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入学編
⑨楽器
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2人は音楽室に着いた。
??「さっ!入って入ってー!」
真白「失礼しまーす。」
??「みんなー!せーの!」
吹部「ようこそ!吹奏楽部へ!」
真白「機械科の真白と申します!ユーフォ希望です!よろしくお願いします!」
??「あー!私の自己紹介してなかったねー!私は部長の玲奈(れいな)!クラリネットだよー!よろしくー!」
真白「部長さんでしたかー!お世話になります!」
玲奈「それでは早速ユーフォ吹いてもらおうかな。海斗!」
海斗「はい!俺は2年の海斗。よろしく!玲奈先輩、この子は入部確定ですか?」
玲奈「そうだよー!経験者だからよろしく!」
海斗「了解です!それじゃー真白ちゃん。楽器の収納場所も覚えて欲しいから、一緒に取りに行こうか。」
真白「はい!」
2人は楽器庫に行き真白の使う楽器を出してもらった。中を開けると手入れが行き届いた綺麗なユーフォがあった。
真白「綺麗ですね!もしかして海斗先輩、先輩方が抜けた後、お手入れされてましたね?」
海斗「分かるのかい?」
真白「分かりますよー(笑)ピストンが長時間使われていないはずなのにスルスルですから!ありがとうございます!」
海斗「いえいえ(笑)それじゃー音楽室に戻って吹いてもらおうかな!」
音楽室に戻ると部員が増えていた。みんな真白が入ると知って様子を見に来たのだ。
真白「この部って何人いるんですか?」
海斗「24人だよ。3年生が10人、2年生が14人。1年生は15人は欲しいかな。」
真白「分かりました!ありがとうございます!」
海斗「それじゃー自由に吹いてみて!」
真白「はい!」
真白はパッヘルベルのカノンを吹いた。真白が基礎練習の代わりによく吹いている曲だ。周りは驚いていた。真白の音は透き通っていて、綺麗な音の伸び方だったからだ。さらに、息継ぎがどのタイミングで行っているのか、口の動きを見ていないと分からないほど素早い。真白は吹き終わった。
海斗「凄いねー!やっぱり俺は経験者には負けるかー(笑)」
真白「中学の時全国行きたくて。頑張って練習したんです(笑)結局東北大会出場も出来ませんでしたが
(笑)」
玲奈「やっぱり努力って大事だもんねー。でもー引退してから吹いてなかったとは思えないのよねー。最近ユーフォ吹いたー?」
真白「はい。myユーフォで吹きました。」
玲奈「へー。それじゃぁ自分のと学校のどちらで吹きたい?好きな方で今後の部活中吹いていいよ。」
真白「それではマッピ(口をつける部分)だけは自分のにして楽器はお借りしたいです。」
玲奈「理由を聞いてもいい?」
真白「はい。私が使っているユーフォとこのユーフォは同じメーカーの物なので吹き心地に変わりはありませんでした。それに...このユーフォは前の3年生が使用してた物と聞きました。先輩と一緒に舞台に立ったこのユーフォで金賞を取りたいと思ったからです。」
玲奈「真白ちゃんいい子ー!いい子すぎて妹にしたーい!」
海斗「玲奈先輩はしゃぎすぎです(笑)金賞とるためにも部員集めなきゃいけないんですから!早く行きましょう!」
そう言うと、玲奈と海斗は音楽室を出ていった。
玲奈「なーにニヤニヤしちゃってー(笑)」
海斗「しっ、してませんよ!」
玲奈「真白ちゃんの言葉ー嬉しかったのかなー?(笑)」
海斗「そうですよ。」
玲奈「先輩のこと好きだったもんねー(笑)」
海斗「憧れだっただけです。」
玲奈「そっかー(笑)」
真白は見学時間を過ぎたので校門に向かった。校門には颯馬たちが立っていた。
真白「みーんなー!お待たせー!私、明日入部届け出すー!颯馬はどうなったー?」
大輝「ダメだったらしいぞ。」
真白「あらまー(笑)それでー?部活どうするのー?」
颯馬「バスケ部...」
真白「おー!」
颯馬「とっとと帰るぞ。」
優斗「これでみんな決まりだねー。」
真白「そうだねー!行こっか!」
真白たちは歩き始めた。
真白たちは電車に乗った。
