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長い物語の終わりはハッピーエンドで
第16話 炎の蛇と英雄の冠【2】 ※
しおりを挟む熱くて心地よい。
「ん……」
「気がついたか?」
大きな手が胸をすべり、上へとあがってくるのに、ほうっ……と息をはいて、すりっと頬ずりすると声をかけられた。
「あ……」
史朗はぽっかりと目を開くと、見知らぬ天井ではなくて、布と木の枠の天井。ここは天幕か。
「また、魔力切れを起こした」
短く説明されて、それで肌を合わせているのか?とふわふわした頭で思う。それでも紋章が二つ先にあったことで、魔力の蓄積があって、前回よりは意識はしっかりしてる。
それがいいのか、悪いのか。
「ひゃんっ!」
ぐちっと下から水音がして、びくびくと背がはねた。「痛いのか?」と心配そうな顔をされて、首を振る。いたわるように、まなじりに、頬へと触れる唇は優しい。
いや、唇だけじゃなくて、この人の触れる手も、なにもかも優しくて、心地いいのだ。痛みなんて、微塵も。
「意識は戻ったが、まだな。大丈夫ではないな」
「うん…あっ…あっ!」
ゆるゆる揺さぶられて、首を振る。「いや……」と思わずこぼせば、動きが止められた。
「嫌なのか?」
「ちが……治療なの…に……きもち…い……」
そう言ったとたん、ぐっと突き上げられて「んあっ!」と声をあげる。
「それでいい。俺だって、治療だけで抱いてるわけじゃない」
「愛してる、シロウ」とささやかれて、包み込むように抱きしめられて、広い背中に手を回した。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
翌朝。小鳥の声で目を覚ました……なんて、良い目覚めだ。
広い胸に頭を預け、温かな腕に抱きしめられて、触れあう肌は心地よく……っと、ここで史朗は裸で触れあっているのが誰なのか。そして昨夜のことを思い出して真っ赤になった。
「ん?熱があるのか?」
ひたいに大きな手があてられて、瞳を覗きこまれる。濃紺の深い色に「おはようございます」と言えば「おはよう」と返る。
「熱はありません」
「そうか?」
「こ、これは恥ずかしくて……」
それを口に出すのもいたたまれないとぎゅっと目をつぶれば、唇にちょこんと触れるだけの感触。
「かわいい」
「だから僕は十九歳の成人男子」
って主張するのもなんだか、形ばかりの意地になってきているなぁ……と、目の前で微笑んでいる男を見て思うのだった。
それから、シャツとズボンを身につけて、天幕の外へと出れば、世話係のヨルンが待ち構えていて、日よけだけを張った別の天幕の下へと。椅子に座らされて、手水がすむと、クラーラにされていたように髪を整えられる。この弟も姉同様に手先が器用で、史朗の髪の両脇をねじって、後ろで一つにまとめて、今日の髪留めを……と選ぼうとしたところで。
「あ……」
という声に横をみれば、銀の髪留めから一つ石が外れていた。濃い蒼に星のように金が散らばっている親指の爪ほどの丸い石。
「も、申し訳……」
「いや、君が壊したんじゃないってわかっているよ。持ち上げたら取れたんだろう?」
「はい」
留め金が甘くなっていたんだろうなと思う。史朗は手を伸ばして、その石を取り。
「これ、僕がもらってもいい?」
「はい、もちろん、シロ様の髪飾りですから」
いや、これは侯爵家の持ち物だよね……とは史朗は思ったが「ありがとう」と微笑んだ。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
髪を整えて、また別の布を張った日よけだけの天幕へといく。椅子とテーブルが出された朝食の席だ。そこにムスケルの姿があった。
「おはよう」と声をかければ、同じ挨拶ではなく「昨夜は酷い目にあった」と返ってきた。それに史朗は目を丸くする。
「あの炎の蛇はヴィルが倒したじゃない」
ヨルンが史朗の前にお茶を置く。ミルクたっぷりのほんのりとカエデの蜜の甘い味がする。史朗ごのみのそれも、クラーラに教えられたものだろう。
それから、木のボウルに入った具だくさんのスープに、焼いたソーセージに、薄く焼いたパン。野営の大所帯であるから、大鍋での煮込み料理と焼くだけの料理ということになるが、こういう豪快な料理ほど美味しいものだ。
薄い円形のパンに大きいソーセージを挟んで、史朗はかぶりつく。うん、鉄板の組み合わせだ。
「そのあとだ。ヴィルタークのやつ、魔力切れをおこした君を抱えて、ギングに飛び乗って、俺を置いて行ってしまった」
