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12 タイタン
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門の外は、一面の開けた荒野だった。地表と空以外は、見渡す限り何もない。
ラオンは空を見上げた。まだ陽の高い空には、淡い輪をたずさえたサターンの形がはっきり見えた。どうやらここは、サターンの衛星らしい。
人の姿もなく、街からはかなり離れているようだ。
「この星に、ミシャの事を知っている人は居るかなあ」
ラオンが呟く。情報集めには、まず人の多い場所へ行かなければならない。二人はふらふらと視線を彷徨わせた。
見果てぬ荒野。どの方向へ歩けば街へ辿り着けるのか、見当もつかない。
途方に暮れる二人の後ろに、ステーションの門から走り出そうとしているプラズマトラックの影が伸びた。運転しているいかつい顔の男が、左右の安全確認をして、まさに今走り出そうとしているところ。
「あっ! おじさん、待って!」
ソモルは指名手配中なのも忘れて、思わず声をかけていた。ラオンもならって手を振る。
男は走ってくる子供たちに気づき、車の窓を開いた。
「なんだ、どうした?」
強面の顔に似合わず、人の良さそうな声だった。
「おじさん、途中まででいいから、俺たちを乗せてってよ」
ソモルとラオンは、懇願するように男の顔を見上げた。見慣れぬ子供の突然のヒッチハイクに、男は細い眼をきょとんとさせた。
「なんだ、別に構わねえけど、何処行きてえんだ?」
「一番近い街まで」
身を乗り出して、ラオンが答える。
確かに、ここから子供の足で行くには大変だ。ラオンの身長を見てそう思ったのか、男はこころよく了解してくれた。
「おっし、じゃあ乗んな」
男はにやりと笑うと、二人を助手席へ招いた。
「ありがとう、おじさん」
二人は喜び勇み、プラズマトラックに飛び乗った。
たくさんの荷物を積んだトラックは、風を切るスピードで荒野を駆け抜けていく。このスピードで進んでいるのに、何処まで行っても風景は変わらない。この親切な運び屋のおじさんに出会えなかったらと思うと、ぞっとした。
そのおじさんは、上機嫌で鼻歌を歌っている。二人の事情については、何も詮索してこなかった。
「吸ってもいいかい?」
おじさんは、胸ポケットからタバコを取り出し、尋ねた。二人がうなずく。
おじさんはタバコに火をつけながら、わずかに窓を開いた。指一本程度の隙間から鋭い風が吹き込んでくる。
「ねえ、おじさん」
前髪を風に遊ばせながら、ラオンが声をかけた。
「ん?」
タバコをくわえて前を向いたまま、おじさんが応える。
「おじさんは、遊星ミシャって知ってる?」
途端、おじさんはくわえていたタバコを腿の上に落とした。
「あちちちちっ!」
その熱と動揺に、車体が大きく揺らいだ。
「あわわわわっ!」
大きく弧を描いた運転に、ラオンとソモルはバランスを崩して慌てた。続く急ブレーキに、二人は雪崩れて倒れ込む。
荒野のど真ん中に、プラズマトラックが停止した。
「……どうしたんだよ、おっさん」
ラオンの下敷きになったまま、ソモルが尋ねた。おじさんの陽に焼けた額には、びっしょりと冷や汗が浮かんでいた。
「……禁句なんだよ」
正面を見据えたまま、おじさんが呟く。
「このタイタンで、その星の名は禁句なんだよ」
「……禁句って?」
ソモルの背中に乗ったまま、ラオンが尋ねる。
おじさんは震えるように振り向き、二人を見た。恐れおののきを、その瞳に見え隠れさせながら。
「女盗賊……ホワイティアの縄張りだからさ」
「女盗賊、ホワイティア」
二人が繰り返す。
ソモルは、その名に聞き覚えがあった。確か、酒場で流れ者たちの会話から耳にしたような。
盗賊といっても、ホワイティアが盗むのは他人の物ではない。宇宙のあちちこちらに散らばる財宝だ。宇宙の断崖のような処へ行き、誰も手に入れる事のできなかった宝を手にする。
「その人の縄張りだと、どうして口にしちゃいけないんですか?」
ラオンが尋ねる。
おじさんは、何も知らない異星人の子供に、ゆっくりと語り出した。
「……数年前ホワイティアは、ミシャにある宝石を手に入れようとして、失敗したんだ」
