屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです(完結)

わたなべ ゆたか

文字の大きさ
131 / 349
第五部『臆病な騎士の小さな友情』

一章-3

しおりを挟む

   3

 ユーキとの仕事を終えた俺は、帰宅すると瑠胡の自室を訪れた。
 元の俺の家――神殿の隣にある小屋から、家財を運び込んだ部屋は、中々に豪奢な内装になっていた。
 畳の上に敷かれた絨毯、ベッドは天蓋付きだし、壁には色とりどりの飾り布が垂れ下がっていた。銀糸か金糸か、見事な刺繍が施されたクッションのようなもの――座布団というらしい――の上に座っていた瑠胡は、俺へ穏やかな微笑みを向けていた。
 白い肌に、腰まである長い黒髪は黒蜜のように艶やかだ。ピンクゴールドの瞳は俺と居るとき、穏やかな光を浮かべてくれる。
 白い襦袢の上から緑、紺色の順番に重ね着をした着物の上から、金糸の刺繍が施された黒の帯が結ばれている。
 帰宅してすぐに汗を拭っていた俺は、勧められるまま瑠胡の隣に腰を降ろした。


「レティシアたちも苦労が絶えませんね」


 ユーキの父やリリンの同窓生が来たことを告げると、瑠胡は小さく苦笑した。


「また、助力を請われるかもしれませんね」


「それは、どうでしょうね。かなり個人的な問題でしょうし」


 俺が肩を竦めると、瑠胡が肩を寄せてきた。
 悪戯を思いついた幼子のような表情の瑠胡は、少し上にある俺の顔を見上げた。


「そうですか? わたくしは絶対に、助力を請われると思っています。ランドもそうですが、セラもいますから。レティシアにとっては、話を持って来やすいでしょうから」


「あ……そうか」


 レティシアにとって、セラは訓練兵時代からの付き合いらしい。二人が話をしているところを見ると、《白翼騎士団》でも右腕的存在だったことが窺い知れる。

 ……となると、レティシアでは対処が難しくなると、こっちを頼ってくる可能性はあるか。

 俺がそんなことを考えていると、部屋のドアがノックされた。


「紀伊です。入りますが……宜しいですか?」


「ふむ。構わぬから、入って参れ」


 姫らしい口調に戻った瑠胡が応じると、ドアを開けて紀伊が部屋に入ってきた。
 紀伊は俺と瑠胡の様子を見て、僅かに眉を顰めた。


「夕餉の準備が整いました」


「左様か。すぐに行くと、皆に伝えておくれ」


「はい。それで……姫様。下界へ降りたとはいえ、天竜族の姫であることには違い御座いません。相応の慎みを忘れぬよう、お願い申し上げます」


 気難しい表情で、紀伊は慇懃に頭を下げた。懐から取り出した扇子で口元を隠した瑠胡が、紀伊へと目を細めた。


「御主は……相変わらず固いのう。同胞たちから認められれば、正式につがい――人の言う妻になるのだから、問題はなかろうに。それに御主やセラ以外には、もっと気を配っておるから、心配なぞするでない」


「……心配しかありません。ランド様も、もっと瑠胡姫様の言動に気を配って下さい」


 これは俺にとって、かなり難しい注文だ。
 同意を求めるような圧力を醸し出している紀伊に、俺は曖昧な笑みを浮かべた。

   *

 レティシアはこれまでの経緯を話し終えたあと、ザルードを食堂へと連れていった。
 従者たちが食事の準備をしている中、長机の片隅にいるユーキは、一冊の本を熱心に読んでいた。真向かいにいるリリンが、同じ本を読みながら、ユーキの疑問点を受け答えしていた。
 その様子を見たザルードは、口を曲げながら腕を組んだ。


「あれは、なにを?」


「戦術を学んでおります。ユーキは、騎士団の参謀役を目指すと言ってくれました。我々としてはユーキの目標が叶うよう、協力をしている次第です」


 レティシアの返答を聞いたザルードは、面白くなさそうな顔をした。


「騎士とは、武勲で成り上がるものだ。勉学が必要ないとは言わぬが……それよりも剣技に磨きをかけるほうが重要ではないか?」


「勿論、剣技の訓練も怠ってはおりません。ご心配でしたら、明日にでも訓練風景をお見せ致しましょう」


「……それは是非、お願いしたいものですな」


 頷きもせずに返答したザルードの目は、ユーキに注がれたままだ。
 口は厳しいが娘への愛情は残っている――そうレティシアが思いかけたとき、ザルードは不満げな声を漏らした。


