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入学編
⑬初めての実習
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大輝「真白おはよう!」
真白「おはよう!今日実習の日だねー!」
大輝「そうだなー!早めに着替えとかないと先生に怒られそうだな。実習の時は早めに行動!って言ってたし。」
真白「そっかー、んじゃーちょっと女子更衣室行ってくるね。」
大輝「おう!」
真白は実習着に着替えた。真白はワクワクしながら教室に戻った。
大輝「真白、着替えたらなんだか楽しそうだな(笑)」
真白「わかるー?今日は初めての実習だもん!どんな事やるのかなー!」
優斗「真白たちは旋盤でしょ?」
真白「そうなの?!どうしよう急に危険な機械かーちょっと怖いかなー(笑)」
大輝「最初だけだろ、慣れれば問題ないだろ。」
大輝は旋盤の恐ろしさをまだ知らなかった。真白と優斗は少し心配になった。
実習の授業が始まった。クラスを4つのグループに分け、それぞれ別の内容の実習を行う。週一にある実習を6回行うとまた別の内容が始まり、1年経つとクラス全員が同じ内容を勉強したことになる。
先生がお手本で旋盤を動かし、切削作業を生徒に見せた。
先生「はい、これが旋盤作業と言われるものです。では実際に動かしてみましょう!」
生徒「はーい」
生徒たちは1人1台、旋盤を使用する。先生の指示で旋盤の主軸を回転させた。大きな音と風が来るのを感じた。
大輝「うわぁー!」
先生「大輝どうした?」
大輝「油が飛んできたのでびっくりしただけです。」
先生「そっか、手入れが行き届いてる証拠だ。続けて。」
今度は主軸にあるチャックという、加工する材料を固定するところに、実際に材料を固定してまた回転させた。
先生「チャックの締めが甘いと材料飛んでくるからなー。」
生徒「はーい」
大輝「えっ?」
先生「大輝大丈夫か?まっ、お前ならキツく締められるだろうし、大丈夫だ。」
さらにバイトという材料を加工する刃物を取り付け、実際に切削作業を行った。
先生「いいかい!危険だと思ったら直ぐに手を離せ!余裕があるならブレーキをかけろ!さらに余裕があるならバイトを材料から離せ!」
生徒「はい!」
大輝は少し怖くなった。先生の真剣な指導ぶりに旋盤が危険な物であると気づき始めたからだ。
先生「それじゃーバイトをゆっくり動かして切削してみろ。」
生徒「はい!」
大輝が削り始めた。その時!材料がチャックから外れた。その材料は実習室の窓を割り、そのまま外へ飛んで行った。
先生「全員旋盤を止めろー!全員怪我はないか!」
生徒「大丈夫です!」
大輝「...」
先生「大輝!大丈夫か?顔が真っ青だぞ。まー無理もないか。とりあえず椅子に座ろうか。」
大輝は初めて死の恐怖を感じた。
昼休みになり教室でお昼を食べた。
真白「大輝ー大丈夫?」
大輝「俺...旋盤があんなに怖い物だと思わなかったわー...今恐怖しかねぇー...」
優斗「やっぱこうなったか(笑)」
大輝「うっうるさい!初めてだったんだから仕方ねぇーだろ!来週は絶てぇー飛ばさねぇー!」
真白「そうしてー、私もいつか後頭部に直撃するかもーなんて思いながら作業したくない。」
大輝「はい...すみません。」
優斗「来週だな(笑)」
この時、颯馬は一緒に食べてはいたが、会話に混ざってくる事は無かった。
放課後になり、部活の時間がやってきた。
玲奈「よっ!真白ちゃん!初めての実習はどうだったー?」
真白「楽しかったですよー!ですが、友達が旋盤で材料を飛ばしました。」
玲奈「えー...真白ちゃん、怪我だけは気をつけてね...」
真白「頑張ります...」
玲奈「いやーそれにしても美人を2人も連れてきたとはー、真白ちゃん!ナイス!」
真白「はぁー、ありがとうございます?」
