57 / 78
92 肌身
しおりを挟む
ラブレターを書いたなら
受け取ってくれますか
認めてくれますか
そうですか
置場所に困りましたか
それなら
いっそ
僕の存在ごと
燃やしてくだされ
・・・・
2023年
晴れ着の若人が酒を堂々と飲み交わしていた頃
一組の父,娘はまだ成人式へは遠い位置に腰をおろしていた
母が他界したこの親子
自然と娘は成長速度を加速させて
有意識とか無意識とか
どうでもいいけど
女に近づく
手紙渡したんでしょ
まあ
一定の効果はあるわ
スマホじゃなくて
自筆が大切なの
心持ちが違うでしょ
なあ、アユラ
8歳らしくしてくれないか
チャリルは仕事人間だし
冷たいところがあるから
隙をつくわよ
・・・・
チャリルとチュリミ
18の頃から交際を始めた
児童養護施設出身のこの2人は
この時28歳だった
土曜日だし
どこか出掛けない
悪い
仕事のこと考えたいから
そう
・・・・
父アネハは
娘アユラがいるが
結婚はしていなかった
未婚の父だった
それはハミルENの一員であって
其処は結婚することを認めていないから。
すなわち故セイナとは内縁関係だった
2人は娘を授かった
アユラ
セイナは事故で亡くなったが
その前から体調が芳しくなかった
事故の一因だった
アネハは体調不良を仄めかす内縁の妻を
精査させることが出来ず、己を責した
そうした感情は未来の幸せに対して
臆病の風を吹かせた
内妻が死して、8年の月日が経過していた
8年が齎した時の療養によって
ある女に恋はできたが
いいのか
そのオンナには
恋人がいるし
死んだウチヅマを愛したまんま
あいつは逝った
嫌いになって嫌気が刺して別れてでもいりゃあ、いくらでも新たな女に進めるのに
愛したまんまに逝っちまった、
俺のケジメは
死んだ女の乳房に残したままだろ
俺は既に45だし
28の女に恋して
愛だ恋だの撒き散らして
恥晒しに
なるのが使命だろう
・
チャリルと同棲しているチュリミはアネハから受け取ったラブレターの置き場所に困り
肌身離さず
受け取ってくれますか
認めてくれますか
そうですか
置場所に困りましたか
それなら
いっそ
僕の存在ごと
燃やしてくだされ
・・・・
2023年
晴れ着の若人が酒を堂々と飲み交わしていた頃
一組の父,娘はまだ成人式へは遠い位置に腰をおろしていた
母が他界したこの親子
自然と娘は成長速度を加速させて
有意識とか無意識とか
どうでもいいけど
女に近づく
手紙渡したんでしょ
まあ
一定の効果はあるわ
スマホじゃなくて
自筆が大切なの
心持ちが違うでしょ
なあ、アユラ
8歳らしくしてくれないか
チャリルは仕事人間だし
冷たいところがあるから
隙をつくわよ
・・・・
チャリルとチュリミ
18の頃から交際を始めた
児童養護施設出身のこの2人は
この時28歳だった
土曜日だし
どこか出掛けない
悪い
仕事のこと考えたいから
そう
・・・・
父アネハは
娘アユラがいるが
結婚はしていなかった
未婚の父だった
それはハミルENの一員であって
其処は結婚することを認めていないから。
すなわち故セイナとは内縁関係だった
2人は娘を授かった
アユラ
セイナは事故で亡くなったが
その前から体調が芳しくなかった
事故の一因だった
アネハは体調不良を仄めかす内縁の妻を
精査させることが出来ず、己を責した
そうした感情は未来の幸せに対して
臆病の風を吹かせた
内妻が死して、8年の月日が経過していた
8年が齎した時の療養によって
ある女に恋はできたが
いいのか
そのオンナには
恋人がいるし
死んだウチヅマを愛したまんま
あいつは逝った
嫌いになって嫌気が刺して別れてでもいりゃあ、いくらでも新たな女に進めるのに
愛したまんまに逝っちまった、
俺のケジメは
死んだ女の乳房に残したままだろ
俺は既に45だし
28の女に恋して
愛だ恋だの撒き散らして
恥晒しに
なるのが使命だろう
・
チャリルと同棲しているチュリミはアネハから受け取ったラブレターの置き場所に困り
肌身離さず
0
あなたにおすすめの小説
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる