どうも魔法少女(おじさん)です。 異世界で運命の王子に溺愛されてます

志麻友紀

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番外編

黒猫おじさんのお話いろいろ、その2

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   おじさん吸いは許されるのか? 


 本日の黒猫おじさん。

 ジークの執務室。机の上、へそ天で寝てますね。おっぴろげてます。

「…………」

 王子様はそっとハンカチをかけようとして、そこで手が止まりました。左右に目を動かして人が来る気配がないことを確認し。
 そのお腹にもふりと顔をうめスーハースーハーと。

「ふんぎゃあ! なにしてるんだ! このヘンタイ!」

 黒猫おじさんのネコパンチを受けて、端正な額にひっかき傷が……。
 ネコ好きの部下から、ネコを吸うという話を王子様は聞いたらしく。

「ネコは飲み物じゃねぇよ」

 ひっかき傷に肉球をぺたぺた。すぐに治癒魔法かけて治しました。


   ま、いっか! 


 本日の黒猫おじさん。

 ジークの執務室。黒猫姿でお膝にいます。
 実は……ケンカ中です。おじさんが一方的に怒って、黒猫の姿になってジークのお膝になぜか居座ってます。
 てしてし怒っているんだぞ! ! と尻尾でお膝たたき。
 そのまますやすや寝て、起きたら、ジークからまたたびキャンデーもらってごろごろして、猫じゃらしで遊んで。

「あれ? 俺怒っていたんだよな。ま、いいか」


   ワイシャツと猫とおじさん


 本日の黒猫おじさんは。
 お屋敷にて、ジークがいないので、そのシャツにくるまって寝ていたらですね。

「だああああ~なんで写し絵~だれだぁああぁ」

 って使用人全員魔石持ってるって気付こうね


   どうしてこうなった? 


 今日の黒猫おじさん。
 本日はジークはお休み。ですが、ちょっとした仕事を執務室で片付けています。おじさんは黒猫の姿で、執務机のはしで伸びて寝転び。
 ジークが書類をとろうと手を伸ばしたら、おじさんは反射的にその上にあごをのせ……。

「……こ、これは違う……っ!」

 あわてて離れようとしましたが、ジークにあごをくすぐられてゴロゴロ、さらには腹や尻尾の付け根をなでられ、最後にはベッドで裸の姿で呆然と……。
 どうしてこうなる? 


   おじさんと蝶々ひらひら


 本日の黒猫おじさん
 お屋敷のお庭でお昼寝してますね。色とりどりの花壇な縁に寝そべるのがお気に入りの場所。

「…………」

 ひらひら蝶々が飛んできました。薄目をあけてチラリと見ましたが、眠いので寝ることに……。
 しかし、蝶々がまわりでひらひらふわふわと、尻尾がうずうずとうごき。
 たまらず、じゃれ掛かります。もちろん蝶々さんをつかまえる気はありません、ひらひら舞うのをくるくる遊ぶだけです……。

「俺、なにやってるんだ?」

 蝶々がひらひらお空高く舞い上がったあと、我に返ったおじさんは、照れ隠しに顔を洗って、お手々を舐め舐めして、また花壇の縁に長く伸びてお昼寝を。

だあっ! なんで、写し絵に撮られているんだぁああ!! 

 当然、目撃した使用人が撮りました。このために全員写し絵の魔石もってますから……。


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