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1章 始まりの街
1話 電脳世界へ
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「ふぅ~、やっと届いたか」
1週間、午前、午後とバイトを入れていた理沙は、目標となる最低金額でハードを購入した。通販サイトから届いた箱を開けると、ヘルメットの様な物と、接続する四角いハードが入っていた。
「これで、亜里沙と一緒にプレイが出来るな」
ハードが届く間の1週間、亜里沙からのLINEに、ゲーム内のSSが送られてきた。ゲーム内で獲得した景品は、登録した住所へと送られてくるが、スマホのアプリでも一部使用できるものがある。
ファーストフードの無料券がそれで、アプリを店に見せて、記されたIDを入力してもらえば、牛丼並み、ハンバーガーセットなどが1つ無料で食べられる。亜里沙はその無料券を複数所持している。
亜里沙の話によると、タワー型のダンジョンで、頂上に到達すると景品が貰える。しかも、周回プレイをすると何度でも貰えるという話だが、2回目以降はタイムアタックになるらしい。
前回よりクリアタイムが早かったら景品が貰えるという仕組みだ。賢い亜里沙は事前に調べて、時間調整をしながらタワーをクリアしたらしい。20回分ぐらいの無料券があると自慢したLINEが届いた。
「設定をする前に、亜里沙に連絡だな。確か、夜にいつもINしていると言っていたな」
ハードが届いた事をLINEで伝え、今から設定とキャラ作りをすると伝える。
『どんなキャラを作るのか楽しみにしてるね!』
返事が届き、理沙はPCにハードを接続してモニターを見ながら設定を行う。
因みに亜里沙のキャラは魔法少女らしい。キャラの作りの時に職業の選択が行われ、亜里沙は魔法少女という職業を選択した。魔法少女が職業なのか? と疑問に思ったが、TDOでは仕様らしい。
パッケージにも描かれていたが、ファンタジー系の職業、魔法使い、剣士、盗賊等があれば、リアル職業も、空想職業も存在する。リアル職業では、医者、教師、パイロット、自衛隊等がある。空想職業では、銃剣使い、魔剣使い、魔銃使い、魔法少女等がある。
TDOの魅力は、数多くの職業の選択にあり、ある条件を満たせば職業を変える事も出来る。理沙は1週間、ネットで調べながら自分がどの職業に就くか考えていた。
(…自分で戦うの、面倒だしな)
理沙の性格は、面倒くさがりであるが、やる事はきちんとする。バイトも欠勤も遅刻もせずに行っている。面倒くさがりだが真面目である。
「これで、設定は終わりかな?」
個人情報を入力し、自分の体系も入力した。そのデータを元にキャラのモデルが決まるらしい。自分で最初から体系を作る事も出来るが、面倒なのでそのままの情報に手を加えようと思っていた。
PCに接続したハードを外し、ベッドの横へと持ってくるとLANケーブルを接続する。理沙はエアコンの温度を調整しながら、ベッドに横になった。
「じゃ、始めるか」
初めての電脳世界へのダイブに不安はある。中古品なので故障しないか? 意識が戻らなくなる事はあるのか? 緊張しながらヘルメットをかぶり、横のボタンを押す。
ハードに入れたゲームソフトが読み込みを行い、理沙の意識はゲームの世界へと流れていく。
▽
「へぇ~ここが電脳世界か」
何もない空間で理沙は目を覚ます。一応、ワンピースのような服を着ているが、自分の体系は現実のものと変わらなかった。
『ようこそ、タワーダンジョン・オンラインへ』
音声が流れると、頭上に大きく文字が浮かび上がる。目の前に半透明のタッチパネルが浮かぶ。
『まずは、自身のキャラ設定と種族の設定をして下さい。現在の仕様でいいのならYESを押して下さい』
理沙はタッチパネルを操作しながら自身の体系を調整する。
「まずは、胸だな。リアルだと大きくて邪魔だったから、小さめにして、身長も少し低くだな。後は髪の色を黒から、赤茶色にするか。種族は人間だな」
リアルの理沙は胸がCカップ程あり、身長は175㎝もある。ゲーム内では胸のサイズをBカップに落として身長も10㎝低めの165㎝にした。ちょうど、亜里沙と同じ身長になる。
姉ではなく、友達としてプレイをしようと考えていた。だから、見ただけで理沙だと気づかないようにした。それに、学校の生徒や知り合いがプレイしているかもしれない。
(もし会うと、気まずいからな)
次に名前を決める。面倒なのでリサと入力した。亜里沙も同じ考えでプレイキャラの名前はアリサだった。姉妹、考えは似ている。
『キャラ設定の完了を確認しました。次に、職業の選択を行ってください』
言われた通り、理沙、改めリサは職業を選ぶ画面を見つめる。数多くある職業から選ぶのが大変なので検索機能を使用する。
「誰かが戦ってくれる職業」
自分は戦わず他の誰かが戦ってくれる職業に就こうとリサは思っていた。自分で戦うのが面倒だからである。
『該当する職業を提示します』