「当然、クーンは私に見向きもしないで、君達のあとを追った」とムスケルが憮然とした表情でいうのに「あ~」と思う。
「ごめんなさい?」
「なんだ、その疑問形は。ヴィルタークも、俺の顔をみるなり『すまん、忘れていた』ときた」
それでも早朝、気付いたヴィルタークが、起き出していた竜騎士団員に指示をして、ムスケルを回収に来たんだという。
「夜明けまでどうしてたの?」
「真っ暗な中だぞ。やることもないから、結界を張って寝た」
あの風穴で寝たのか。いや、夜は寝るしかないけど。
「結界を張る腕は見事だったね」
「褒めてもらっても嬉しくないぞ」
ムスケルは先に朝食を平らげて、食後の茶を飲んでいる。
ヴィルタークは、少し離れた場所の日よけだけの天幕の下、副団長以下の幹部達と朝食を兼ねての今日一日の日程の打ち合わせ中だ。
紺色の竜騎士団の制服に身を包んだ姿を遠目で見て、史朗は口を開く。
「ムスケルさん、ヴィルは昨夜、僕に魔力補給してくれたんだけど」
口にして頬に血が昇ってくる。しかし、これは確認せねば。
「平気そうな顔してるけど、疲れてないかな?」
「からかうのはなし」と先に、この食えない伯爵様に断っておく。
人一人の魔力切れを補うのだ。その相手だって膨大な魔力がいる。
「ああ、平気だろう。昨日、奴は魔力体力馬鹿と言ったはずだ」
「わからないのか?」と訊ねたのは、賢者なのにという意味だろう。それに史朗は「あ、うん」とうなずく。
「ムスケルさん、僕の魔力量計れる?」
「質問に質問とはずるいぞ」
「鑑定が得意なんでしょ?」
そのかわりに攻撃はからっきしなのだと、昨日、ムスケルが話していた。それで、この男が宮廷魔術師の道を選ばなかったのは、なんとなくわかったが。
「君のはさっぱりわからん。魔力なしとゲッケが判断したときは、本当に魔力なしだったんだろうがな。今もなあ」
「それは叡智の冠の効果だよ。賢者の別名は隠者だ。
魔術は世界に利があるものばかりじゃない。究極へと到る道を突き進めば、ときに破滅さえ見えることもある。そうなったときに、それは己のだけの中に隠しておかねばならない」
「なかなかに深淵だな。とはいえ、その秘密を知りたくなるのも、また人だ」
「一つ秘密を話すとすると」
ムスケルの瞳も見えない細い目を見て、史朗は口を開く。
「叡智の冠をもってしても“冠持ち”の力を見ることは出来ない」
「それは賢者に生来備わっている能力のことか。じゃあ、ヴィルタークの奴にも?」
「彼の場合は叡智の冠じゃないよ。英雄の冠だ」
「…………」
普段はよくペラペラしゃべる男なのに、こういう時は黙りこむなと思う。
冠はすべての人間にある訳じゃない。それこそ、それを持って生まれてくる者はごくまれだ。そして、その者は世界になにかしらの影響をもたらす。良くも悪くも。
英雄と呼ばれる者達がいる。だが、彼らの歩む道は、必ずしも栄光に輝いているとばかりは限らない。時に運命に翻弄され失墜し、悲劇的な最後を迎えるところまで、それさえも後に彼らの証を世界に爪痕を残す。
「魔力を視ることは出来なくても、ある程度の予測ぐらいできるけどね。たしかにヴィルの光に特化した魔力はものすごく膨大だとはわかる」
あれは小さな太陽だ……とさえ、史朗は思う。なるほど、英雄の冠を持つに相応しいが。
「ああ、たしかにアウラの民には生来魔力が備わっていて、風と土が得意な私でも、他の要素の生活魔法ぐらいは使える。が、あれは光しか適性がない」
火・風・水・土の四大元素の魔法をヴィルタークは使えないというのに、史朗は目を見開く。
「でも、光さえ使えれば、攻撃に結界に回復とすべてにおいて万能ではあるからね」
光は四大元素の元でもあるのだ。だから、極端な話、他の属性がなくとも光から、闇以外のすべての元素は作れるし、その魔法も使うことは出来る。
が、しかし、これは膨大な魔力がいる。そもそも光というのが、元々多量の魔力を要求するのだ。その分、強力ではあるが。
だから、この世界で光魔法を扱う、聖竜騎士団が大陸最強と言われるのもうなずける。
「まあ、今のあいつはピンピンしてるだろう。心配ない」
「うん、元気だね」
朝からも、その健啖家ぶりは健在で、史朗が一つのパンとソーセージを食べている間に、ヴィルタークは三枚のパンとソーセージを平らげていた。あいかわらずの大口で、綺麗な所作でいて豪快で気持ち良くもある。
魔力って食べ物で回復できたっけ?と思う。いや、まあ、魔力は身体が資本だから間違ってはいないけど。
昨日、散々戦わせておいて、さらには魔力回復までさせておいてだけど、身体には気をつけてほしいと思う。
