6 / 65
キラーラビットガニゲテル! アラホントー
しおりを挟む
山頂が二つに分かれており、うさぎの耳のようになっている山。それがラビト山。
特徴的な山だったため、記憶に残っている。まさにウサギ山。そこにいるうさぎの魔物を相手にするかもしれないというよくわからない状況。
「結構上らないといけないんだー」
「頂上も高すぎるわけじゃないし、さっさと採取してきちゃおうか」
「うん!」
ラビト山を通って隣町に行くのだ。ならば、道があるはずだ。商人の通る道、そこが全く整備されていないわけがない。
草が生えていない土がむき出しの道は案の定山に入ってからも続いていた。獣道ではない、人が通るための道だ。
「この道を通ったらレンキン草のある場所までいける?」
「うーん、この道で一番高い場所まで行ったら道を逸れて少し上らないとかな?」
「じゃあ途中まではこの道でいっか」
いい目印にもなる。もし迷ってしまってもこの道を探せば帰ることができる。そこまで大きい山ではないので迷っても何とかなる。
ずんずんと歩き、上り坂が終わる。この後は下り坂だけだ。
「ぷぅぷぅ」
「ん? ポコなんか言った?」
「え? エファじゃないの?」
ぷぅという声? 音? が聞こえたのでポコのお腹が鳴った音だと思ったのだが、違うらしい。
なら誰? 私? 私はあんな可愛い声出ないよ。
「ブッー!!!」
「うさぎだああああああああああああ!!!!」
「あらほんとおおおおおおおおおおおおお!!」
事前にポコから話は聞いていた。うさぎの魔物、キラーラビットは額に角の生えたうさぎで、目が赤く光っているためあんまり可愛くないそうだ。実際可愛くない。ポコの方が百倍可愛い。
「ブッー!」
「ビー――!!!」
「ビィーーー!!!」
しかも複数いる。聞いていた通りだ、なら、先に考えていた対策をするのみ!
「バリア張ったよ!」
「ありがと! たりゃあああ!!」
バリアを張ってもらい、ナイフ……でもあるがこの長さはダガーか。ダガーを持って突撃する。
捨て身の作戦だ。ポコもバリアで守りながら雷の範囲魔術を使っている。数が多いのでとにかく減らすことだけ考える。キラーラビットの攻撃は基本角を使った突進、しっかりと見極めれば避けられる。
「そらそらそら!」
豚の時とは違い最初から殺すつもりでの攻撃、魔物とはいえ所詮は小動物、豚の時よりも緊張感はない。
一羽、二羽と腹を裂く、頭を割る、足を落とす。肉片が飛び散る、楽しい、身体をを動かすのはやっぱり楽しい!
「サンダーウォール!」
「ビ、ビビビ」
ポコの杖から放たれた光が地面に落ち、着弾点から雷の壁がバリバリッと現れる。そこに、キラーラビットが突進をした。
おお、しびれてるしびれてる。流石ポコ、頼りになる。
「だいぶ数も減ってき……なっ!?」
「どうしたの?」
「あ、あれ見て……」
どこからともなく現れるキラーラビットも、流石に数分間倒し続ければ数も減る。
一旦落ち着こうとした次の瞬間、私は信じられないものを目にした。森の奥に、無数の赤い目が見える。
「ここから増えるんだ……ポコ、全力で行くよ」
「もちろんっ」
まだバリアは破られていない、だが、このままだと破られるのも時間の問題だ。
「ビギィィィィィイイイイ!!!!」
「かっ……はっ!?」
なんて考える時間もなく、突然身体に重い衝撃が走った。バリアにぶつかったキラーラビットは、明らかに今までのキラーラビットとは体の大きさが違う。痛みはないが、三歩ほど後ろに飛ばされてしまった。
他の黒や茶色、模様の入ったキラーラビットとは違い、私を攻撃したキラーラビットは真っ白な体毛だった。そして、角の色も違う。青い、宝石のような一本角。
「あれがボスなのかな?」
「うん、きっとそう。だって、明らかに動きが違う。今まではとにかく突進だけしてたのに」
他のキラーラビットは各方向に散らばり、攻撃のチャンスをうかがっている。さっきまでなりふり構わず突進だったのに。
おそらく、あのボスが指示をしているのだろう。なら、あのボスを倒せばいい。
「キーーーーーーーーーーーッ!!!!」
「来た!!」
甲高いうなり声を上げながらボスうさぎが突進してくる。各方向に散らばったキラーラビットも、ボスの動きに合わせて突進をしてきた。まるで放たれた矢のように、私に向かって真っすぐ飛び込んでくる。
「くっ! ポコ、離れないで!」
だが流石に距離があるのか突進も正確ではない。自分に当たる個体だけを撃ち落としてポコのそばから離れないようにする。
さて、ここからどうしようか。キラーラビットが疲れるまでこれを続ける? こっちが疲れるのが先だろう、こっちは二人だぞ。
「ポコ、ボスが飛び出した瞬間に左に壁張って。ボスを撃ち落とす」
「わかった!」
再びうさぎの雨が止む。このチャンスを逃してはいけない。
ポコがキラーラビットの多い左側にサンダーウォールを置く。バリアを張っている時間はない、だが他のキラーラビットを防ぐ程度のバリアは残っている。これならいける。
ボスうさぎは右側、そちらを向けば、そっちが正面。正面のボスとにらみ合う。
「こい……! 外せばお前の負けだ!」
背後にはサンダーウォール、一度飛び出した突進は止められない。
この一撃で落とす。
「ビィ!」
「えっ……!?」
視界に小さなキラーラビットが映る。なんで、だって、バリアが……あっ!