リサの検索に該当する職業が表示された。
モンスターテイマー…モンスターを捕まえ、仲間にして戦わす。育成の手間がかかる。
召喚師…召喚獣と契約する事で戦わす。契約条件が難しい。
英霊マスター…英霊と呼ばれる者と契約し戦わす。英霊の召喚には課金アイテムが必要。
軍師…仲間に様々な効果を施し命令して戦わす。仲間との信頼関係が必要で、信頼が崩れると能力が発揮できない。
発明家…ロボット等を発明し戦わす。ロボットの材料には課金アイテムが必要な物がある。
ゴーレムクリエイター…MPを消費しゴーレムを生み出して戦わす。また、モンスターの素材、鉱物を素材にゴーレムの作成が可能。
6つの職業が記されて、リサは最後のゴーレムクリエイターを選択する。何故選んだのか? リスクが少ない事と課金の必要性がない事、面倒じゃない事が挙げられる。
『ゴーレムクリエイターですね。職業の設定が完了しました』
これで全ての設定が完了したと思ったが、
『次にステータスの設定と、スキルの設定を行って下さい。各ステータスの項目及びスキルをポイントで設定して下さい』
まだ設定作業が残っていた。表示されたのはリサ自身のステータス画面で、ステータスポイントとスキルポイントを振る様に記されていた。
「……ポイント、多くないか?」
リサ
種族:人間
職業:ゴーレムクリエイター
LV:1
HP:10/10
MP:10/10
STR:0
VIT:0
AGI:0
DEX:0
INT:0
LUK:0
ステータスポイント:500【500】
スキルポイント:500【500】
ポイントが多い事に疑問を抱く。
『ゴーレムクリエイター、未選択によるボーナスポイントです。リサ様が初めて職に就きました』
ナビゲートの声を聞き驚愕する。
『ゴーレムクリエイターは隠し職業です。一定の条件検索にのみ表示されます』
リサの検索した条件が見事に一致し、ゴーレムクリエイターが表示された。もし、「召喚して戦う仲間」と検索すれば、召喚師と英霊マスターが表示される。「一緒に戦う仲間」と検索すれば、モンスターテイマーと軍師が表示される。
発明家は「ロボット」が検索に入れば表示される。ゴーレムクリエイターは物作りで検索すれば表示されそうだが、命令して戦わすので、「戦い」などの言葉が入らないと表示されない。
リサの検索した「誰かが戦ってくれる職業」は見事に該当しており、ゴーレムに命令して戦ってもらう。誰も引き当てなかった職業なので、リサが最初に選択出来た。
そのボーナスでステータスポイントとスキルポイント5倍になっている。通常は100ポイントしか貰えない。
リサは自分のステータスを見ながらポイントを振り分けていく。
1週間、午前、午後とバイトを入れていた理沙は、目標となる最低金額でハードを購入した。通販サイトから届いた箱を開けると、ヘルメットの様な物と、接続する四角いハードが入っていた。
「これで、亜里沙と一緒にプレイが出来るな」
ハードが届く間の1週間、亜里沙からのLINEに、ゲーム内のSSが送られてきた。ゲーム内で獲得した景品は、登録した住所へと送られてくるが、スマホのアプリでも一部使用できるものがある。
ファーストフードの無料券がそれで、アプリを店に見せて、記されたIDを入力してもらえば、牛丼並み、ハンバーガーセットなどが1つ無料で食べられる。亜里沙はその無料券を複数所持している。
亜里沙の話によると、タワー型のダンジョンで、頂上に到達すると景品が貰える。しかも、周回プレイをすると何度でも貰えるという話だが、2回目以降はタイムアタックになるらしい。
前回よりクリアタイムが早かったら景品が貰えるという仕組みだ。賢い亜里沙は事前に調べて、時間調整をしながらタワーをクリアしたらしい。20回分ぐらいの無料券があると自慢したLINEが届いた。
「設定をする前に、亜里沙に連絡だな。確か、夜にいつもINしていると言っていたな」
ハードが届いた事をLINEで伝え、今から設定とキャラ作りをすると伝える。
『どんなキャラを作るのか楽しみにしてるね!』
返事が届き、理沙はPCにハードを接続してモニターを見ながら設定を行う。
因みに亜里沙のキャラは魔法少女らしい。キャラの作りの時に職業の選択が行われ、亜里沙は魔法少女という職業を選択した。魔法少女が職業なのか? と疑問に思ったが、TDOでは仕様らしい。
パッケージにも描かれていたが、ファンタジー系の職業、魔法使い、剣士、盗賊等があれば、リアル職業も、空想職業も存在する。リアル職業では、医者、教師、パイロット、自衛隊等がある。空想職業では、銃剣使い、魔剣使い、魔銃使い、魔法少女等がある。
TDOの魅力は、数多くの職業の選択にあり、ある条件を満たせば職業を変える事も出来る。理沙は1週間、ネットで調べながら自分がどの職業に就くか考えていた。
(…自分で戦うの、面倒だしな)
理沙の性格は、面倒くさがりであるが、やる事はきちんとする。バイトも欠勤も遅刻もせずに行っている。面倒くさがりだが真面目である。
