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第一章
過去の精算
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「フウリンさん その腕を見込んでお願いが有ります。商人のケントの捕縛に協力して下さい。」
「あれ?ケントさんてそんなに強かった?」
「強いのはケントさんでは有りません、番頭のワンさんと、メイドのフリルさんです。
二人とも隊長以上の実力者です。
それに、息子さんも相当な腕だと聞いてます。
大人しく捕まってくれるとは思えません」
「わかりました。お付き合いしましょう。
但し、息子さんのロジャーは、悪事に加担してないはずですよ。
以前はいつも一緒に居ましたし、その時私を逃がしてくれたのも彼です。」
「戦闘になった時に、ロジャーさんがどう出るかを見ての判断でもいいですか」
「もちろんです」
ケント邸にはソーハさん他3人の兵隊さんと向かった。
「ケントさんはご在宅ですか?」
「警備隊の方が何の御用……フウリン!」
「ケントさんには、誘拐の容疑で逮捕状が出てます」
メイドのフリルが、魔力を上げるのを感じた。
「ここをお通しすることは出来ません」
「どうしてですか?」
「私が通さないと言ったら、通さないのです」
このままじゃソーハ副長が危険だと思った
「私が行くわ」
私が一歩踏み出すのが、開戦の合図になった。
「生意気な!坊っちゃんと遊んでた小娘が!」
魔力の乗ったキックが飛んできた。
私がそれを受け止めると、すかさずパンチが来る。
それを払い退けると、氷の塊が飛んできた。
後ろに人もいるので、身体強化で全部受け止めた。
「お前は何者!何で私の攻撃が通じない」
「私はフウリン。何者でもないわ。
あなたより私の方が強いから攻撃が通じないのよ。
これで質問には答えたわね。降参したら?」
「ふざけるな!」
私は向かってくる彼女に足払いをかけた。
フリルは倒れながらも回転して地面を蹴って、私との距離をとった。
「フウリン、強くなったわね。見直したよ。どう?又私の下で働かない?」
「部下の方が強くてもいいの?」
「腕っぷしだけが全てじゃ無いわよ、財力、知力、魅力、武力、それに環境、後は運が無いとね。
あなたに今有るのは武力だけよ」
「先輩、ご忠告ありがとう」
私は、フリルのアゴに飛び膝蹴りを決めた。
フリルは、この一発で沈んだ。
「ソーハさん、これでいいですか」
「もちろんだ」
ソーハさんの部下が彼女を拘束した。
私たちは、ケントさんの執務室に向かった。
「失礼します」言葉と同時にソーハさんがドアを開けた。
「ケントさん、あなたを誘拐容疑で逮捕します。」
「なんだお前らは。フリルはどうしたんだ。
警備隊長のベンは、このことを知ってるのか?」
「フリルさんは、ここに来るのに抵抗されたので、先程拘束しました。
隊長のベンは、誘拐犯との関係があり、捕縛されました。」
「なにぃー お前ら、いい気になるな。ワン!こいつらを片付けろ」
「………」
「おい、ワン! どうした?何故動かない?」
「ケントさん、もう終わりです。もう止めましょう」
「ワン どうしたんだ?戦え!」
「この人、私よりずっと強いですよ。戦わなくてもわかります。
私は、あなたに拾われてこれまできました。
それには感謝してます。
でも、もう悪いことは止めましょう。
私と、一緒にこれまでの罪を償いましょうケントさん。
坊っちゃんは、いい人ですよ。
安心して、後を任せましょう」
騒ぎを聞いて、ロジャーがやって来た。
「父さん、ごめんなさい。
ぼくはこうなる予感がしてたんだ、お願いします。罪をつぐなって下さい」
「お前らみんな何を言いだすんだ。俺がどれだけ苦労してここまで、来たと思ってるんだ。
ロジャー お前は自分の親を死刑台に送るのか?」
「親なら、親らしく正しい道を見せてくれよ。
この先もずっと、俺は人でなしの息子なのかよ」
すると、ケントさんの顔色が急に変わりだした。
「ハハハ 人でなしかぁ。
確かにな。
人じゃあねぇよ。
親らしくだと?何か勘違いしちゃあいないか?
俺様はお前の親なんかじゃ無い。魔族のゴンズだ。
恐れおののけ!皆殺しにしてやる」
ケントさんの体は、みるみるうちに魔物へと姿が変わった。
ゴンズは、大きく息を吸い込んだ。
しめた!
私が風魔法使いだってこと、知らないおバカさん
ゴンズの吸い込んだ空気をどんどん風魔法で膨らませた。
開いた口にどんどんと空気をぶち込んだ。
少しも吐き出させない。
吸う一方だ
胸はパンパン、目がとびだしてるみたいだ。
苦しくて、動く事も出来ないみたい。
魔力が手に集って何かする気だ!
