恋人どうしではないか。
「むふふふ……えっ! 先?」
おい悪魔でも天使でもどっちでもいい。今なんちゅった?
《わりぃ。顔ばかり見てた。カワユイなー》
「天使は?」
〔オレッチはおっぱいばかり見てたから知らん〕
ったく。どいつもこいつも。お前、ほんとに天使かよ。
〔いやーわりい。最近どっちだかわからなくなってきた〕
どうしようもねえな。俺って。
小ノ葉は長くすらりとした脚を惜しげもなく見せると、腕を大きく振ってまっすぐ出口へ。そのドアの手前で再び半身を翻して、
「じゃぁね~♪」
俺も手の平をニギニギ。顔の筋肉はだらりんこ。
まだ明るい夏の夕刻の気だるい陽射しを逆光にして、とても心地よいセリフを残して小ノ葉は店から消えた。
カラコロコーンと鳴るコロコロした金属音だけが残り、そして誰もいなくなった扉にまだ手を振っている俺の影がユラユラ。
「ぶっさいくな顔してやがんなぁ」
耳元で聞き慣れた声がした。
「あっ!」
急いで我に返って、数度ほっぺたを叩いて正気に戻す。
次の刹那、激痛が俺の脇腹を走った。
「アニキよー。いかしたナオン連れて憎いじゃねえか、コン畜生」
「って、杏(あんず)、このヤロウ、痛ぇぇって。なんだお前、本気で抓(つね)ってんのかよ」
滑々した手を払い避け、
「それよりお前、こんなとこで何してんだ。中学生の分際で喫茶店なんか入って、おじさんにチクるぞ」
「ばぁか。アニキのほうがチクられたらまずいだろ。誰だよ今の女。いかした体してたな」
肩が抜けんばかりに脱力する。
「杏(あんず)ちゃん……。お前も女だろ。もちっと、らしい言葉遣いすれば?」
「うっせぇ。オレは男だ。女は捨てたんだ」
こいつ俺の小5の時と同じことを言ってやがる。
杏のショートカットヘアーを手の平でグリグリ握り締めながら、
「お前は女だ。見ろその膨らみ。それが証拠だ」
「くっそぉ。パイオツじゃまぁー」
俺の前だというのに、杏は男物のポロシャツの上から両手で胸の膨らみを鷲掴みにすると上下に振った。
それは見事な揺れを俺に披露してくれたが、小ノ葉のブツと比べたら、そうだな。そこそこ熟れてきたが、まだ青い果実だな。果物屋の店先に並べるにはちょっと早い。
「安心しろ。けっこうお前も成長している。あとは言葉遣いだけだ。それよりここで何してんだ。理由を聞いてないぞ」
「あんな。ここは同級生の店なんだ。クーラーも効いてるから空いた席を借りて、その子と夏休みの宿題をしてたんだ」
といって顎をしゃくる向こうで、こちらに会釈をするもう一人の少女の姿が。
「ほんとだな。悪かった。よし偉いぞ、杏」
もう一度、頭をスリスリ。ヤツはほんの少し微笑んだが、その場からぴょんと跳び離れ、
「ばぁぁか。触るな! ハゲるだろ」
わざとらしく頭を擦ると、おとなしく元の席に戻り、ノートをぺらりと開いた。
俺はその様子を窺って固唾を飲む。
こいつはまずい。あの位置からなら、さっきの俺たちのイチャつき具合いが丸見えだ。まったく気づかなかった。そりゃ、あれだけのおっぱいを見せ付けられたら周りが見えなくなるわな。
仕方なくお勘定を済ますと、杏たちが勉強している席に戻り、
「今日のことはキヨッペには内緒にしておけよ」
小さな声で念を入れておくことにした。だがこいつもちゃっかりしてやがった。
「フルーツパフェおごってくれたら黙っといてやる」
くそ。条件を付けてきやがったか。
杏はさらなる要求を加えてきた。
「二人分だぜ」
ヤツは向かいの子に向かってピースサイン。うん、それがピースサインの正しい使い方だ。
「いくらだ?」
友達がニコニコしながら言う。
「一つ750円なので、二つで1500円です」
今日は何なんだよ。三隣亡(さんりんぼう)じゃねえだろうな。
「わかったよ」
渋々うなずくと、二人は同時に頭を下げ、そろって声を上げた。
「「ゴチになりやす」」
力の抜けた息を吐き、もう一度念を押した。
「俺は約束を守ったんだからお前も約束を果たせよ」
杏は、ああ、とうなずいてから、
「イっちゃんがどこで、パイオツカイデーのネーちゃんにドンブリを巻き上げられていようと、オレには関係ねえ」
きっちり全てを見ていたことを吐露しやがった。
「お前の言葉遣いは古いんだ。いまどき『パイオツ』なんて言わねえだろ。また兄ちゃんの古い漫画読んでんな」
「ほっといてくれよ。昭和のマンガは面白いんだ。最近のはナヨナヨしてダメだ。あれじゃあ少女マンガだぜ」
「お前からそう言われたら返す言葉が無いな」
「なぁ。今度トレーニング一緒に参加させてくれよ。オレもイっちゃんみたいにカッコイイ男になりてぇんだ」
「俺はもとから男だ。それに杏、お前はすでに手遅れだ。その体はもう女に変身し始めてんぜ」
「うっせぇぇ。帰れ! 筋肉バカ」
「はは。んじゃな。俺も帰って夏休みの宿題やるわー」
杏のわめく声が店の外まで漏れていたが、無視して扉を閉めた。夏の陽射しがようやく弱まり、夕刻間近の商店街を色づけ始める頃、気温が下がったこの時間帯は、晩御飯の買出しにいそしむ主婦が大半を占めている。そんないつもと変わらぬ景色に満足感を覚えつつ、俺は杏との会話を反芻してほくそ笑む。
「あいつも来年は高校生か……。ほんと俺も年取ったもんだぜ」
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