「ミシャにある宝石……クピトをですか」
ラオンの眼に、一筋の光が宿る。
「そうだ」
おじさんは短く答えると、そのまま黙り込んだ。
狙った物は、必ず手に入れる。それが、ホワイティアという盗賊だった。その誇り高き孤高の女盗賊が、手にする事の叶わなかった宝石。
伝説のクピト。
「ならば……」
言葉を発したラオンに、ソモルが視線を向けた。幾度か垣間見た、ラオンの凛とした強い眼差しがそこにあった。
「ならばその人に訊けば、遊星ミシャの場所が判るんですね!」
ラオンの口から弾かれた台詞に、いかつい顔の男は絶句した。
「やった、やったよソモル! これで僕たち、ミシャに辿り着けるっ!」
ラオンははしゃいで、ソモルの肩を揺さぶった。ソモルは何か中途半端な面持ちのまま、喜び勇むラオンと青くなっているおじさんの顔を交互に見た。
「……バカ野郎っ! そんな事したらお前たち、殺されるぞっ!」
おじさんの太い怒声が響いた。さっきまでの気の良い表情とは程遠い、恐ろしい剣幕。
「ホワイティアを甘く見るなっ! たとえ子供だろうが、自分のプライドを傷つける奴ぁ、許さねえ」
おじさんの額から、汗が零れ落ちた。重たい空気が、車内に充満する。
「けれどその人しか、ミシャの場所を知らない」
その空気を切り開く、迷いのないラオンの声。
何処にあるとも知れない、伝説の遊星ミシャ。おとぎ話だと、笑う者も居るような、幻の星。その星を探し出すなら、そこへ辿り着いた者に話を聞くのが一番の近道。
おじさんは黙り込んだまま、しばらく考えるようにうつ向いていた。そして足元の落としてしまったタバコを拾い上げると、もう一度火をつけた。細い、煙が舞う。
「……覚悟は、あるんだな」
ラオンはおじさんから視線を逸らさずに、うなずいた。おじさんは、その様子を横目の端で確かめると、ふっと息を吐き、再びトラックを走らせた。
「一番近い街までだったな。夜になったら、その街の『セイレーン』という酒場に行くといい。そうすりゃ、ホワイティアに会える」
荒野の先に眼を向けたまま、おじさんは云った。不精ヒゲの顎の辺りに白い陽が射して、汗が反射している。プラズマトラックは、もうすぐ荒野を抜けようとしていた。
ラオンは空を見上げた。まだ陽の高い空には、淡い輪をたずさえたサターンの形がはっきり見えた。どうやらここは、サターンの衛星らしい。
人の姿もなく、街からはかなり離れているようだ。
「この星に、ミシャの事を知っている人は居るかなあ」
ラオンが呟く。情報集めには、まず人の多い場所へ行かなければならない。二人はふらふらと視線を彷徨わせた。
見果てぬ荒野。どの方向へ歩けば街へ辿り着けるのか、見当もつかない。
途方に暮れる二人の後ろに、ステーションの門から走り出そうとしているプラズマトラックの影が伸びた。運転しているいかつい顔の男が、左右の安全確認をして、まさに今走り出そうとしているところ。
「あっ! おじさん、待って!」
ソモルは指名手配中なのも忘れて、思わず声をかけていた。ラオンもならって手を振る。
男は走ってくる子供たちに気づき、車の窓を開いた。
「なんだ、どうした?」
強面の顔に似合わず、人の良さそうな声だった。
「おじさん、途中まででいいから、俺たちを乗せてってよ」
ソモルとラオンは、懇願するように男の顔を見上げた。見慣れぬ子供の突然のヒッチハイクに、男は細い眼をきょとんとさせた。
「なんだ、別に構わねえけど、何処行きてえんだ?」
「一番近い街まで」
身を乗り出して、ラオンが答える。
確かに、ここから子供の足で行くには大変だ。ラオンの身長を見てそう思ったのか、男はこころよく了解してくれた。
「おっし、じゃあ乗んな」
男はにやりと笑うと、二人を助手席へ招いた。
「ありがとう、おじさん」
二人は喜び勇み、プラズマトラックに飛び乗った。
たくさんの荷物を積んだトラックは、風を切るスピードで荒野を駆け抜けていく。このスピードで進んでいるのに、何処まで行っても風景は変わらない。この親切な運び屋のおじさんに出会えなかったらと思うと、ぞっとした。
そのおじさんは、上機嫌で鼻歌を歌っている。二人の事情については、何も詮索してこなかった。
「吸ってもいいかい?」