その時
「旦那様のかたき」ワンさんが、ゴンズの腕を切り落した。
「ロジャー、ゴンズの核をやって!胸の真ん中よ」
ロジャーは腕に炎を纏わせて、ゴンズの胸に打ち込んだ。
盛大に空気がゴンズの胸から漏れ出して来る。
ロジャーは、構わずその手の中のものを握り潰した。
「うわぁー なぜだぁー、なぜこんな奴らにー」
ゴンズはいかにも悪者が言いそうな言葉とともに倒れた。
そして、ゴンズの姿は光となって消えて無くなった。
ケントさんの姿も、どこにも無かった。
「もう、ずっと前から、魔物が父に成りすましていたんだ
見抜けなかったぼくの責任だ」
「君のせいじゃないよ。魔物は心の弱い人を狙って取り憑くんだ。君の一撃は凄かった。お父さんも安心して天に召されただろう」
「警備隊の方、私が番頭として知る全てをお話しします。」
その頃、一方では
股間を斬り落とされた者たちが、市中引き回しになっていた。
「あれ?ケントさんてそんなに強かった?」
「強いのはケントさんでは有りません、番頭のワンさんと、メイドのフリルさんです。
二人とも隊長以上の実力者です。
それに、息子さんも相当な腕だと聞いてます。
大人しく捕まってくれるとは思えません」
「わかりました。お付き合いしましょう。
但し、息子さんのロジャーは、悪事に加担してないはずですよ。
以前はいつも一緒に居ましたし、その時私を逃がしてくれたのも彼です。」
「戦闘になった時に、ロジャーさんがどう出るかを見ての判断でもいいですか」
「もちろんです」
ケント邸にはソーハさん他3人の兵隊さんと向かった。
「ケントさんはご在宅ですか?」
「警備隊の方が何の御用……フウリン!」
「ケントさんには、誘拐の容疑で逮捕状が出てます」
メイドのフリルが、魔力を上げるのを感じた。
「ここをお通しすることは出来ません」
「どうしてですか?」
「私が通さないと言ったら、通さないのです」
このままじゃソーハ副長が危険だと思った
「私が行くわ」
私が一歩踏み出すのが、開戦の合図になった。
「生意気な!坊っちゃんと遊んでた小娘が!」
魔力の乗ったキックが飛んできた。
私がそれを受け止めると、すかさずパンチが来る。
それを払い退けると、氷の塊が飛んできた。
後ろに人もいるので、身体強化で全部受け止めた。
「お前は何者!何で私の攻撃が通じない」
「私はフウリン。何者でもないわ。
あなたより私の方が強いから攻撃が通じないのよ。
これで質問には答えたわね。降参したら?」
「ふざけるな!」
私は向かってくる彼女に足払いをかけた。
フリルは倒れながらも回転して地面を蹴って、私との距離をとった。
「フウリン、強くなったわね。見直したよ。どう?又私の下で働かない?」
「部下の方が強くてもいいの?」
「腕っぷしだけが全てじゃ無いわよ、財力、知力、魅力、武力、それに環境、後は運が無いとね。
あなたに今有るのは武力だけよ」
「先輩、ご忠告ありがとう」
私は、フリルのアゴに飛び膝蹴りを決めた。
フリルは、この一発で沈んだ。
「ソーハさん、これでいいですか」
「もちろんだ」
ソーハさんの部下が彼女を拘束した。
私たちは、ケントさんの執務室に向かった。
「失礼します」言葉と同時にソーハさんがドアを開けた。
「ケントさん、あなたを誘拐容疑で逮捕します。」
「なんだお前らは。フリルはどうしたんだ。
警備隊長のベンは、このことを知ってるのか?」
「フリルさんは、ここに来るのに抵抗されたので、先程拘束しました。
隊長のベンは、誘拐犯との関係があり、捕縛されました。」
「なにぃー お前ら、いい気になるな。ワン!こいつらを片付けろ」
「………」
「おい、ワン! どうした?何故動かない?」
「ケントさん、もう終わりです。もう止めましょう」
「ワン どうしたんだ?戦え!」
「この人、私よりずっと強いですよ。戦わなくてもわかります。
私は、あなたに拾われてこれまできました。
それには感謝してます。
でも、もう悪いことは止めましょう。
私と、一緒にこれまでの罪を償いましょうケントさん。
坊っちゃんは、いい人ですよ。
安心して、後を任せましょう」
騒ぎを聞いて、ロジャーがやって来た。
「父さん、ごめんなさい。
ぼくはこうなる予感がしてたんだ、お願いします。罪をつぐなって下さい」
「お前らみんな何を言いだすんだ。俺がどれだけ苦労してここまで、来たと思ってるんだ。
ロジャー お前は自分の親を死刑台に送るのか?」
「親なら、親らしく正しい道を見せてくれよ。
この先もずっと、俺は人でなしの息子なのかよ」
すると、ケントさんの顔色が急に変わりだした。
「ハハハ 人でなしかぁ。
確かにな。
人じゃあねぇよ。
親らしくだと?何か勘違いしちゃあいないか?
俺様はお前の親なんかじゃ無い。魔族のゴンズだ。
恐れおののけ!皆殺しにしてやる」
ケントさんの体は、みるみるうちに魔物へと姿が変わった。
ゴンズは、大きく息を吸い込んだ。
しめた!
私が風魔法使いだってこと、知らないおバカさん
ゴンズの吸い込んだ空気をどんどん風魔法で膨らませた。
開いた口にどんどんと空気をぶち込んだ。
少しも吐き出させない。
吸う一方だ
胸はパンパン、目がとびだしてるみたいだ。
苦しくて、動く事も出来ないみたい。
魔力が手に集って何かする気だ!
その時
「旦那様のかたき」ワンさんが、ゴンズの腕を切り落した。
「ロジャー、ゴンズの核をやって!胸の真ん中よ」
ロジャーは腕に炎を纏わせて、ゴンズの胸に打ち込んだ。
盛大に空気がゴンズの胸から漏れ出して来る。
ロジャーは、構わずその手の中のものを握り潰した。
「うわぁー なぜだぁー、なぜこんな奴らにー」
ゴンズはいかにも悪者が言いそうな言葉とともに倒れた。
そして、ゴンズの姿は光となって消えて無くなった。
ケントさんの姿も、どこにも無かった。
「もう、ずっと前から、魔物が父に成りすましていたんだ
見抜けなかったぼくの責任だ」
「君のせいじゃないよ。魔物は心の弱い人を狙って取り憑くんだ。君の一撃は凄かった。お父さんも安心して天に召されただろう」
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