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1章 はじまり
17話再会
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その夜。窓を叩く音がして目が覚めた。ここは、二階なので、普通は、そんな物音しないはずだし、セキュリティーもしっかりしているので、部外者は入れないはずだ。
私は、怖くなりそのまま布団にもぐっていたが、窓を叩く音はひどくなるばかりで、その夜は眠れなかった。
朝、起きるとベランダの所にセドリックが寝ていた。セドリックの部屋は、私の部屋の真下だ。それなのに、どうしてここで寝ているの? と、思ったが、その答えは、すぐにわかった。
ベランダから下の階にロープがつりさげられていたからだ。昨日の物音は、こいつか。本当に怖かったんだからね。そんなことを思いながら私は、セドリックを起こした。
「セドリック、起きて。何してるの」
私がそういうとセドリックは、眠そうに経緯を話してくれた。
「昨日、フランソアの部屋から物音がしたから見に来たんだけど、誰も居なくてここで張り込んでた」
え!? ということは、昨日のあの物音は、セドリックじゃなかったの? 私は、一瞬で、冷や汗が止まらなくなり目の前が真っ暗になった。
気がつくと、自分の部屋のベッドの上に居て、隣には、懐かしい人がいた。
最初は、誰だかわからなかったが、いつも会いたくてたまらなかったあの人だった。
そう。セバスチャンである。でも、どうしてここにセバスチャンがいるの?
私は、怖くなりそのまま布団にもぐっていたが、窓を叩く音はひどくなるばかりで、その夜は眠れなかった。
朝、起きるとベランダの所にセドリックが寝ていた。セドリックの部屋は、私の部屋の真下だ。それなのに、どうしてここで寝ているの? と、思ったが、その答えは、すぐにわかった。
ベランダから下の階にロープがつりさげられていたからだ。昨日の物音は、こいつか。本当に怖かったんだからね。そんなことを思いながら私は、セドリックを起こした。
「セドリック、起きて。何してるの」
私がそういうとセドリックは、眠そうに経緯を話してくれた。
「昨日、フランソアの部屋から物音がしたから見に来たんだけど、誰も居なくてここで張り込んでた」
え!? ということは、昨日のあの物音は、セドリックじゃなかったの? 私は、一瞬で、冷や汗が止まらなくなり目の前が真っ暗になった。
気がつくと、自分の部屋のベッドの上に居て、隣には、懐かしい人がいた。
最初は、誰だかわからなかったが、いつも会いたくてたまらなかったあの人だった。
そう。セバスチャンである。でも、どうしてここにセバスチャンがいるの?
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