おじさんは、胸ポケットからタバコを取り出し、尋ねた。二人がうなずく。
おじさんはタバコに火をつけながら、わずかに窓を開いた。指一本程度の隙間から鋭い風が吹き込んでくる。
「ねえ、おじさん」
前髪を風に遊ばせながら、ラオンが声をかけた。
「ん?」
タバコをくわえて前を向いたまま、おじさんが応える。
「おじさんは、遊星ミシャって知ってる?」
途端、おじさんはくわえていたタバコを腿の上に落とした。
「あちちちちっ!」
その熱と動揺に、車体が大きく揺らいだ。
「あわわわわっ!」
大きく弧を描いた運転に、ラオンとソモルはバランスを崩して慌てた。続く急ブレーキに、二人は雪崩れて倒れ込む。
荒野のど真ん中に、プラズマトラックが停止した。
「……どうしたんだよ、おっさん」
ラオンの下敷きになったまま、ソモルが尋ねた。おじさんの陽に焼けた額には、びっしょりと冷や汗が浮かんでいた。
「……禁句なんだよ」
正面を見据えたまま、おじさんが呟く。
「このタイタンで、その星の名は禁句なんだよ」
「……禁句って?」
ソモルの背中に乗ったまま、ラオンが尋ねる。
おじさんは震えるように振り向き、二人を見た。恐れおののきを、その瞳に見え隠れさせながら。
「女盗賊……ホワイティアの縄張りだからさ」
「女盗賊、ホワイティア」
二人が繰り返す。
ソモルは、その名に聞き覚えがあった。確か、酒場で流れ者たちの会話から耳にしたような。
盗賊といっても、ホワイティアが盗むのは他人の物ではない。宇宙のあちちこちらに散らばる財宝だ。宇宙の断崖のような処へ行き、誰も手に入れる事のできなかった宝を手にする。
「その人の縄張りだと、どうして口にしちゃいけないんですか?」
ラオンが尋ねる。
おじさんは、何も知らない異星人の子供に、ゆっくりと語り出した。
「……数年前ホワイティアは、ミシャにある宝石を手に入れようとして、失敗したんだ」
「ミシャにある宝石……クピトをですか」
ラオンの眼に、一筋の光が宿る。
「そうだ」
おじさんは短く答えると、そのまま黙り込んだ。
狙った物は、必ず手に入れる。それが、ホワイティアという盗賊だった。その誇り高き孤高の女盗賊が、手にする事の叶わなかった宝石。
伝説のクピト。
「ならば……」
言葉を発したラオンに、ソモルが視線を向けた。幾度か垣間見た、ラオンの凛とした強い眼差しがそこにあった。
「ならばその人に訊けば、遊星ミシャの場所が判るんですね!」
ラオンの口から弾かれた台詞に、いかつい顔の男は絶句した。
「やった、やったよソモル! これで僕たち、ミシャに辿り着けるっ!」
ラオンははしゃいで、ソモルの肩を揺さぶった。ソモルは何か中途半端な面持ちのまま、喜び勇むラオンと青くなっているおじさんの顔を交互に見た。
「……バカ野郎っ! そんな事したらお前たち、殺されるぞっ!」
おじさんの太い怒声が響いた。さっきまでの気の良い表情とは程遠い、恐ろしい剣幕。
「ホワイティアを甘く見るなっ! たとえ子供だろうが、自分のプライドを傷つける奴ぁ、許さねえ」
おじさんの額から、汗が零れ落ちた。重たい空気が、車内に充満する。
「けれどその人しか、ミシャの場所を知らない」
その空気を切り開く、迷いのないラオンの声。
何処にあるとも知れない、伝説の遊星ミシャ。おとぎ話だと、笑う者も居るような、幻の星。その星を探し出すなら、そこへ辿り着いた者に話を聞くのが一番の近道。
おじさんは黙り込んだまま、しばらく考えるようにうつ向いていた。そして足元の落としてしまったタバコを拾い上げると、もう一度火をつけた。細い、煙が舞う。
「……覚悟は、あるんだな」
ラオンはおじさんから視線を逸らさずに、うなずいた。おじさんは、その様子を横目の端で確かめると、ふっと息を吐き、再びトラックを走らせた。
「一番近い街までだったな。夜になったら、その街の『セイレーン』という酒場に行くといい。そうすりゃ、ホワイティアに会える」
荒野の先に眼を向けたまま、おじさんは云った。不精ヒゲの顎の辺りに白い陽が射して、汗が反射している。プラズマトラックは、もうすぐ荒野を抜けようとしていた。
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