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最終章
暖かい光
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前回の続き
家のチャイムが鳴った 出てみると警察がいた あの男が捕まったとのことだ
少女と母の不安は過ぎ去ったのだ 警察の話によると公園で不審者が目撃され
通報されたらしい 近くにいた警官がすぐに駆けつけることができたそうだ
これにて一件落着 顧問の先生も退院できたし またいつもの日常が始まる
そう思い 警察にお礼を言い 玄関を閉めた 閉める際に一瞬
警察の後ろに 黒い影みたいなものが見えたが 少女は気にならなかった
なぜなら あの男が捕まったことで安心していたのだ
ご飯を食べ終わり 部屋に行こうとしたとき 子猫の様子がおかしい
玄関の方を見て 威嚇している 何かいるのか? チャイムが鳴った
少女『はーい』
こんな時間に誰だろう?そう思いながらも玄関を開けた
ガチャ・・・・
誰もいない・・・・ いたずらか?そう思い玄関を締めようとしたとき
何かに手をつかまれた 黒い手が少女の右手を引っ張る
そこにいたのはあの男だ なんで気付かなかったんだろう
最初に見たとき近くで話しているのに顔が見えないことや
他の人には見えないこと そして 鎌を持っていること
男の顔は右半分腐っている 最初見たときに気づくはずなのに・・・
恐怖で少女は叫んだ
少女『助けて!助けて!お母さん!助けて!』
だが母には聞こえない 近くにいるのに少女の声が届かない
少女は必死で男の手を振り払おうとしたが 逃げれない
体は外に引っ張られそうになる そのときだった
子猫がその男に飛びかかった! 一瞬男はひるんだが手を離さない
子猫は男に蹴飛ばされてしまった・・・・
殺される 連れて行かれる そう思った少女は 走馬灯のように
今までの出来事が頭の中に流れてきた
家族での思い出 海や山 いろんなとろこに 父と母と少女で出かけ
幸せだった日々 昔飼っていた猫のこと 大好きだった父のこと
少女『助けて・・・お父さん・・・助けて!!』
その瞬間 暖かい光に包まれた 夢で見たあの光だ
光の中 父の声が聞こえた
父『大丈夫 もう大丈夫 』
少女『お父さん・・・お父さんなの?』
父が男の方へ行き その手を振り払った
父『俺の大切な娘に手を出すな 消えろ』
そう父が言うと 男は灰になり消えた
父は光の中 娘に一言 伝え消えていった
父『この先辛いことや悲しいこと いろんな壁にぶつかるだろう
だが心配することは無い 俺はいつでも お前の隣で守るから
母さんをよろしくな それとケーキありがとう』
そう言うと父は消えていったのだ そして子猫の方を見ると
昔飼っていた猫の姿になっている
少女『二人共いつもそばにいてくれたんだね・・・』
母が少女の隣に来た
母『どうしたの?何があったの?!』
少女『あの男が現れて腕を引っ張ってきたのでも・・・・
パパと猫が助けてくれたの』
少女は泣きながら母に伝えた 父のこと この子猫が昔飼っていた猫の
生まれ変わりだということも
そして 母は 父が助けてくれたことをすぐに信じれた
なぜなら 少女の足元には父が好きだった桜の花びらが落ちていたから
母『パパありがとう・・・』
数ヶ月が過ぎ 父の命日 お墓参りに行くとこにした
桜の木に囲まれた 素敵なお墓に・・・・・
完
家のチャイムが鳴った 出てみると警察がいた あの男が捕まったとのことだ
少女と母の不安は過ぎ去ったのだ 警察の話によると公園で不審者が目撃され
通報されたらしい 近くにいた警官がすぐに駆けつけることができたそうだ
これにて一件落着 顧問の先生も退院できたし またいつもの日常が始まる
そう思い 警察にお礼を言い 玄関を閉めた 閉める際に一瞬
警察の後ろに 黒い影みたいなものが見えたが 少女は気にならなかった
なぜなら あの男が捕まったことで安心していたのだ
ご飯を食べ終わり 部屋に行こうとしたとき 子猫の様子がおかしい
玄関の方を見て 威嚇している 何かいるのか? チャイムが鳴った
少女『はーい』
こんな時間に誰だろう?そう思いながらも玄関を開けた
ガチャ・・・・
誰もいない・・・・ いたずらか?そう思い玄関を締めようとしたとき
何かに手をつかまれた 黒い手が少女の右手を引っ張る
そこにいたのはあの男だ なんで気付かなかったんだろう
最初に見たとき近くで話しているのに顔が見えないことや
他の人には見えないこと そして 鎌を持っていること
男の顔は右半分腐っている 最初見たときに気づくはずなのに・・・
恐怖で少女は叫んだ
少女『助けて!助けて!お母さん!助けて!』
だが母には聞こえない 近くにいるのに少女の声が届かない
少女は必死で男の手を振り払おうとしたが 逃げれない
体は外に引っ張られそうになる そのときだった
子猫がその男に飛びかかった! 一瞬男はひるんだが手を離さない
子猫は男に蹴飛ばされてしまった・・・・
殺される 連れて行かれる そう思った少女は 走馬灯のように
今までの出来事が頭の中に流れてきた
家族での思い出 海や山 いろんなとろこに 父と母と少女で出かけ
幸せだった日々 昔飼っていた猫のこと 大好きだった父のこと
少女『助けて・・・お父さん・・・助けて!!』
その瞬間 暖かい光に包まれた 夢で見たあの光だ
光の中 父の声が聞こえた
父『大丈夫 もう大丈夫 』
少女『お父さん・・・お父さんなの?』
父が男の方へ行き その手を振り払った
父『俺の大切な娘に手を出すな 消えろ』
そう父が言うと 男は灰になり消えた
父は光の中 娘に一言 伝え消えていった
父『この先辛いことや悲しいこと いろんな壁にぶつかるだろう
だが心配することは無い 俺はいつでも お前の隣で守るから
母さんをよろしくな それとケーキありがとう』
そう言うと父は消えていったのだ そして子猫の方を見ると
昔飼っていた猫の姿になっている
少女『二人共いつもそばにいてくれたんだね・・・』
母が少女の隣に来た
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少女『あの男が現れて腕を引っ張ってきたのでも・・・・
パパと猫が助けてくれたの』
少女は泣きながら母に伝えた 父のこと この子猫が昔飼っていた猫の
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そして 母は 父が助けてくれたことをすぐに信じれた
なぜなら 少女の足元には父が好きだった桜の花びらが落ちていたから
母『パパありがとう・・・』
数ヶ月が過ぎ 父の命日 お墓参りに行くとこにした
桜の木に囲まれた 素敵なお墓に・・・・・
完
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