「これで、設定は終わりかな?」
個人情報を入力し、自分の体系も入力した。そのデータを元にキャラのモデルが決まるらしい。自分で最初から体系を作る事も出来るが、面倒なのでそのままの情報に手を加えようと思っていた。
PCに接続したハードを外し、ベッドの横へと持ってくるとLANケーブルを接続する。理沙はエアコンの温度を調整しながら、ベッドに横になった。
「じゃ、始めるか」
初めての電脳世界へのダイブに不安はある。中古品なので故障しないか? 意識が戻らなくなる事はあるのか? 緊張しながらヘルメットをかぶり、横のボタンを押す。
ハードに入れたゲームソフトが読み込みを行い、理沙の意識はゲームの世界へと流れていく。
▽
「へぇ~ここが電脳世界か」
何もない空間で理沙は目を覚ます。一応、ワンピースのような服を着ているが、自分の体系は現実のものと変わらなかった。
『ようこそ、タワーダンジョン・オンラインへ』
音声が流れると、頭上に大きく文字が浮かび上がる。目の前に半透明のタッチパネルが浮かぶ。
『まずは、自身のキャラ設定と種族の設定をして下さい。現在の仕様でいいのならYESを押して下さい』
理沙はタッチパネルを操作しながら自身の体系を調整する。
「まずは、胸だな。リアルだと大きくて邪魔だったから、小さめにして、身長も少し低くだな。後は髪の色を黒から、赤茶色にするか。種族は人間だな」
リアルの理沙は胸がCカップ程あり、身長は175㎝もある。ゲーム内では胸のサイズをBカップに落として身長も10㎝低めの165㎝にした。ちょうど、亜里沙と同じ身長になる。
姉ではなく、友達としてプレイをしようと考えていた。だから、見ただけで理沙だと気づかないようにした。それに、学校の生徒や知り合いがプレイしているかもしれない。
(もし会うと、気まずいからな)
次に名前を決める。面倒なのでリサと入力した。亜里沙も同じ考えでプレイキャラの名前はアリサだった。姉妹、考えは似ている。
『キャラ設定の完了を確認しました。次に、職業の選択を行ってください』
言われた通り、理沙、改めリサは職業を選ぶ画面を見つめる。数多くある職業から選ぶのが大変なので検索機能を使用する。
「誰かが戦ってくれる職業」
自分は戦わず他の誰かが戦ってくれる職業に就こうとリサは思っていた。自分で戦うのが面倒だからである。
『該当する職業を提示します』
リサの検索に該当する職業が表示された。
モンスターテイマー…モンスターを捕まえ、仲間にして戦わす。育成の手間がかかる。
召喚師…召喚獣と契約する事で戦わす。契約条件が難しい。
英霊マスター…英霊と呼ばれる者と契約し戦わす。英霊の召喚には課金アイテムが必要。
軍師…仲間に様々な効果を施し命令して戦わす。仲間との信頼関係が必要で、信頼が崩れると能力が発揮できない。
発明家…ロボット等を発明し戦わす。ロボットの材料には課金アイテムが必要な物がある。
ゴーレムクリエイター…MPを消費しゴーレムを生み出して戦わす。また、モンスターの素材、鉱物を素材にゴーレムの作成が可能。
6つの職業が記されて、リサは最後のゴーレムクリエイターを選択する。何故選んだのか? リスクが少ない事と課金の必要性がない事、面倒じゃない事が挙げられる。
『ゴーレムクリエイターですね。職業の設定が完了しました』
これで全ての設定が完了したと思ったが、
『次にステータスの設定と、スキルの設定を行って下さい。各ステータスの項目及びスキルをポイントで設定して下さい』
まだ設定作業が残っていた。表示されたのはリサ自身のステータス画面で、ステータスポイントとスキルポイントを振る様に記されていた。
「……ポイント、多くないか?」
リサ
種族:人間
職業:ゴーレムクリエイター
LV:1
HP:10/10
MP:10/10
STR:0
VIT:0
AGI:0
DEX:0
INT:0
LUK:0
ステータスポイント:500【500】
スキルポイント:500【500】
ポイントが多い事に疑問を抱く。
『ゴーレムクリエイター、未選択によるボーナスポイントです。リサ様が初めて職に就きました』
ナビゲートの声を聞き驚愕する。
『ゴーレムクリエイターは隠し職業です。一定の条件検索にのみ表示されます』
リサの検索した条件が見事に一致し、ゴーレムクリエイターが表示された。もし、「召喚して戦う仲間」と検索すれば、召喚師と英霊マスターが表示される。「一緒に戦う仲間」と検索すれば、モンスターテイマーと軍師が表示される。
発明家は「ロボット」が検索に入れば表示される。ゴーレムクリエイターは物作りで検索すれば表示されそうだが、命令して戦わすので、「戦い」などの言葉が入らないと表示されない。
リサの検索した「誰かが戦ってくれる職業」は見事に該当しており、ゴーレムに命令して戦ってもらう。誰も引き当てなかった職業なので、リサが最初に選択出来た。
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