横から飛んできたキラーラビットが狙っていたのは、私の身体でもなく、ポコでもなく、私のダガーだった。
地面にダガーが落ちる。今から拾っては間に合わない。これは私のミスだ。バリアがあるから、他のキラーラビットは大丈夫だろうと考えていた私のミス。
ああ、大怪我しちゃうかな。
「ビギィイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」
まだだ。
「せいやあああああああああああああああああああ!!! はあっ!」
咄嗟に、私は拳を握っていた。怒りからだろうか、それとも、己の拳に自信があったからだろうか。
とにかく、無意識に拳を構えていた。
当然のように心臓を狙っていたボスの角を身体を傾けて避け、下からアッパーを食らわせる。横からの突進を防いだバリアにより、身体が動かしにくくギリギリだった。
ボスの軌道が頭上にずれ、そして。
「ビイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」
ビリビリビリっと雷が弾ける。そう、ボスをサンダーウォールに当てたのだ。
「悪いね、人間の道に現れたお前が悪いんだ」
数が多いからこそ、攻撃が単調になりわかりやすかった。子分を連れずに普通に戦えば、負けていたかもしれない。そう思いながら、焦げたボスに拾ったダガーを突き刺した。
ビクッとボスの身体が動き、動かなくなる。これでボスが死んだ。
案の定、他のキラーラビットはそれを見て戦闘中でも見せなかった速度の突進で逃げ出した。
勝ったのだ、キラーラビットの、ボスに。
特徴的な山だったため、記憶に残っている。まさにウサギ山。そこにいるうさぎの魔物を相手にするかもしれないというよくわからない状況。
「結構上らないといけないんだー」
「頂上も高すぎるわけじゃないし、さっさと採取してきちゃおうか」
「うん!」
ラビト山を通って隣町に行くのだ。ならば、道があるはずだ。商人の通る道、そこが全く整備されていないわけがない。
草が生えていない土がむき出しの道は案の定山に入ってからも続いていた。獣道ではない、人が通るための道だ。
「この道を通ったらレンキン草のある場所までいける?」
「うーん、この道で一番高い場所まで行ったら道を逸れて少し上らないとかな?」
「じゃあ途中まではこの道でいっか」
いい目印にもなる。もし迷ってしまってもこの道を探せば帰ることができる。そこまで大きい山ではないので迷っても何とかなる。
ずんずんと歩き、上り坂が終わる。この後は下り坂だけだ。
「ぷぅぷぅ」
「ん? ポコなんか言った?」
「え? エファじゃないの?」
ぷぅという声? 音? が聞こえたのでポコのお腹が鳴った音だと思ったのだが、違うらしい。
なら誰? 私? 私はあんな可愛い声出ないよ。
「ブッー!!!」
「うさぎだああああああああああああ!!!!」
「あらほんとおおおおおおおおおおおおお!!」
事前にポコから話は聞いていた。うさぎの魔物、キラーラビットは額に角の生えたうさぎで、目が赤く光っているためあんまり可愛くないそうだ。実際可愛くない。ポコの方が百倍可愛い。
「ブッー!」
「ビー――!!!」
「ビィーーー!!!」
しかも複数いる。聞いていた通りだ、なら、先に考えていた対策をするのみ!
「バリア張ったよ!」
「ありがと! たりゃあああ!!」
バリアを張ってもらい、ナイフ……でもあるがこの長さはダガーか。ダガーを持って突撃する。
捨て身の作戦だ。ポコもバリアで守りながら雷の範囲魔術を使っている。数が多いのでとにかく減らすことだけ考える。キラーラビットの攻撃は基本角を使った突進、しっかりと見極めれば避けられる。
「そらそらそら!」
豚の時とは違い最初から殺すつもりでの攻撃、魔物とはいえ所詮は小動物、豚の時よりも緊張感はない。
一羽、二羽と腹を裂く、頭を割る、足を落とす。肉片が飛び散る、楽しい、身体をを動かすのはやっぱり楽しい!