そこで、史朗はポケットの中の石の存在を思い出した。ゆったりした飛竜用ズボンの後ろから、それを取り出す。
「ムスケルさん、攻撃はともかく、合成は得意だって言ってたよね?」
「合成だけじゃなくて、攻撃以外なら得意だ!」
それは自慢になるのか?まあ、攻撃出来ないだけだから、なるか。
「じゃあ、頼みがあるんだけど」
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
夜の天幕の中。ベッドに腰掛けた史朗は「これ」とヴィルタークに渡した。それは朝、髪飾りから落ちた濃紺に星空のような金が散っている石だ。
「これは?」
「えーと、朝、髪飾りから落ちて、あ、ヨルンが壊したわけじゃないんだ。本当に落っこちて」
だから彼の落ち度ではないと説明する。これぐらいで、ヴィルタークも咎めないし、クラーラも怒るとは思わないけど。
「それで、ムスケルさんに魔法で穴を開けてもらった」
「ああ、あれは攻撃以外の魔法は器用だからな」
「ヒモでも通して、どっかつり下げておいてくれればいいかなって、ちょっとした、おまじないがしてあるから」
「おまじない?」
「健康祈願だよ」
魔力も感じられないだろう。まあ、本当に気休めのお守りだ。
ヴィルタークのためというより、史朗の安心のための。
「それは、素敵な贈り物、ありがたく頂こう」
「いや、元はヴィルの家のものだし、穴あけたのムスケルさんだしね」
いままでお世話になったお礼というには小さすぎる。それでも。
「なんか、あげたくて」
照れて俯いたら、そっと頬を片手で包み込まれて、上を向かされて、口づけられた。
「んっ……」
舌を絡め取られて、意識がふわりとする。唇が離れて、ヴィルタークが「たしか、ここらへんにあったな」とチェストの一番上の引き出しをあけて、革紐を取り出し、石にあいた穴に通して、首にかけた。
「どうだ?」
開いたシャツの間、揺れるそれに史朗は目を見張る。お守りだからなるべく持っていてくれと、頼むつもりだったけど、穴を開けたのはせいぜい根付けかなにかの飾りにと思っていたから、もう、こんな真っ直ぐ。
「ありがとう」
「贈られたのは俺だぞ」
「だけど、うれしいし」
「もう寝る、おやすみ」とベッドにもぐりこんだら「おやすみ」と低い声がして、後ろから抱きしめられた。
その体温に安心して寝てしまうのは、この遠征がはじまって、いつものことだった。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
湖のほとりで、ノリコが地に両膝をついて祈りささげる。当世の流行のふんわりスカートが膨らんだドレスではなく、一枚の布を襞を綺麗につけて巻き付けた古代風のもの。それは教会にある聖女の像そのままだ。髪には色とりどりの造花が揺れる冠と、それも女神と聖女の像によく見られるもの。
祈る聖女の後ろには、トビアスに神官達と、近衛の赤い制服が壁のように取り囲んでいる。その外には、湖畔の町ダクマクダの人々や穀倉地帯に点在する村人達も、聖女様の姿をひと目見ようと集っている。
ノリコが一心に祈る……と、やがて湖面の雲一つなかった空が、やにわにかき曇り、やがてぽつぽつと水滴が、ひび割れた湖の地面にしみをつくる。
「雨だ!」
「奇跡だ!」
「聖女様、万歳!」
「女神アウレリア様、感謝いたします!」
町の人々と村人達の歓呼の声をあげる中。ノリコの手をとって立ち上がらせた、トビアスが手を振って、まるで自分の手柄のように満面の笑みを浮かべている。
その向こうでは、随行した役人達が魔導具の紙にペンで素早く文字をつづり、それを同じく随行の宮廷魔術師達がたちまち、鳥の姿にかえて空へと飛ばす。行き先は王都だ。
鳥の手紙は明日には王都に届いて、この聖なる雨乞いの成功は、辻新聞として街角のあちこちに張り出されて、民の知るところになるだろう。貴族や裕福な商人の家、御用達の新聞にもだ。
これで王都に戻ったノリコは、正式に聖女として教会に認められ、その儀式のあとに、続けてアウレリア次代王の神託を行うという。当然その名を呼ばれるのは“暫定”皇太子であるトビアスという、予定調和だ。
だから、市民の歓声に応える、奴の上機嫌ぶりもわかるというもの。降り続く雨に一張羅が濡れてもご機嫌というものだ。それこそ祝い酒を浴びた気分だろう。
実のところ、ノリコが起こしたこの程度の雨で、湖が満たされることはない。だが、あの炎の蛇が倒され、それを封じていた水の結界が解除されたことで、水源である北東の山林地帯から水が流れ込んでくるようになったから、湖の水位も徐々にあがっていくだろう。これで晩夏の小麦の収穫に憂いは無くなったはずだ。