玲奈「2人は未経験だから楽器決めるところからだねー。」
真白「ですね!」
真白「おはよう!今日実習の日だねー!」
大輝「そうだなー!早めに着替えとかないと先生に怒られそうだな。実習の時は早めに行動!って言ってたし。」
真白「そっかー、んじゃーちょっと女子更衣室行ってくるね。」
大輝「おう!」
真白は実習着に着替えた。真白はワクワクしながら教室に戻った。
大輝「真白、着替えたらなんだか楽しそうだな(笑)」
真白「わかるー?今日は初めての実習だもん!どんな事やるのかなー!」
優斗「真白たちは旋盤でしょ?」
真白「そうなの?!どうしよう急に危険な機械かーちょっと怖いかなー(笑)」
大輝「最初だけだろ、慣れれば問題ないだろ。」
大輝は旋盤の恐ろしさをまだ知らなかった。真白と優斗は少し心配になった。
実習の授業が始まった。クラスを4つのグループに分け、それぞれ別の内容の実習を行う。週一にある実習を6回行うとまた別の内容が始まり、1年経つとクラス全員が同じ内容を勉強したことになる。
先生がお手本で旋盤を動かし、切削作業を生徒に見せた。
先生「はい、これが旋盤作業と言われるものです。では実際に動かしてみましょう!」
生徒「はーい」
生徒たちは1人1台、旋盤を使用する。先生の指示で旋盤の主軸を回転させた。大きな音と風が来るのを感じた。
大輝「うわぁー!」
先生「大輝どうした?」
大輝「油が飛んできたのでびっくりしただけです。」
先生「そっか、手入れが行き届いてる証拠だ。続けて。」
今度は主軸にあるチャックという、加工する材料を固定するところに、実際に材料を固定してまた回転させた。
先生「チャックの締めが甘いと材料飛んでくるからなー。」
生徒「はーい」
大輝「えっ?」
先生「大輝大丈夫か?まっ、お前ならキツく締められるだろうし、大丈夫だ。」
さらにバイトという材料を加工する刃物を取り付け、実際に切削作業を行った。
先生「いいかい!危険だと思ったら直ぐに手を離せ!余裕があるならブレーキをかけろ!さらに余裕があるならバイトを材料から離せ!」
生徒「はい!」
大輝は少し怖くなった。先生の真剣な指導ぶりに旋盤が危険な物であると気づき始めたからだ。
先生「それじゃーバイトをゆっくり動かして切削してみろ。」
生徒「はい!」
大輝が削り始めた。その時!材料がチャックから外れた。その材料は実習室の窓を割り、そのまま外へ飛んで行った。
先生「全員旋盤を止めろー!全員怪我はないか!」
生徒「大丈夫です!」
大輝「...」
先生「大輝!大丈夫か?顔が真っ青だぞ。まー無理もないか。とりあえず椅子に座ろうか。」
大輝は初めて死の恐怖を感じた。
昼休みになり教室でお昼を食べた。
真白「大輝ー大丈夫?」
大輝「俺...旋盤があんなに怖い物だと思わなかったわー...今恐怖しかねぇー...」
優斗「やっぱこうなったか(笑)」
大輝「うっうるさい!初めてだったんだから仕方ねぇーだろ!来週は絶てぇー飛ばさねぇー!」
真白「そうしてー、私もいつか後頭部に直撃するかもーなんて思いながら作業したくない。」
大輝「はい...すみません。」
優斗「来週だな(笑)」
この時、颯馬は一緒に食べてはいたが、会話に混ざってくる事は無かった。
放課後になり、部活の時間がやってきた。
玲奈「よっ!真白ちゃん!初めての実習はどうだったー?」
真白「楽しかったですよー!ですが、友達が旋盤で材料を飛ばしました。」
玲奈「えー...真白ちゃん、怪我だけは気をつけてね...」
真白「頑張ります...」
玲奈「いやーそれにしても美人を2人も連れてきたとはー、真白ちゃん!ナイス!」
真白「はぁー、ありがとうございます?」
玲奈「2人は未経験だから楽器決めるところからだねー。」
真白「ですね!」
応援ありがとうございます!
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