「サンダーウォール!」
「ビ、ビビビ」
ポコの杖から放たれた光が地面に落ち、着弾点から雷の壁がバリバリッと現れる。そこに、キラーラビットが突進をした。
おお、しびれてるしびれてる。流石ポコ、頼りになる。
「だいぶ数も減ってき……なっ!?」
「どうしたの?」
「あ、あれ見て……」
どこからともなく現れるキラーラビットも、流石に数分間倒し続ければ数も減る。
一旦落ち着こうとした次の瞬間、私は信じられないものを目にした。森の奥に、無数の赤い目が見える。
「ここから増えるんだ……ポコ、全力で行くよ」
「もちろんっ」
まだバリアは破られていない、だが、このままだと破られるのも時間の問題だ。
「ビギィィィィィイイイイ!!!!」
「かっ……はっ!?」
なんて考える時間もなく、突然身体に重い衝撃が走った。バリアにぶつかったキラーラビットは、明らかに今までのキラーラビットとは体の大きさが違う。痛みはないが、三歩ほど後ろに飛ばされてしまった。
他の黒や茶色、模様の入ったキラーラビットとは違い、私を攻撃したキラーラビットは真っ白な体毛だった。そして、角の色も違う。青い、宝石のような一本角。
「あれがボスなのかな?」
「うん、きっとそう。だって、明らかに動きが違う。今まではとにかく突進だけしてたのに」
他のキラーラビットは各方向に散らばり、攻撃のチャンスをうかがっている。さっきまでなりふり構わず突進だったのに。
おそらく、あのボスが指示をしているのだろう。なら、あのボスを倒せばいい。
「キーーーーーーーーーーーッ!!!!」
「来た!!」
甲高いうなり声を上げながらボスうさぎが突進してくる。各方向に散らばったキラーラビットも、ボスの動きに合わせて突進をしてきた。まるで放たれた矢のように、私に向かって真っすぐ飛び込んでくる。
「くっ! ポコ、離れないで!」
だが流石に距離があるのか突進も正確ではない。自分に当たる個体だけを撃ち落としてポコのそばから離れないようにする。
さて、ここからどうしようか。キラーラビットが疲れるまでこれを続ける? こっちが疲れるのが先だろう、こっちは二人だぞ。
「ポコ、ボスが飛び出した瞬間に左に壁張って。ボスを撃ち落とす」
「わかった!」
再びうさぎの雨が止む。このチャンスを逃してはいけない。
ポコがキラーラビットの多い左側にサンダーウォールを置く。バリアを張っている時間はない、だが他のキラーラビットを防ぐ程度のバリアは残っている。これならいける。
ボスうさぎは右側、そちらを向けば、そっちが正面。正面のボスとにらみ合う。
「こい……! 外せばお前の負けだ!」
背後にはサンダーウォール、一度飛び出した突進は止められない。
この一撃で落とす。
「ビィ!」
「えっ……!?」
視界に小さなキラーラビットが映る。なんで、だって、バリアが……あっ!
横から飛んできたキラーラビットが狙っていたのは、私の身体でもなく、ポコでもなく、私のダガーだった。
地面にダガーが落ちる。今から拾っては間に合わない。これは私のミスだ。バリアがあるから、他のキラーラビットは大丈夫だろうと考えていた私のミス。
ああ、大怪我しちゃうかな。
「ビギィイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」
まだだ。
「せいやあああああああああああああああああああ!!! はあっ!」
咄嗟に、私は拳を握っていた。怒りからだろうか、それとも、己の拳に自信があったからだろうか。
とにかく、無意識に拳を構えていた。
当然のように心臓を狙っていたボスの角を身体を傾けて避け、下からアッパーを食らわせる。横からの突進を防いだバリアにより、身体が動かしにくくギリギリだった。
ボスの軌道が頭上にずれ、そして。
「ビイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」
ビリビリビリっと雷が弾ける。そう、ボスをサンダーウォールに当てたのだ。
「悪いね、人間の道に現れたお前が悪いんだ」
数が多いからこそ、攻撃が単調になりわかりやすかった。子分を連れずに普通に戦えば、負けていたかもしれない。そう思いながら、焦げたボスに拾ったダガーを突き刺した。
ビクッとボスの身体が動き、動かなくなる。これでボスが死んだ。
案の定、他のキラーラビットはそれを見て戦闘中でも見せなかった速度の突進で逃げ出した。
勝ったのだ、キラーラビットの、ボスに。
0
あなたにおすすめの小説
追放聖女だってお茶したい!─セカンドライフはティーサロン経営を志望中─
石田空
ファンタジー
「ミーナ今までありがとう。聖女の座を降りてもらおう」
貴族の利権関係が原因でいきなり聖女をクビになった庶民出身のミーナ。その上あてがわれた婚約者のルカは甘味嫌いで食の趣味が合わない。
「嫌! 人の横暴に付き合うのはもうこりごり! 私は逃げます!」
かくしてミーナは神殿から脱走し、ティーサロン経営のために奔走しはじめた。
ときどき舞い込んでくるトラブル。
慌ててミーナを探しているルカ。
果たしてミーナは理想のセカンドライフを歩めるのか。
甘いお菓子とお茶。そしてちょっとの恋模様。
*サイトより転載になります。
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる