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どうも魔法少女(おじさん)です。【2】~聖女襲来!?~おじさんと王子様が結婚するって本当ですか!?
【16】良い知らせと悪い知らせ
しおりを挟む「酷ぇ目にあった」
王都郊外にあるジークとコウジの屋敷。深みのあるワイン色の天蓋のカーテンに囲まれたベッドの中、コウジはクッションを抱えてふてくされていた。
あのまま、ジークに小脇に抱えられるようにして、この屋敷に戻ったとたんに寝台に放り投げられた。
まだ、午後の日差しの明るい時間だっていうのに。『暗くなるまで待って』なんて恥じらいはおじさんにはないが。
「あなたも気持ち良さそうだったが?」
「そりゃ、お前に触れられりゃ、おじさんの身体は悦くなるように出来ているの!」
そう言ったとたん、剃刀色の瞳にちりりと燃える炎がやどり、ずいっと目の前に迫ってきた端正な顔。その形のよいおでこをぺしんとひっぱたいてやる。
「もう十分にヤっただろうが! 俺は腹が減っているんだ!」
「飯を食わせろ!」と言うと銀色の獣は、しおしおと大人しくなった。うん、これぐらいの猛獣には待てのしつけが大事だ。じゃないと、おじさんの身体が保たない。
いまさら服を着直して部屋を出るのも面倒なので、朝食でもないがベッドで晩餐となった。
運ばれてきたのは、こっくり煮込まれた牛の頬肉のシチューにパンとサラダ。サラダには薔薇色に焼かれた薄切りの肉が散らされていた。ジークのほうがサラダの肉の量が多いというか、分厚いステーキがでーんとのっていた。さらにオーブンで焼いただけのデカい芋も添えられていた。
あいかわらずの健啖家の王子様だ。焼いた芋が美味そうなので一口もらった。もっと食べるか? と聞かれたが首を振った。おじさんは味見だけでいい。その芋の付け合わせを全部食べたら、それだけで腹いっぱいだ。
「あなたはもっと食べたほうがいい」
「人を欠食児童みたいにいうなよ。痩せちゃいるが、ガリガリってわけでもないだろう」
「たしかに戦う為に必要な筋肉はついている。が、それ以外はそぎ落としたような身体だ」
「……燃費がいいんだよ」
修羅の街中目黒で掃除屋の前は、傭兵稼業をしていた。どうしたって肉体的に恵まれないアジア人だ。身体のことで馬鹿にして突っかかる筋肉ダルマ共は、その俊敏性で黙らせた。戦うのに重い身体はいらない。どんな筋肉の鎧もナイフ一本急所に刺せば、おだぶつなのだから。
しかし、この傭兵時代の記憶が妙に鮮やかなのにコウジはいつも感心してしまう。中二病の自分が作った適当なキャラに、こうもリアルに肉付けしたもんだと。さすがは神様ではある。
「手が止まっている」と指摘されて、コウジはパンを千切ってシチューにつけて口に放りこんだ。うまい。
「なにを考えていた?」
「うーん、この男の“設定”をな」
ジークにはなにもかも話してある。いや、なにもかもでもないか。自分の思い出した“設定”をその都度ぽつぽつ話す感じだ。
「街の掃除屋だった頃のか?」
「いんや傭兵時代のだ。仕事仲間……仲間とも言えないな。金で雇われた同じ穴のムジナだ」
人殺し家業のだ。コウジは人種的な体格の違いと、コウジの小柄な身体を馬鹿にする彼らの話をした。
「背丈はジークより少し低いぐらいか。お前はあっちでも背が高いほうだからな。だが、奴らのほうが無駄に幅があったぜ。ご自慢の筋肉ってヤツだ」
「巨岩を持ち上げる曲芸師ではあるまいし、そのようないびつな肉体は、余計なおもりをまとっているようなものだと思うがな」
「そのとおり。そういう脳ミソまで筋肉な奴らの寿命は大概短いもんさ。どんなご自慢の肉体だって、機関銃の前じゃ挽肉同然だ」
そこまで言ってコウジは「メシのときに話すことじゃないな」と苦笑した。ほろほろになるまで煮込まれた肉を口にする。
「いや、かまわない。暗殺者を始末したあとで食事をしなければ、私とて毎日の食事を抜くような不健康な生活だったからな」
「おたがい荒んだ生活をしてたな」
コウジは思わず顔をしかめる。ジークが成人するまでの日々が偲ばれるような話だ。
「でも、ま、そう考えると俺の暗黒の中二病設定も悪くないな。お前とこうしてメシを食える」
人を殺した話しをしながらなど普通ではないが、その普通ではない状況で生き抜いてきたジークを理解することが出来るのだから。
これがシオンやマイアのような平和に暮らしていた少女ならば、おそらくジークはそのようなそぶりを微塵も見せなかっただろう。
己の辛い過去もなにもかも封じ込めて、その少女を庇護したに違いない。
「たとえ俺の頭の中の設定を神様が作ったもんだとしてもさ。お前と背中合わせに戦えるなら、いいな……ってな」
「私もあなたで良かったと思っている」
ふわりとジークが微笑む。普段は鉄面皮の王子様が、コウジにだけに見せる表情に、かすかに頬が熱くなる。
「ま、食べて無いわけじゃないぜ。三食の合間に茶菓子だってつまんでいるからな」
ごまかすように言えば。
「だから、あなたが来てから屋敷の菓子職人が張りきっている。あなたに食べさせて少しでも肉をつけさせようとな」
「…………」
なるほど、休みで屋敷にいると朝食と昼食のあいだの茶に午後のお茶がしっかり出てくるはずだ……と思った。
ジーク同様、ここの使用人もコウジにせっせと食べさせたいらしい。
夕餉のあとにもジークには砂糖もミルクもなしの珈琲が、コウジには香り高いお茶とイチゴのババロアが出てきた。
おお~いにしえの暗黒中二病だった俺よ。このおじさんの好物を甘い物になぜした? ついでにいうなら、ブラックの珈琲は苦手でどうしても飲まなきゃいけないならカフェオレで、普段の飲み物はほうじ茶だったな。
ほうじ茶はこの世界にないが、お茶はうまいぜ……と銀のスプーンでピンクのババロアの表面を叩けば、ふるんと震えた。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
翌日の王宮。翼を広げた形の白亜の宮殿のその真ん中の本宮に、またもやコウジは呼ばれた。
場所は円卓の会議室だ。フィルナンド王が奥へと座り、その両わきに三王子とそのパートナーが。その周辺を受けるように宰相に将軍、昨日付けで辞任した元老院議長に代わって、副議長が今回は出席している。
フィルナンド王はともかくある意味で懐かしい顔ぶれではある。災厄の卵への遠征が失敗したあとで、コウジと生き残りの魔法少女達が参加して、紛糾した会議の。
あのときの事なかれ主義の宰相ユノスは首をすげ替えられることなく、そのままだ。ただしコンラッドが行政執行官となり、宰相はその下におかれて権限は大幅に縮小された。宰相といえどただの文官のトップといって差し支えない状態だ。
まあ、その文官としての実務能力はあるからこそ、交替させるのも面倒くさいとそのままなのだ。
フィルナンド王としては内政はコンラッドに、軍務はジークに任せて、その両輪でやっていきたいと思っているようだが。
さて、本日。この国のトップががん首を揃えたのは。
「良いお知らせと悪いお知らせがあります」
にっこり重々しい会議に似合わない明るい声で報告したのは序列第3位のピートだ。
“表向き”福祉活動に力を入れているこの王子様には“裏の顔”がある。
諜報活動だ。
チャリティに力を入れているのもその一環とも言えて、寄附や活動に協力する貴婦人がたの集まりでは様々な噂話が飛び交う。これがなかなか馬鹿に出来ない。
子供の顔をした王子様は無邪気な笑顔でさらに詳しくその情報を聞き出したりする。あちこちに配置された使用人達もまた王家の手のものだ。
準妃ロジェスティラの元にクルノッサが足繁く通っているという情報も、ピートがもたらしたものだった。
ピートがあの場でロジェスティラを追及する役目を負わなかったのは、コンラッドが自らすると申し出たからだ。
そのときピートは本当に子供らしく悲しげな顔をして「コンラッド兄様に辛い役目を背負わせてしまいました」と言っていた。コンラッドはそんな弟に「いやそれがお前の役目だ。よく調べてくれた」と逆に慰めていたが。
あれはさすがに無邪気な子供の仮面ではなく本物だった。「コンラッド兄様がお母様と仲違いするのは嫌です」とも言っていたから。
そういえば、ピートの母親のことは聞いたことがないな……とコウジはふと思う。ピートの報告は続く。
「主家あずかりとなり消えた、第10王子と第11王子の居場所が判明しました」
「それ良い知らせなのか?」とコウジが聞けば、ピートは相変わらずの明るさで「そうですね、悪い知らせに含まれるかもしれません」としらりと言った。まったく食えないガキだ。
「彼らは今、第10王子の主家の居城にいます」
「逃亡したのではなく、匿っていたのか?」とフィルナンド王が不快な表情を隠さずにいう。そうならば、いかに名門貴族といえど即刻取り潰しの大罪だ。
「いいえ、お二人は一度“亡命”し、このフォートリオンに戻ってきたんですよ」
亡命ということは、二人とも他国に逃れておいて、のこのこ舞い戻ってきたということか? とコウジは考える。
そしてピートの口から出たその国の名前は、ある意味、意外でそして一度聞いたものだった。
「モルガナ国にです。そして、二人とともにモルガナ国の“聖女”がこの国に来訪し、両国の友好のために陛下ならびに三王子とそのパートナーの方々への対面を求めたいと」
モルガナ国? 聖女? 友好? 情報が多すぎてわからんと、コウジは目を丸くした。
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