「今日にでも聖女様の一行は、王都に立たれるらしいな」というムスケルの言葉に、史朗は「もう?」と振り返る。
「あの“暫定”皇太子様のことだから、夜明けまで祝宴をやって、翌々日に出発かと思ったのに」
派手な騒ぎが大好きそうなトビアスだ。当然、ダクマクダの街を治める、領主の館で昼間っから夜明けまでどんちゃん騒ぎで、翌日は使いものにならず、だから、翌々日出発と史朗は言ったのだが。
「一刻も早く“暫定”皇太子殿下から、抜け出たいんだろうさ」
それに「ああ」と史朗は答える。そこに「佐藤さん」とノリコが駆けてくる。
トビアスはこちらにはやってこない。苦虫をかみつぶしたような顔でにらみつけているが、無駄な騒ぎを起こさないように、監視付きというのは本当らしい。横にそれらしき中年の男がいる。あとでムスケルが、宰相の補佐官の一人だと教えてくれた。
目の前までやってきたノリコは「ヴィルタークさんも、えーと、参議の伯爵さんも、こんにちは」と挨拶する。まあ、一度お茶会に乱入してきたムスケルの名前は覚えられないだろう。ムスケルもうやうやしく「聖女様におかれてはご機嫌うるわしく……」と胸に手をあてている。
やっぱりヴィルタークが目当てかと、彼女は大人達二人に言葉をかけたあとに、すぐに史朗に向き直った。「おや?」と思っていると。
「わたし、雨を降らせることが出来ました」
「うん、よかったね」
光の魔法紋章は彼女の中にある。魔術が使えない彼女でも祈れば、にわか雨程度は降るだろうとは思っていた。
実際、人々が奇跡だと喜んだ雨は、聖女が立ち去ると同時に止んでしまったが、その後徐々に湖の水量が回復したために、やはり聖女のおこした奇跡とされたのだが。
ここで魔法紋章を回収してもいいが、ここまでの道中の町や村々でも、朝に聖女の癒やしの恵み……つまり、一日一人病人に触れて、その病を治していると、聞いていた。
王都のみならず、地方にも聖女の名を高めたいのだろうが、おそらく急ぎの帰りの道でも、それは止めないだろう。雨乞いの奇跡とともに、さらなる聖女の栄光と、それにあやかって、あの暫定皇太子が正式な王として指名される舞台を整えるために。
だから、ここで紋章を取り上げたら、ノリコの立場が悪くなると史朗は判断した。風と火と水と土、四大元素の紋章はすでに揃っているのだから、あとはノリコから回収すれば、いつでも彼女を元の世界に戻せるのだから。
よく考えれば、この湖でそれを実行して、女神の奇跡は起こったし、さようならとすればよかったのかもしれない。あとに取り残された暫定皇太子が、正式な王になる、ならないなど知ったことか。
ただ、史朗にも史朗の事情が生じていた。自分の横に立つ、ヴィルタークの深い瞳の色とか。水と火の紋章を回収してから、彼はなにか物言いたげにじつと自分の顔を見ているのだ。それを、わからないフリを史朗はし続けているけど。
「あの、雨を降らせて、王都に戻って、トビアス殿下を次の王様だって、女神様の代理として、わたしがみんなに宣言したら……そうしたら、聖女としての役目が終わって、元の世界に帰れるって。
佐藤さんも一緒ですね」
その瞳が不安げに揺れて、史朗を見る。
元の世界に戻れるなど、周りの大人達のもちろん嘘だ。あんな滅茶滅茶な一方通行の召喚の儀式しておいて、戻す算段なんてしてないだろう。
夢のような世界でお姫様扱いされて、物語のヒロインのような気分になって浮かれていても、それも一月も続けば、冷静になってくるものだ。家族や友人が恋しくなって、元の世界に戻りたいとも。
もしかしたら、最初に戸惑って泣きべそをかいたノリコに、周囲があなたは選ばれた聖女だが、役目を果たせば元の世界に戻れると、都合のいい嘘を吹き込んだからこその、いままでの彼女の浮かれ具合だったかもしれない。
実際、それは召喚初日に「も、元の世界に戻してください!」と泣きじゃくったノリコをなだめるために、トビアスの取り巻きが並べ立てた嘘だったとあとでわかるのだが。
「うん、これでようやく帰れるね」
「はい」
トビアスのような奴のうそに付き合うのは、業腹であるが、とはいえ、今のノリコに真実を告げるわけにもいかない。史朗も、それを信じたフリをしてうなずいた。
すべては王都に帰ってから、色々と考えなければならないことがあった。
先延ばしの自分の考えが甘かったと、史朗は思い知ることになるのだが。
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