「それにしても、前にいるのは魔術師なのだろう? どう見てもユーキが戦術を教えているようには見えぬが?」


「その通りです。彼女は〈計算能力〉の《スキル》を持っていますから、書物を読み解いて最適解を導き出せるのです。座学における理解力においてリリンの右に出る者は、この《白翼騎士団》にはおりません」


 レティシアの回答を聞いて、ザルードはあからさまに表情を険しくした。


「やはり、ユーキは早々にほかの騎士団へと移したほうが良さそうですな。あんな小娘が座学の教鞭を取るなど……騎士への侮辱でしかない」


 吐き捨てるようなザルードの言葉に、レティシアは無感情に目を向けた。彼女を知る者なら、その感情を必死で堪えるような表情から、怒りの大きさを推し量れるのだが――生憎とザルードには、そのような機微を察することができなかった。
 視線を尊大な態度で受けるザルードに、レティシアは挑むように告げた。


「わたくしとて、このハイント領の領主、ベリット・ハイントの妹です。騎士のなんたるかは、理解しているつもりです。それに御言葉を返すようですが、リリアーンナは我が《白翼騎士団》の正騎士です。侮辱などという言葉は、取り下げて頂きたい」


「う――く。どうやら、少し言い過ぎたようだ」


 ザルードは僅かに頭を下げるような仕草をしたが、謝罪の言葉は口にしなかった。
 騎士としての自尊心プライドが、騎士団長とはいえ年下の娘に屈するなど許さない――そんな態度が、表情に表れていた。
 レティシアはそのことについて、特になにも思わなかった。ザルードよりも辛辣で容赦の無い言動など、これまで何度も体験してきた。
 ザルードから目を逸らしたレティシアは、それとは別のことを考えていた。


(……わたしもまだまだ、修練が足りないな)


 怒りに任せて、兄であるベリット男爵の地位を利用してしまった。レティシアは権力を盾に、意見を通すことを毛嫌いしているつもりだった。
 しかし、知らぬあいだに権力者の娘ということが、身体に染みついていたようだ。
 冷静になったつもりでも、感情が抑えられなくなったときなどに、昔の悪癖が出てきてしまう。


(こんなとき、セラが居てくれたらな)


 つい最近まで騎士団の副団長をしてくれていた、世話焼きな友人だ。
 今は好いた男――こちらもレティシアの友人だが――の側にいたいという彼女の願望を、少し違う形で叶えている。
 喜ばしいことではあるが、同時に寂しさもある。今の騎士団に、レティシアが気楽に頼ることのできる人材はいない。
 一人で考え、そして一人で決めなければならないのは、年若いレティシアにとって重責でしかない。


(……余裕があれば、セラに相談したいところだが)


 そう考えたところで、ふと今日の光景が頭を過ぎった。
 セラの母親は、よく夫に甘えていたらしい。それは子どもたちの前でも変わらず、セラが訓練兵として王都に出たあとも続いているらしい。
 だからセラは心のどこかで、そうした夫婦像を描いていたのだろう。
 甘えるような素振りでランドに寄り添う姿は、セラから聞いていた彼女の母親像そのままだ。
 そんなところに、自分が相談ごとをしに行っていいものだろうか。
 レティシアが悩んでいると、横から声をかけられた。


「レティシア団長、如何成されましたかな?」


 我に返ったレティシアが振り返ると、怪訝そうなルシードの顔があった。
 無意識に長考していたらしいと気付くと、小さく首を振った。


「これは申し訳御座いません。少し……その、これから案内する場所のことを考えておりました」


 そういって長考の理由を誤魔化してから、レティシアは食堂内を見回した。
 そんなとき、キャットが出入り口から食堂に入ってきた。レティシアは小さくキャットを手招きすると、ルシードに目を向けた。


「剣技の訓練場の案内は、彼女が致します。キャット――宜しく頼む」


「え? あたし――いえ、はい。わかりました」


 少し戸惑いながらも、キャットは軽い敬礼をしてから、ルシードを案内していった。
 キャットも最近は、親しくなった男性がいるようだ。恋人なんかではない――とキャットは言っていたが、これまでの彼女の言動からすれば、かなり大きな変化だ。
 恋愛沙汰とは縁の遠いと思っていた二人が、最初にそっちに走るとは。
 キャットにルシードを案内させたのは、考える時間が欲しかったからだ。そしてレティシアが最初に考えたのは――。