真白「そーちゃん。私、明日から一緒に登下校出来なくなるから。」
颯馬「えっ?」
??「さっ!入って入ってー!」
真白「失礼しまーす。」
??「みんなー!せーの!」
吹部「ようこそ!吹奏楽部へ!」
真白「機械科の真白と申します!ユーフォ希望です!よろしくお願いします!」
??「あー!私の自己紹介してなかったねー!私は部長の玲奈(れいな)!クラリネットだよー!よろしくー!」
真白「部長さんでしたかー!お世話になります!」
玲奈「それでは早速ユーフォ吹いてもらおうかな。海斗!」
海斗「はい!俺は2年の海斗。よろしく!玲奈先輩、この子は入部確定ですか?」
玲奈「そうだよー!経験者だからよろしく!」
海斗「了解です!それじゃー真白ちゃん。楽器の収納場所も覚えて欲しいから、一緒に取りに行こうか。」
真白「はい!」
2人は楽器庫に行き真白の使う楽器を出してもらった。中を開けると手入れが行き届いた綺麗なユーフォがあった。
真白「綺麗ですね!もしかして海斗先輩、先輩方が抜けた後、お手入れされてましたね?」
海斗「分かるのかい?」
真白「分かりますよー(笑)ピストンが長時間使われていないはずなのにスルスルですから!ありがとうございます!」
海斗「いえいえ(笑)それじゃー音楽室に戻って吹いてもらおうかな!」
音楽室に戻ると部員が増えていた。みんな真白が入ると知って様子を見に来たのだ。
真白「この部って何人いるんですか?」
海斗「24人だよ。3年生が10人、2年生が14人。1年生は15人は欲しいかな。」
真白「分かりました!ありがとうございます!」
海斗「それじゃー自由に吹いてみて!」
真白「はい!」
真白はパッヘルベルのカノンを吹いた。真白が基礎練習の代わりによく吹いている曲だ。周りは驚いていた。真白の音は透き通っていて、綺麗な音の伸び方だったからだ。さらに、息継ぎがどのタイミングで行っているのか、口の動きを見ていないと分からないほど素早い。真白は吹き終わった。
海斗「凄いねー!やっぱり俺は経験者には負けるかー(笑)」
真白「中学の時全国行きたくて。頑張って練習したんです(笑)結局東北大会出場も出来ませんでしたが
(笑)」
玲奈「やっぱり努力って大事だもんねー。でもー引退してから吹いてなかったとは思えないのよねー。最近ユーフォ吹いたー?」
真白「はい。myユーフォで吹きました。」
玲奈「へー。それじゃぁ自分のと学校のどちらで吹きたい?好きな方で今後の部活中吹いていいよ。」
真白「それではマッピ(口をつける部分)だけは自分のにして楽器はお借りしたいです。」
玲奈「理由を聞いてもいい?」
真白「はい。私が使っているユーフォとこのユーフォは同じメーカーの物なので吹き心地に変わりはありませんでした。それに...このユーフォは前の3年生が使用してた物と聞きました。先輩と一緒に舞台に立ったこのユーフォで金賞を取りたいと思ったからです。」
玲奈「真白ちゃんいい子ー!いい子すぎて妹にしたーい!」
海斗「玲奈先輩はしゃぎすぎです(笑)金賞とるためにも部員集めなきゃいけないんですから!早く行きましょう!」
そう言うと、玲奈と海斗は音楽室を出ていった。
玲奈「なーにニヤニヤしちゃってー(笑)」
海斗「しっ、してませんよ!」
玲奈「真白ちゃんの言葉ー嬉しかったのかなー?(笑)」
海斗「そうですよ。」
玲奈「先輩のこと好きだったもんねー(笑)」
海斗「憧れだっただけです。」
玲奈「そっかー(笑)」
真白は見学時間を過ぎたので校門に向かった。校門には颯馬たちが立っていた。
真白「みーんなー!お待たせー!私、明日入部届け出すー!颯馬はどうなったー?」
大輝「ダメだったらしいぞ。」
真白「あらまー(笑)それでー?部活どうするのー?」
颯馬「バスケ部...」
真白「おー!」
颯馬「とっとと帰るぞ。」
優斗「これでみんな決まりだねー。」
真白「そうだねー!行こっか!」
真白たちは歩き始めた。
真白たちは電車に乗った。
真白「そーちゃん。私、明日から一緒に登下校出来なくなるから。」
颯馬「えっ?」
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