(まったく……これもみんな、ランドのせいだ)


 瑠胡と恋仲になったランドに、周囲が感化されている――そんな、旧友への八つ当たりだった。

-----------------------------------------------------------------------------------
本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

一日の震災に見舞われた方々におかれましては、お見舞い申し上げます。

今回、あまり本編について書くことはないのですが。

二日は予定通りな一日で、夜も17時には帰宅してました。ただ、酒が入っていたので、流石に本編を書くのは……あとの誤記祭りが怖いので、できませんでした。

普段、本編からを書いていると、お酒って飲む余裕がありません。基本、あまり強くないですし……吐きながら書くとか、意識が混濁しなから書くとか、そういうレベルになります。
使っているPCがゲ○臭くなるのは……ちょっと勘弁したいといころです。

少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

次回もよろしくお願いします!
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

追放された最強賢者は悠々自適に暮らしたい

桐山じゃろ
ファンタジー
魔王討伐を成し遂げた魔法使いのエレルは、勇者たちに裏切られて暗殺されかけるも、さくっと逃げおおせる。魔法レベル1のエレルだが、その魔法と魔力は単独で魔王を倒せるほど強力なものだったのだ。幼い頃には親に売られ、どこへ行っても「貧民出身」「魔法レベル1」と虐げられてきたエレルは、人間という生き物に嫌気が差した。「もう人間と関わるのは面倒だ」。森で一人でひっそり暮らそうとしたエレルだったが、成り行きで狐に絆され姫を助け、更には快適な生活のために行ったことが切っ掛けで、その他色々が勝手に集まってくる。その上、国がエレルのことを探し出そうとしている。果たしてエレルは思い描いた悠々自適な生活を手に入れることができるのか。※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています

【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~

柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」  テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。  この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。  誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。  しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。  その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。  だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。 「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」 「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」  これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語 2月28日HOTランキング9位! 3月1日HOTランキング6位! 本当にありがとうございます!

外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~

空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」 「何てことなの……」 「全く期待はずれだ」 私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。 このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。 そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。 だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。 そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。 そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど? 私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。 私は最高の仲間と最強を目指すから。

追放された回復術師は、なんでも『回復』できて万能でした

新緑あらた
ファンタジー
死闘の末、強敵の討伐クエストを達成した回復術師ヨシュアを待っていたのは、称賛の言葉ではなく、解雇通告だった。 「ヨシュア……てめえはクビだ」 ポーションを湯水のように使える最高位冒険者になった彼らは、今まで散々ポーションの代用品としてヨシュアを利用してきたのに、回復術師は不要だと考えて切り捨てることにしたのだ。 「ポーションの下位互換」とまで罵られて気落ちしていたヨシュアだったが、ブラックな労働をしいるあのパーティーから解放されて喜んでいる自分に気づく。 危機から救った辺境の地方領主の娘との出会いをきっかけに、彼の世界はどんどん広がっていく……。 一方、Sランク冒険者パーティーはクエストの未達成でどんどんランクを落としていく。 彼らは知らなかったのだ、ヨシュアが彼らの傷だけでなく、状態異常や武器の破損など、なんでも『回復』していたことを……。

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

魔法使いじゃなくて魔弓使いです

カタナヅキ
ファンタジー
※派手な攻撃魔法で敵を倒すより、矢に魔力を付与して戦う方が燃費が良いです 魔物に両親を殺された少年は森に暮らすエルフに拾われ、彼女に弟子入りして弓の技術を教わった。それから時が経過して少年は付与魔法と呼ばれる古代魔術を覚えると、弓の技術と組み合わせて「魔弓術」という戦術を編み出す。それを知ったエルフは少年に出て行くように伝える。 「お前はもう一人で生きていける。森から出て旅に出ろ」 「ええっ!?」 いきなり森から追い出された少年は当てもない旅に出ることになり、彼は師から教わった弓の技術と自分で覚えた魔法の力を頼りに生きていく。そして彼は外の世界に出て普通の人間の魔法使いの殆どは攻撃魔法で敵を殲滅するのが主流だと知る。 「攻撃魔法は派手で格好いいとは思うけど……無駄に魔力を使いすぎてる気がするな」 攻撃魔法は凄まじい威力を誇る反面に術者に大きな負担を与えるため、それを知ったレノは攻撃魔法よりも矢に魔力を付与して攻撃を行う方が燃費も良くて効率的に倒せる気がした――

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる

遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」 「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」 S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。 村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。 しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。 とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

処理中です...